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宇宙

地表温度が約5℃と推測される太陽系外惑星候補が見つかる 17

ストーリー by hylom
超光速推進技術の開発が待たれる 部門より

Anonymous Coward曰く、

恒星との距離が地球-太陽間とほぼ同じで、地表温度は約5℃という惑星が発見された(EngadgetSlashdotSORAE)。

この惑星は「KOI-456.04」との名称で、「Kepler-160」という恒星を約378.4日周期で公転している。Kepler-160ではすでに2つの惑星が見つかっているが、その1つで公転周期にわずかな変化が確認されたため観測データを調査したところ、新たな惑星が存在する痕跡が見つかったという。

ただ、まだこの惑星の存在可能性は85%で、直接の観測はされていないという。さらに地球からKeplar-160までの距離は約3140光年とのことで、現在の技術では到達することは難しいと思われる。

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  • by YF19 (12943) on 2020年06月10日 12時27分 (#3830623) 日記

    この手の惑星の場合、たいていは主星が赤色矮星だったりして、生命には向いてない恒星系だったりするもんだけど、今回は主星も太陽に近いんだな。

  • 宇宙の広さを考えれば、「地球に似ている惑星=生命体が存在してる可能性がある」どころか、

    地球と殆ど変わらない環境の惑星があって、そこに脊椎動物の哺乳類の知的生命体がそんざいする「確率」は、
    100%と言っても良い。先にオチを書くと100%が正しいかどうか確かめようが無いから。

    つまらないことに全宇宙には同じ素粒子と同じ元素しかなくて、物理法則も同じ。
    条件が揃えば同じ無機物から有機物が生成されて、DNAを遺伝情報とした生物が生まれて、
    同じように進化する。

    「地球と全く同じ環境は無いじゃん」と言うかも知れないけど、
    宇宙はとんでもなく広いので、「地球と同じ星が無いわけないじゃん」と思う。
    元素だって高々100個ちょっとしか無いし、水が液体である温度も狭い。
    時間は何十億年とある。知的生命体が宇宙に存在するのは確かなんだから、
    こんな遠くの発見で喜んでも、虚しい。

    #その種族の耐油系の恒星ごと、恒星間旅行してくる、
    #寿命が1奥年くらいある種族が「どんぶらこーどんぶらこー」と来るかな。

  • by Anonymous Coward on 2020年06月10日 9時54分 (#3830549)

    と思えば、大気が有れば5度ぐらいになる「はず」という。
    っても地球と似た状況にある月を見れば、希望的観測に過ぎないことがわかる。

    • by Anonymous Coward

      ぜんぜん「発見」してないよな……なんだこれw

      • by Anonymous Coward

        何を言っているんですか、これまで見つかった過去全ての系外惑星も全て同じ手法で表面温度とか算出されたものですよ。
        太陽系外の惑星の温度なんて直接観測できるわけないじゃないですか。

        • by Anonymous Coward on 2020年06月10日 14時16分 (#3830692)

          >これまで見つかった過去全ての系外惑星も全て同じ手法で表面温度とか算出されたものですよ。

          全部は言いすぎ。
          ホットジュピターなんかは,IR測って黒体放射で近似して表面温度求めたり
          Astropys. J. 626, 523(2005)
          Nature, 434, 740(2005)
          Astrophys. J. 644, 560(2006)
          さらにはホットジュピターでの温度分布(緯度・経度に対する温度分布)をざっくり測ったり
          Nature, 447, 183(2007)
          昼の側と夜の側の温度差によって鉄蒸気のジェット→鉄の雨になるのを見つけたり
          Nature, 580, 597(2020)
          してるよ!
          (でも地球型惑星だとさすがにまだかな。原理的にはできる,って論文は見た気もするけど)

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          そもそも、まだ「存在可能性85%」ですからね(苦笑)

        • by Anonymous Coward

          何を言ってるんですかはおまえだよ
          実際に存在するかどうかすらわかってないのに「発見」もなにもないもんだって話だろうが

          • by Anonymous Coward

            膨大な観測データの中から惑星が存在する可能性を「発見」したんだよ。

    • by Anonymous Coward

      地球の1.9倍の直径というから大気はあるだろう。
      しかし金星のように温暖化しまくってる可能性もあるしな。

    • by Anonymous Coward

      まあ現状では、恒星の光度と惑星の軌道距離から推測するしかありませんからねぇ

  • by Anonymous Coward on 2020年06月10日 11時34分 (#3830606)

    あの人は縮地を使えなかったな。宇宙開発は停滞するしかないやろ。

  • by Anonymous Coward on 2020年06月10日 13時10分 (#3830651)

    TYPOがないと思って、よく見たらTYPOがあったが、元記事のTYPOだった。

  • by Anonymous Coward on 2020年06月10日 13時20分 (#3830656)

    昔は恒星(太陽以外)を示す時にはたいてい「〇〇座の~」と、その恒星が位置する
    星座を示すことで位置を説明することが多かったけど、最近はそのやり方はとらないのかな?
    こと座みたいな無生物系の星座ならいいけど、生物系、例えば蟹座の星に生物いるかもよー、
    とか言うとじゃあ蟹みたいな奴かな、とウルトラシリーズ的発想になるからかな?

    • 昔から星には「こと座の何番星」みたいな名前がついてた
      そういう普通に星表に載ってる星がニュースになるときは名前に正座が入るので、
      研究機関のリリースうぃ見たら星座がわかるから一般向けの報道でも星座が出てた

      最近のこの手のは目で見えるような星じゃなくてそういう系統だった名前が無く、
      宇宙望遠鏡が観測してその名前が付く(Kepler-160)からリリースを見ても報道機関にはパッと星座がわからないので出ない

      だけなんじゃないかな

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2020年06月10日 13時27分 (#3830666)

    地球型惑星になる条件としては、強い地磁気があることが必要
    金星や火星みたいに弱い地磁気だと、水が太陽風によって宇宙に流出してしまう

    岩石型惑星が強い地磁気を持つ条件は、液体金属の核と、ある程度以上の速度の自転が必須

    火星には液体金属の核が無く、金星にはある程度の速度の自転が無い

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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