木星の雷、液体の水が存在できない高度で発生する 22
ストーリー by headless
奥行 部門より
奥行 部門より
木星の雷がアンモニア水の雲により、これまで考えられていたよりも高い高度で発生することがNASAの木星探査機Junoの観測で判明したそうだ(ニュースリリース)。
木星の雷はVoyagerのミッションで1979年に初めて観測されて以来、地球の雷と同様に水が固体・液体・気体の3つの状態で同時に存在可能な温度条件(0℃付近)で発生すると考えられてきた。このような条件を満たすのは、木星を覆う雲の頂から45~65 km下になる。しかし、雲頂近くでフライバイしたJunoは、水の雲が存在する高度よりも25 km高い位置で発生する小ぶりで「奥行きの短い稲妻」(shallow-lightning)の観測に成功する。
この高度の温度は-88℃以下であり、純粋な水が液体で存在することはできない。そのため、上昇気流で吹き上げられた水の結晶(氷)にアンモニアが溶け込んで融点を下げ、アンモニア水溶液の雲が形成されるとみられる。ここでは落ちていくアンモニア水の粒と上昇してくる氷の粒が衝突し、雲に電荷が蓄積されていくことになる。地球上にアンモニア水の雲は存在しないため、驚くべき発見だったという。この発見についての研究成果はNatureに8月5日付で掲載された(論文アブストラクト)。
しかし、Junoのマイクロ波放射計は木星のほとんどの場所で大気中にアンモニアが存在しないことを確認しており、存在量の多い場所が移動していることも確認されているという。アンモニアのたまっている場所がどこかにあると考えられていたが、アンモニア水の雨だけでは説明がつかない。これについてJournal of Geophysical Research: Planetsに8月5日付で掲載された論文では、「みぞれ状のアンモニア水を核として外側を厚い氷の層が覆う雹」(mushball)が形成されるという説を提唱している(論文アブストラクト)。
mushballの核は3分の2が水、3分の1がアンモニアで構成されており、上昇するに従い氷が付着していく。上昇気流で支えられないほど大きくなると落下をはじめ、高度低下に伴って温度が上昇することで核が蒸発する。アンモニアはさらに沈み込んでいくため、Junoのマイクロ波放射計で測定できなくなるというわけだ。
木星の雷はVoyagerのミッションで1979年に初めて観測されて以来、地球の雷と同様に水が固体・液体・気体の3つの状態で同時に存在可能な温度条件(0℃付近)で発生すると考えられてきた。このような条件を満たすのは、木星を覆う雲の頂から45~65 km下になる。しかし、雲頂近くでフライバイしたJunoは、水の雲が存在する高度よりも25 km高い位置で発生する小ぶりで「奥行きの短い稲妻」(shallow-lightning)の観測に成功する。
この高度の温度は-88℃以下であり、純粋な水が液体で存在することはできない。そのため、上昇気流で吹き上げられた水の結晶(氷)にアンモニアが溶け込んで融点を下げ、アンモニア水溶液の雲が形成されるとみられる。ここでは落ちていくアンモニア水の粒と上昇してくる氷の粒が衝突し、雲に電荷が蓄積されていくことになる。地球上にアンモニア水の雲は存在しないため、驚くべき発見だったという。この発見についての研究成果はNatureに8月5日付で掲載された(論文アブストラクト)。
しかし、Junoのマイクロ波放射計は木星のほとんどの場所で大気中にアンモニアが存在しないことを確認しており、存在量の多い場所が移動していることも確認されているという。アンモニアのたまっている場所がどこかにあると考えられていたが、アンモニア水の雨だけでは説明がつかない。これについてJournal of Geophysical Research: Planetsに8月5日付で掲載された論文では、「みぞれ状のアンモニア水を核として外側を厚い氷の層が覆う雹」(mushball)が形成されるという説を提唱している(論文アブストラクト)。
mushballの核は3分の2が水、3分の1がアンモニアで構成されており、上昇するに従い氷が付着していく。上昇気流で支えられないほど大きくなると落下をはじめ、高度低下に伴って温度が上昇することで核が蒸発する。アンモニアはさらに沈み込んでいくため、Junoのマイクロ波放射計で測定できなくなるというわけだ。
木星で雷 (スコア:2)
嫁はん(Juno)が見に言って愛人(衛星)大量侍らせているのを見つかって逆ギレ。
液体 (スコア:1)
え?期待!
