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2020年10月9日のサイエンス記事一覧(全2件)
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医療

皮膚上で新型コロナウイルスはインフルエンザの約5倍の時間生存できる。京都府立医科大学 33

ストーリー by nagazou
長生きです 部門より
京都府立医科大学の研究チームは、新型コロナウイルス(COVID-19)が、インフルエンザウイルスと比較した場合、皮膚の上で長時間生存できることが分かったと発表した(京都府立医科大学テレ東NEWS)。

チームは、法医解剖献体から採取した皮膚を用いて、皮膚表面上の評価モデルを構築したという。研究チームは、インフルエンザウイルスは1.8時間程度で不活化されるのに対して、新型コロナウイルスは9時間程度と、約5倍ほど長く生存し続けることができたとしている。

またステンレススチール・耐熱ガラス・プラスチック(ポリスチレン)の表面上での生存時間は、インフルエンザウイルスよりも8倍程度長く生存しており、安定性の高いウイルスであるとしている。インフルエンザウイルスと比べ、接触感染による感染拡大が起きやすいとしている。

同時に皮膚表面上に存在している新型コロナウイルスは、80%という濃度のエタノールを使用して15秒間の消毒すれば、完全に不活性化されるとも発表している。
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国際宇宙ステーション

Starlinerの有人テスト飛行ミッション、コマンダーが変更に 2

ストーリー by nagazou
家族愛ってやつだ 部門より
headless 曰く、

NASAは7日、ボーイングが国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送に向けて開発中のCST-100 Starlinerについて、初の有人テスト飛行に搭乗するクルー1名の変更を発表した(プレスリリースNASAのブログ記事The Vergeの記事SlashGearの記事)。

変更されるのはコマンダーで、搭乗予定だったボーイングのクリス・ファーガソン宇宙飛行士(PDF)に代わり、NASAのバリー「ブッチ」ウィルモア宇宙飛行士が搭乗することになった。2018年に発表された有人テスト飛行のクルーはファーガソン宇宙飛行士のほか、NASAのエリック・ボー宇宙飛行士ニコール・マン宇宙飛行士の3名だったが、ボー宇宙飛行士は健康上の理由で辞退し、NASAのエドワード・フィンク宇宙飛行士に代わっている。

ファーガソン宇宙飛行士はNASA時代にスペースシャトル計画最後のミッションを含む複数のスペースシャトルミッションでコマンダーを務め、退役後はボーイングでStarlinerプログラムを率いている。ファーガソン宇宙飛行士のツイートによると来年は家族にとって重要な時期であり、それを支えるために搭乗を辞退したのだという。ただし、Starlinerチームを離れるわけではなく、地上で計画成功に向けて働き続けるとのこと。

ウィルモア宇宙飛行士は2009年にスペースシャトル・アトランティス号のミッション(STS-129)でパイロットを務めたほか、2014年~2015年には第41/42次長期滞在クルーとしてISSに滞在したベテラン宇宙飛行士だ。スラドでは2018年、船外活動中のドリュー・フューステル宇宙飛行士に地上から的確な指示を出したことが話題になったが、同年7月にはStarlinerの有人テスト飛行唯一の予備クルーに選ばれて訓練を続けていたそうだ。今後はコマンダーの役割に特化した準備を行っていくとのことだ。

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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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