イギリス政府は17日、2030年までにガソリン車とディーゼル車の新規販売を禁止することを決めた(NHK、産経新聞、テレ東NEWS)。 当初の予定では2035年に禁止する予定だったが、電気自動車普及に力を入れるなどの理由から5年間早めた。ハイブリッド車についてはこれまでの計画通り、2035年に新規販売を禁止する方針。同国では来年11月に、国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が開催される。このためジョンソン政権では、環境政策を強化する方針を打ち出していた。
発電所どうするの (スコア:2)
今のままで電力が間に合わないけど、都市内に太陽光発電設置でまかなえるのかな?
主張を考えたら山林に発電所増やしまくるわけにもいかないし、火力も論外でしょうし。
原発増やすのかな?
まあどうせそこまで任期続かないから実現出来なくてかまわないのかもしれませんが。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:発電所どうするの (スコア:3)
日本の場合で計算すると、乗用車ぜんぶを電気自動車にしたとして、電力需要が1割増える計算。
https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/ev-and-fossil-fuel-power-station/ [evsmart.net]
それなりに大きいけど、20年30年かけて進む話です。
一方でイギリスは過去10年で、再生可能エネルギーの比率を1割未満から3割まで引き上げてます。
https://www.carbonbrief.org/analysis-uk-renewables-generate-more-elect... [carbonbrief.org]
原発も新設しようとしてますけど、そっちは費用がかさんだりしてトラブル続きのようで。
Re:発電所どうするの (スコア:1)
発電所は建設に時間が掛かるからそれはそれで大変だと思うけど、
配電網の方がラストワンマイル的な感じで作業負荷が大きいと思う。
特に地中埋設してると物理的空きとか熱容量とかから足りないとなったら、大工事になりそう。
駐車場とかにソーラーパネル置いて蓄電するしかない?
Re: (スコア:0)
電気自動車を購入する家はソーラーパネル施設もセットになるんじゃないですかね
そしてスマートグリッドの導入が前提条件になってくるかと
週末だけしか乗らないような家なら、昼間も自宅に車があるのでそのまま充電できて、家によってはそのまま夜間の電力に使える(けどバッテリー消耗が激しいか……)
ただ出勤に使うようだと昼間に家に車がないから、その分を蓄電して置く必要がある
電気自動車の充電って夜間に集中しそうなイメージがあるけど、太陽光発電とは相性悪いなーって思います
# オフィスや時間貸しの駐車場全てに充電施設の併設が義務化されたら、それでも解決するかな
Re: (スコア:0)
電線地中埋設礼賛者の落日か。
Re: (スコア:0)
でもあっちの天候を考えるとソーラーパネルも怪しいかと
Re: (スコア:0)
今ある車が10年後に一斉に電気自動車に置き換わるわけじゃないから、電力インフラの猶予はもうちょっとあるんじゃないの。
Re: (スコア:0)
木質ペレットな火力はOKっぽいですよ
Re: (スコア:0)
この手の話題になると、ソーラパネルで発電して云々って話が出てくるけど、ムリじゃないですかね。
発電量って1平方メートルで1日あたり4kWhくらいですから、10平方メートルで40kWh。
リーフe+のバッテリー容量が62kWh。
ソーラパネルが超効率化されて、設置場所もビルの壁面みたいな所に設置できるようにでもなれば別でしょうけど、現状は無理そうな感じ。
イギリスだと原発が多いから、そっちの電力を使えば良いだけか。
Re:発電所どうするの (スコア:4, 興味深い)
リーフe+のWLTCモード航続距離は458kmもあるからなあ。国土交通省の資料によると [mlit.go.jp]自家用車だと平均年間走行距離は10575km、事業用乗用車でも63113km。それぞれ一日あたり29km, 173kmだ。リーフe+のkWh/kmの数値から単純計算すると、それぞれ3.9kWh, 23.4kWh。なので、一日あたり40kWhも発電できるなら問題ないと思う。
ただ、問題はパネル価格と、イギリスは北海道並みに北にあるため発電量が更に減りそうな点だよねえ。イギリスのほぼ最南端にあるロンドンですら、年間の日射量は1000kWh/m2程度。 [contemporaryenergy.co.uk]一日あたりだと2.7kWh/m2だ。発電効率を15%とすると、たった0.4kWh/m2。先程のデータは水平な地面に対するものなので、パネルを斜めにすれば1.5倍ぐらいにはなるかもしれないけどそれでも0.6kWh/m2にすぎない。
この条件で、自家用車を太陽光発電パネルだけで充電するには6.5m2のパネルが必要。イギリスのパネル価格25m2あたり5500£らしい [cat.org.uk]ので、1£=137円とすると6.5m2のパネル価格は195万円。
EVの価格を400万とすると、これの充電に必要なパネル購入を義務付けた場合合計600万円と1.5倍に跳ね上がってしまう。ちょっときついね。
#日本での走行データは使えないんじゃないか、とか10年後のパネル価格を考えろ、とかいうのはあるけど。それは他の人にパスw
Re:発電所どうするの (スコア:2)
すべての車が太陽光だけで走るべき,と考えるとムリですが.
