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アメリカ合衆国

中国が自然科学分野の論文数で米国を抜く。引用数の比率も米国に迫る 29

ストーリー by nagazou
人口が多いのはやはり強い 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

文科省科学技術・学術政策研究所の調査によると、中国が自然科学分野の論文数で米国を抜いて1位になったそうだ。米調査会社クラリベイト・アナリティクスのデータを元に分析したもので、3年間の平均から算出したものだという(日経新聞)。

それによると

中国の17年(16~18年の平均)の論文数は30万5927本。米国の28万1487本を上回り1位となった。3位はドイツで6万7041本。日本は6万4874本で前年と同じ4位だった。

論文の質についても米国に追いつきつつあるという。引用数上位10%の論文のシェアでは1位は依然として24.7%の米国だが、中国も22.0%にまで近づいている。すでに中国は研究開発費でも米国に追いつきつつあり、米中間の対立は化学分野でも激しくなるのではないかとしている。

  • {{コメントタイトル}}という仮想未来を/.Jに8年前に投稿したら
    /.J に聞け: 21 世紀の科学技術の公用語に、中国語はなるだろうか? [science.srad.jp]
    「ありえねーよボケカス科学における英語の優越知らんのかあほ」とスラド紳士の皆様に言われたのですが、

    米中対立の新冷戦、5Gネットワークは分離しそう、インターネット自体も「赤」と「アメ」で色分けされそうな、今では評価はどうでしょうか。
    まあそのうち英語で論文書く手間暇考えたら中国語(北京語)で書きだしますよ。どうせ検閲されているでしょうし

    #振り返ってみれば8年前でも中国共産党系の世界支配ってそこまででもなかったんだ。意外に思える今日この頃

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 6時28分 (#3870000)

    この手の論文は、どんなとんでも内容でも出すだけなら可能であります。
    また、論文の質について基準と使われることもある被引用数ですが、
    「自分で、または仲間同士で引用しまくる」
    ことも当然可能です。
    https://gigazine.net/news/20190821-extreme-self-citing-scientists/ [gigazine.net]

    原則、善意の研究者を前提とした指標でありますが、悪用も十分可能であるという面を
    とりあげられる機会はあまり内容です。本当の研究者は割と他人の(専門外の)論文には興味を
    持たないので。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      評価基準やランキングは,支配側が自分が勝てるようにルールを作りますからね(逆に日本みたいに独自のルールが作れないと埋没する).

      アメリカが論文や特許数で負けはじめると「引用数では駄目だ」「インパクトスコアは研究者の評価にならない」というまっとうな「正論」が増えてきますよ(そこに日本のアカデミズムは影も形もないのでしょうが).

      • by Anonymous Coward

        研究における「支配」って具体的に何?

        > 「引用数では駄目だ」「インパクトスコアは研究者の評価にならない」というまっとうな「正論」

        被引用数とかIFとかh-indexとかで研究あるいは研究者の質を測れると考えている研究者なんて皆無でしょう。でも今回の記事にあるような規模での統計だったらそれで十分なんじゃないの。これでわかるのは大雑把な研究の規模だったりするだけなのだから。

    • by Anonymous Coward

      仲間内で引用しまくるのなんてどこの国のどこの研究者もやってることですよ。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 6時39分 (#3870003)

    例えるなら証券アナリストの分析は、金融取引で儲けてる人にとっては役に立たない
    アナリストが本を100冊を出版して権威を振りかざしても、その数字に利益を生み出せる行為に繋がらないので意味がない
    予想の失敗や実験の再現不可能でも誰も責任とらないし、質の調査なんか誰にもできない
    無知の読者がすぐに内容を理解できるように数や引用数でしか調査できないし、それに意味はない

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      その論文を実践につなげられる奴が成功できるんじゃないの

      • by Anonymous Coward

        #3870000で指摘されてるように、その論文が本当に価値のあるものなのかが問題。

        昨今はハゲタカ論文(Predatory journal)なんていう、著者から出版費用を
        稼ぐためだけに存在する雑誌が山ほどあって、そういうところにもIFやISSNが
        ついてしまっており、一見しただけではそれが普通の雑誌かPJなのかは区別つきません。

        先進各国の研究者の中では、そういうところに論文を載せることは恥ずかしいこと、
        という自浄意識がまだ働いてますけど、それでもそういうところに載せる人はいます。
        そういう状況ですから、一切自重しない人がたくさんいるであろう中国他の
        国々で、単に論文数だけカウントしても意味がありません。

        • by Anonymous Coward

          > 先進各国の研究者の中では、そういうところに論文を載せることは恥ずかしいこと、
          > という自浄意識がまだ働いてますけど、

          これは「自浄意識」からくるものではないです。雑誌にはランクがあって、論文を載せた雑誌のランクが研究の評価につながると考えているからです。

    • by Anonymous Coward

      証券アナリストの分析は、だれの役にも立ってないんじゃないの?w

  • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 6時45分 (#3870005)

