パスワードを忘れた? アカウント作成
14432078 story
国際宇宙ステーション

国際宇宙ステーション、スペースデブリ回避のため今年3回目のスケジュール外軌道上昇を実施 15

ストーリー by headless
上昇 部門より
国際宇宙ステーションは日本時間23日、スペースデブリ回避のために軌道上昇を実施した(NASAのブログ記事ロスコスモスのニュース記事ISS公式アカウントのツイート)。

軌道上昇が行われたのは日本時間23日6時19分。NASAとロシアの管制が協力してプログレス75(MS-14)補給船のエンジンを噴射し、接近していた未知のスペースデブリから安全な距離が保てる軌道まで上昇した。このスペースデブリは最接近する7時21分にISSとの距離が1.39km以内になると推定されていた。マヌーバー実施中、第63次長期滞在クルー3名は念のため帰還用のソユーズMS-16がドッキングしている場所に近いロシア側セグメントへの移動が指示された。ただしクルーに危険はなく、マヌーバー完了後は通常の活動に戻っている。ISSでは定期的に軌道再上昇を実施しているが、NASA長官のジム・ブライデンスタイン氏によればスペースデブリ回避のためにスケジュール外の軌道上昇を実施するのは今年に入って今回で3回目とのことだ(ブライデンスタイン氏のツイート)。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by morudesu_ua (38281) on 2020年09月26日 15時00分 (#3895588)
    ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのJonathan McDowell氏によれば
    避けたデブリは H-IIA 40号機の2段目のようですね。

    https://twitter.com/planet4589/status/1308555063690919936 [twitter.com]
    • by Anonymous Coward

      これって、いつかは大気圏で燃えるんですかね?
      あと他のとこのロケットは残骸残さないようにしてるのか、ご存知ですか?

      • by morudesu_ua (38281) on 2020年09月27日 5時37分 (#3895829)
        #3895698 さんがおっしゃるように、いつかは落ちてきて燃えます。

        役目を終えたロケットをわざと大気圏で燃やす制御をするというのは、
        残念ながら聞いたことがありません。
        おそらく、どこもやってないでしょうね。
        その機能のぶんだけ、お値段が高くなっちゃいますからね。
        親コメント
        • by tmiura (6268) on 2020年09月27日 18時19分 (#3896000) 日記

          一般に、ロケットの最終段は衛星と同じ速度を持っているので意図して落とすには逆推進が必要なんですよね。

          H-IIBで技術開発として第2段の制御落下をやっていたようです。
          でも、機体が健全であるとか落とす先の安全性とか条件があったようです。

          H-IIAでは第2段の再再着火機能は衛星を高い軌道へ投入するのに使っているようで、制御落下はやらなかったようですね。

          親コメント
          • by morudesu_ua (38281) on 2020年09月27日 18時48分 (#3896012)
            おお、実験されたことがあるのですね。
            寡聞にして知りませんでした。

            そうなんですよね、
            ペイロードを分離した後もスピンしないようにだとか、
            万が一を考慮して公海上で落とすようにするために
            そのポイントまで制御し続ける必要があったりとか、
            しかも、それらをどの打上げ軌道でも可能にするなど
            実運用できるまでには様々な壁がありますね。
            親コメント
          • by Anonymous Coward

            もとACですけど、一応研究はしてるんですね。

            全く他分野のものですけど、将来のためにも、何かしらの解決策が見つかればいいなと思います。

      • by Anonymous Coward

        ISSの居るあたりの高度だと、ちょっとだけ大気があるのでそのうち落ちてきますよ
        そのためISSも時々高度を上げるためブーストしています
        # そのうちが問題

  • by Anonymous Coward on 2020年09月26日 14時40分 (#3895579)

    将来的には、衛星コンステレーションが増えて、
    低軌道に数千・数万の衛星が打ち上げられるのでは?

    そのときはもっと回数が増えそう

  • by Anonymous Coward on 2020年09月27日 9時59分 (#3895854)

    相対速度にもよるだろうけど、重りをひっかけるなりして早く落とすとかの
    対策はとれないもんなのかな。

    • by Anonymous Coward

      網を絡めて速度落とす作戦はそろそろ実用化されそう
      コスト的な問題があるから実施するかは別問題なんだろうけど

      2018 スペースデブリを軌道上で網が捉えた驚きの映像。英小型衛星企業が実験成功
      https://news.yahoo.co.jp/byline/akiyamaayano/20180920-00097547/ [yahoo.co.jp]

      • by Anonymous Coward

        すげーなこれ。ホントにできるんだ…。
        まぁコストはヤバそうだけどw

  • by朝日新聞
    https://www.asahi.com/articles/ASN9S3FZCN9RUHBI035.html [asahi.com]

    朝日新聞にかかれば、日常的に起きている事象を使い恣意的な見出しを創作して日本sageするのは造作もないこと。

    • by Anonymous Coward

      スリルあふれるタイトルをつけるんですね

    • by Anonymous Coward

      1イベントでの破片の数だと、中国の衛星破壊実験がすごいですよね、2007,8年あたりの。

      国ごととか、人口あたりだとどこの国が多いのか気になる。

typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

読み込み中...