市中を走っている車の70%が,一日平均30km以下しか走っていない
という統計があります.
その分を補う目的,と考えれば,効果は大きいと思います.
Re:発電所どうするの (スコア:2)
そこをスマートに解決する方策が導入されていくわけで
Re:発電所どうするの (スコア:2)
風力もあるからな
余ってるときは水素を作る手もある
Re:発電所どうするの (スコア:1)
いくらでも増やせそうに見える、問題は送電網なのかな。
https://www.eurus-energy.com/project/project-us/423/ [eurus-energy.com]
発電機車 (スコア:1)
Re:発電機車 (スコア:1)
// 発電機と電池の2つが電源だから
Re: (スコア:0)
#名前的には「内燃機関-電池-駆動部を直列(sereis)につないでいるから」と言った方がより正確なのではと思いたり
Re:発電機車 (スコア:1)
しまった!! (スコア:0)
「発電機」というだけでは燃料電池とかも発電装置に含まれるため、
単純ハイブリッド(と言われる分類)にはくくれないというのも付け加えるの忘れてた
内燃機関がCO2出さなければいいというのなら水素エンジンもあるし、
「CO2排出実質ゼロ!(某業界っぽく)」って謳うならバイオフューエルとかもある
なお、NOxは軽油よりめちゃくちゃひどい模様。
#バナナの皮やビール、空き缶をエネルギー源にできる常温核融合炉はまだか
Re:しまった!! (スコア:1)
どら焼きを燃料にできるあのロボはもしかして核融合で動いているのだろうか
電池と発電所 (スコア:1)
ネックは電池と発電所
高性能な個体電池と、安全な新型原発
両方とも日本発で席巻してJAPANパワーふたたび
…にはならんだろうなぁ
HV/PHVへの移行推進 (スコア:0)
ガソリン車禁止と聞くとドラスティックに思えるが、短期的に見れば何のことはないHV/PHVへの移行推進ではないか
Re:HV/PHVへの移行推進 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
念頭にあるのは乗用車だけなのかね?
大型のトラックがどうなるか気になる。
Re:HV/PHVへの移行推進 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
HV車もやがて販売禁止になるからEV車への移行推進でしょ。
株主構成的に純粋なイギリス車は存在しないとはいえ、自国メーカーを滅ぼしてまで推進する気なのかね。
Re: (スコア:0)
2035年にガソリンの使用を禁止するのが元で、ガソリンエンジンだけの車が前倒しになっただけのこと。
ハイブリッド車は2035年に終了することに違いはない。
トップギアでのコメントが聞きたい (スコア:0)
例の三人組がAmazonに抜けてからどうなってるのか知らないけど、
似たようなテイストでやってるならどうコメントするかな?
もちろんジェレミーのおっさんのコメントも聞きたい(想像はつくけど)
Re: (スコア:0)
How hard can it be?→Ambitious but rubbishの流れだろw。
置換の目処は? (スコア:0)
航続距離とか補給に必要な時間とか補給スタンドインフラとか、
電気自動車も燃料電池自動車も全然追いつけてないと思うのだけど……
代替が無くても即座に廃止する必要がある程明瞭に切迫している訳でも無いだろうし……
何考えてこんな決定をしたのだろうか。
Re: (スコア:0)
ある程度、強引に進めないと電気自動車の普及なんて無理だからでしょうね。
本当に普及させるには、電気自動車に必要な電力の確保とか、今までローリーで輸送していたガソリンに変わって、必要な電力を電線で送れるような
インフラの整備とか、パトカーとか救急車みたいに公共性の高い車はどうすんのとか
問題山積みですけど。
Re: (スコア:0)
電気自動車って稼働率が高いものほど相性が悪いので、
ロジスティック関係のものは莫大な補助金で稼働率を大幅に下げない限り不可能。
なんでまずは今回はトラックの類は除外なんじゃないでしょうかね。
一番のしわ寄せはバンを使用する中小規模の宅配便業者かな。
消防車の稼働率はそれほどでもなさそうだけど(まあ場所によるとは思うが)パトカーや救急車はどうなんでしょうかね。
特にパトカー、映画とかでよく見る「体当たり」を想定するとそこそこ容量がある電池のっけた箱って
ガソリン車と比較にならんくらい危険なんだけど、そのあたりもどうなるんでしょうかね。
Re:置換の目処は? (スコア:1)
>水素燃料使う限り、FCは現実的になり得ないと思うんだ。
何故? そこがわからんから何とも言えん。
現状、ガスやガソリンの生成過程で水素が扱いに困るくらい大量にできててその活用先として有効だし、
蓄電設備として個体バッテリはコストと原料と保安の問題が残ってるんで、「エネルギー(保管)源の多様化」という意味で、
今後再生可能エネルギーを推進していく上でも現実的な有望株扱いよ?