    動画配信その他で教育コストが順調に下がっていくとすれば、20年後くらいには論文数は各国の余剰労働力に、大まかに人口に比例するようになるのかな?
    それ以前に大概の研究活動が人間を介さずに行われるようになるか、国家に研究能力が従属するという価値観が消滅するか、論文というフォーマットが消滅するか(手軽でインクリメンタルなアップデートが可能な発表形式になるか)、それとも研究なんてやってる余裕が世界中から消え失せるかするかな。
    正直、特に革新的なことは起きずにこのままの傾向が継続する気がするけどね。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      もしそんな変化が将来起こるなら、数学のように紙と鉛筆、教科書だけで研究と教育が全部済んでしまう分野ではIT化を待たずに論文数が人口に比例するようになっていたのでは?

      • by Anonymous Coward

        どんな素晴らしい着想があっても、論文としてカウントされるためには博士くらいまで大学の課程を踏む必要があるからね。

    • by Anonymous Coward

      数日前にミャンマーだかバングラディッシュだかの大企業の話が日経?に出てた。
      製薬だので海外などにも輸出していて驚いた。

      難しいのはそうだろうができるのかも。
      そのうち、ナイジェリア、ブラジル、インドネシアだのから世界的大企業がでるかも。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 7時08分 (#3870009)

    著者は中国系だったりするからな
    永住している中国系アメリカ人の場合もあれば、いずれ本国に戻る中国人の場合もある
    日本でも中国人抜きには成り立たない研究所があって、そういうところは中国人が本国に呼び戻された
    東日本大震災の直後には機能が停止していた

    ここに返信
    • まぁ、アメリカだと、かなり前から理系の専門職=東アジア系かインド系が多いみたいなイメージが有った訳で。
      (ここ十数年のアメリカの映画で、医者・技術者・科学者に東アジア系・インド系が多いのは、その反映)

      インド・中国・韓国なんかからアメリカに留学する人がかなり多いのと、アメリカ国籍を持つ人の中でも、インド系・東アジア/東南アジア系の人達が子供の教育に金その他のリソースを惜しまない傾向が有るせいで、そうなった模様。

    • by you160 (1221) on 2020年08月14日 12時50分 (#3870153)

      ハゲタカではないちゃんとしたジャーナルでも,
      筆頭でも多いですが,共著者に必ず中国,韓国,インド系の研究者が入ってますね.

      あと,学会とかでも学生が英語がしゃべれる.
      英語教育法は日本とどう違うのか気になる.

      • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 14時21分 (#3870201)

        国際学会の件ですが,海外の大学をめぐっていると,日本では英語ができなくても研究できる.
        中国・韓国・インド・東南アジアでは,英語ができないと,研究の前にそもそも高等教育を受ける機会がない.
        なので,院生レベルでの英語に対する学習意欲や達成水準が異なるというのが大きな違いと感じました.

        ただ,個人的には,母国語で研究できる,教育を受ける機会があることは望ましいことなのですが,文科省も含めてあまり評価されないんですよね.

        • by Anonymous Coward

          > 日本では英語ができなくても研究できる

          どの分野ですか? 少なくとも(殆どの)理工系の学問ではないですよね。少なくとも論文での読み書きは基本的に英語なので、英語できないと研究なんてとてもできないと思いますけど。

          「英語ができる」というのが(研究レベルの)英会話を指すのであれば、それができないあるいは使う機会がない状況というのは、(英語ではない)母語話者との交流しかないわけで、それは(理工系の)殆どの分野がグローバルである以上、ディスカッションなどの情報交換の機会を単純に狭めているのであり、それは評価されるような状況とは程遠いでしょう

          • by Anonymous Coward

            学部生レベルの話です.

            > 学会とかでも学生が英語がしゃべれる.
            を受けた発言なので.

            • by Anonymous Coward

              #3870201 の3行目には「院生レベル」って書いてあるけど

    • by Anonymous Coward

      中国系アメリカ人と言っても、大人になってから移住して来て国籍を取った、ってのもいる一方、第二次世界大戦前からずっとアメリカ人です、なんてのもいるからね。一括りにして語るのは難しい。

      • by Anonymous Coward

        まあジョン万次郎の時代から中国人移民はいるからね。

  • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 10時35分 (#3870076)

    「アメリカは、国家ぐるみのハッキングで中国企業の機密情報を盗むような恥ずべき行為を直ちにやめよ」みたいな、
    声明を中国政府が出すようになるんだろうかw

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  • by Anonymous Coward on 2020年08月14日 12時03分 (#3870131)

    やっぱり金と人口がある国はすごいな。
    日本ももっと研究に投資すればいいのに。
    #人口は・・・国土面積を考えると無理だろうなあ

    ここに返信
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー

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