アンモニア水 (スコア:0, おもしろおかしい)
も~、くせーよ。
固体の火山灰でも雷は起こる (スコア:0, すばらしい洞察)
べつに液体である必要はない
冬に雪が降ってるときに雷が起こることもあるし
Re:固体の火山灰でも雷は起こる (スコア:1)
なぜかマイナスモデついているのがかわいそうなのでソース追加。
雷の発生は,積乱雲の中の氷晶の激しい昇降による荷電現象が原因とされており,一般的に-10~-20℃層に負電荷,その上層に正電荷が分布し,負電荷の下に局所的に正電荷があるという三極構造の場合が多い。中層の負電荷と下層の正電荷は強い降水域と対応し,上層の正電荷は氷晶により起こると考えられている。
https://kotobank.jp/word/%E9%9B%B7-46704 [kotobank.jp]
まあそれにしたって‐88℃付近(四捨五入して∹100℃)高度の雷は説明つかないのは同意だが、
素人なのでよくわからんが、天文学的には-10~-20℃も「(四捨五入して)0℃付近」かもしれん(桁数があっていたら「同じ」と思う人たちだし)
かみなりさま。 (スコア:0)
木製の雷様は、放尿で(ry
木星には太陽と同じように星間物質が流れ込んでいる (スコア:0)
木星の自転は10時間で相当早い。ガスをこのような高速で回転させる力は、木星大気が電離しているからだが、その動力は木星に流れ込んでいる星間物質による電流だろう。木星大気より上で起きる雷は、電流の一部が現われたもの。地球で言えば、スプライトやブルージェットに相当する。地球大気も電流で回転しているからだ。
Re: (スコア:0)
木星大気より上→雲より上
訂正
Re: (スコア:0)
何をどう間違えたらそんな珍説にたどり着くの?
Re: (スコア:0)
じゃあ、木星の自転速度はなんであんなに速いの?
説明してみて
Re:木星には太陽と同じように星間物質が流れ込んでいる (スコア:3)
ガス惑星のほうがでかいので取り込む角運動量も多い
ガスは軽いから同じ角運動量なら早く回る
固体部分は衛星との潮汐力で減速しやすい
などなど
むしろ星間電流とやらの理屈を説明してほしい
Re: (スコア:0)
だから、動力はなんなんだ?
まさか、慣性で回っていると思ってるのか?
気体に角運動量があるということは摩擦になるぞ。
星間物質は電離したプロトン、エレクトロンだから
入ってくればそのまま電流ということだ。
Re:木星には太陽と同じように星間物質が流れ込んでいる (スコア:2)
角運動量は保存されるんだぜ
そもそも今も収縮してるし
木星の発熱もある
自分がほしいのは星間物質が電離してる証拠なんだけと
ついでに電流が流れ込んでるならその電流はどこからきてんの?
Re: (スコア:0)
いつものプラズマ宇宙論の人じゃね?
Re:木星には太陽と同じように星間物質が流れ込んでいる (スコア:2)
そうやと思います
どういう趣向なんかなと
Re: (スコア:0)
星間物質って低温だから電離していないのでは?
星間物質は(電離していない)水素、ヘリウムとその他のゴミ(電離していない)ですよ。
木星付近にもプロトン(電離した水素原子)はありますが、主な供給源は太陽風だと思います。
Re: (スコア:0)
中心核が高速で回転しているからだろ
Re: (スコア:0)
いつもの電磁気力宇宙論の人でしょ。
陰謀論に染まってるから珍説にいきつく。
セーラージュピター=雷撃 (スコア:0)
は正しかったのだなあ。
Re:セーラージュピター=雷撃 (スコア:2)
雷神ゼウス(ジュピター)ではなくセラムンを出してくるセンス大好き
何色に見えるところ? (スコア:0)
アンモニアの濃淡や相の変化で色は変わらないのだろうか?
他の物質の色の変化の方が大きいのだろうか?
わかんないことだらけ
#赤はリンの濃淡らしい?