ロスコスモスCEOドミートリ・ロゴジン曰く、金星はロシアの惑星 32
ストーリー by headless
露星 部門より
露星 部門より
ロスコスモスCEOのドミートリ・ロゴジン氏が15日、金星探査再開への意欲を報道陣に語ったそうだ(TASSの記事、 CBS Newsの記事、 The Moscow Timesの記事、 SlashGearの記事)。
ロシアは米国と金星探査ミッション計画「Venera-D」の共同研究を進めているが、ロゴジン氏によれば単独での金星探査ミッションも検討しているそうだ。ロシアは金星をロシアの惑星だとみなしており、(探査計画で)出遅れることがあってはならないという。金星探査計画はロシア連邦政府の2021年~2030年の宇宙探査計画に含まれているとのこと。
生命の痕跡の可能性のある物質が大気中で発見されたとの論文で注目を浴びる金星だが、ロスコスモスでは実際に生命存在の証拠を見つけるには金星に着陸して探査を行う必要があるとの考えを示している(ロスコスモスのニュース記事)。
旧ソ連時代には1970年にVenera 7号が金星に軟着陸し、史上初めて地球以外の惑星に軟着陸した宇宙機となったのをはじめ、高温のため長時間の探査が困難な金星表面で127分にわたって活動したVenera 13号など、たびたび金星上に探査機を送り込んでいた。実際に金星への着陸に成功した宇宙機は旧ソ連のVeneraのみであり、米国が金星を「ソビエトの惑星」と呼んでいたそうだ。
ロシアは米国と金星探査ミッション計画「Venera-D」の共同研究を進めているが、ロゴジン氏によれば単独での金星探査ミッションも検討しているそうだ。ロシアは金星をロシアの惑星だとみなしており、(探査計画で)出遅れることがあってはならないという。金星探査計画はロシア連邦政府の2021年~2030年の宇宙探査計画に含まれているとのこと。
生命の痕跡の可能性のある物質が大気中で発見されたとの論文で注目を浴びる金星だが、ロスコスモスでは実際に生命存在の証拠を見つけるには金星に着陸して探査を行う必要があるとの考えを示している(ロスコスモスのニュース記事)。
旧ソ連時代には1970年にVenera 7号が金星に軟着陸し、史上初めて地球以外の惑星に軟着陸した宇宙機となったのをはじめ、高温のため長時間の探査が困難な金星表面で127分にわたって活動したVenera 13号など、たびたび金星上に探査機を送り込んでいた。実際に金星への着陸に成功した宇宙機は旧ソ連のVeneraのみであり、米国が金星を「ソビエトの惑星」と呼んでいたそうだ。