Re:置換の目処は? (スコア:1)
あー、前提からド勘違いしてますね。
化石燃料からのCO2排出削減は、温暖化防止という意味ではエコですが、
エネルギー効率という意味では全くエコじゃないです。最初からそこのエコは無視してます、意図的に。
ここで目指す「エコ」とは循環系構成による環境保全で、そのために手間暇かけましょう=効率を悪化させましょうということなんです。リサイクルなんですよ、簡単に言えば。
水素による燃料電池は様々な場面で電力を消費し効率が落ちますが、そのすべてが再生可能エネルギーで補えれば、それはCO2排出削減という意味では大成功です。
#資源的にもエコとなる
何度も書きますが燃料電池も個体バッテリも固有の問題があってそれだけに頼るってのは危険すぎるんです。
もっと言えば純粋なEVのみに頼るってこと自体高リスクなんですが、環境利権がブン回って止められない以上、その上での現実を模索するしかないって状況です。
水素ステーションは「鶏が先か卵が先か」理論の話なんで、不毛な水掛け論なんでやめときます。
ただ、ロジスティック関連に限れば投資の集中と見積もりが非常にしやすいので、国も補助金を入れやすいでしょう。世界的に「ロジスティック車両は燃料電池が本命だよね」と言われる理由の一つです。
充填速度についてはほかの方が言ってるので、まあ「何見ていってんの?」としか。
ちなみにメルセデスベンツのGLC F-CELLも3分程度で充填できるそうですよ。 [motor-fan.jp]
そりゃまあ、車入って、店員に充填頼んで、蓋開けて、充填して、蓋閉めて、お金払って、エンジンかけて出ていく~まですれば1台当たり10分程度かかるかもね。
Re: (スコア:0)
環境政策なら日本だってやってる。
ポッポがCO2排出量半減を宣言してるんだから。
Re: (スコア:0)
こういうのって、自国産業を育てるための世界への影響力というか政治力が効くからね。
日本はそこんとこ弱い気がする。
Re: (スコア:0)
単刀直入に外交が下手ってことですね。
Re: (スコア:0)
環境にいいぞ、だから補助金も出して国の産業を育てるぞ、
自国の基準が世界のデファクトスタンダードで自国以外が主導するのは許さん、
他の国も我に倣え、が、ソフトにうま〜く出来るようにならないとダメかな
Re: (スコア:0)
発展途上国ではまだまだ内燃機関主流だろ。
Re: (スコア:0)
トラックなんかの物流系は当分内燃機関じゃないですかね。あと重機とか軍用車。
船とか、建築現場で使う発電機とか、農業機器なんかも当分は内燃機関だと思います。
Re: (スコア:0)
ト○タ社内:ハブリッドシステム開発の影で過労死していった仲間たちに顔向けできませんとか。
そして、中国メーカー軍団に特攻して墜落。
#なお「仲間」に下請けの従業員は含まれてない模様
Re: (スコア:0)
日本が負けたことにしたらそんなに嬉しいの?
批判オナニーは別でやってくれませんかね。
内燃機関の売り先がイギリスだけだなんて、そんな狭い視野で暮らせるならむしろめでたいとしか。
Re: (スコア:0)
いやそれで円高が是正されない事こそが問題。
Re:ジャップまた敗北 (スコア:2)
経常収支の赤字を積み重ねれば円安になるよw
Re: (スコア:0)
マジレスすると、その話は単に日本の自動車メーカーの願望にすぎない。
自動車が純EVになると、内部構造が根本的に変わる。メカは内燃機関車に比べシンプルになり、変わってエレクトロニクスやソフトウェアの重要になるけど、1970年代から1980年代に純ハードウェアで大成功した時の考えややり方、しがらみと言ったものに縛られてる日本企業は、なかなかそういう時代に適応できなくて、そういう体制ではハイブリッドシステムを作るぐらいがやっと。(技術力というより社内合意の面で)
だから、少しでもハイブリッドシステムで内燃機関に少しでも延命して欲しいのが本音。
後は、ボディとかでどのぐらい優位性を保てるのかな。
正直、今のまま変われないなら、2030年代には、日本の自動車業界は、日本のエレクトロニクス以上に没落して相当な苦境では済まず、トヨタが中国企業のブランドになってるかもね。
Re:ジャップまた敗北 (スコア:2)
夢がないのう
やるべきじゃない (スコア:1)
CO2排出を考えるの現状の技術ではガソリンのハイブリッド(もっと言えばTHSⅡ)が最適解で、
今現在の早急なBEV推進は経済的にも資源的にも悪手の部類。
BEV推進はディーゼルエンジンのイメージ悪化でにっちもさっちもいかなくなった欧州圏と、
BEVなら世界シェアを狙えると考えた中国経済圏と、環境利権が手を組んだ結果。
地球を滅ぼさんとしてるのは頭の悪いBEV推進派。つまりお前。
地球を壊滅さるなと言うならば…もう言わなくてもわかるな?
Re:日本でもやるべき (スコア:2)
民主党政権が倒れたのは、そんなことがおもな理由ではなかったやろ。
証拠になってない。
# 言いたいことはわかるが。
Re:枠を作る国 (スコア:2)
日本もアジアで同じようにやればいいんだけど、外交力が足りてないのでこの有様
Re:枠を作る国 (スコア:1)
JR東日本はSuicaの時、これでかなり煮え湯を飲まされてますね。一応当時政府出資会社だったので、国際入札やら国際規格やらの縛りがあって、危うく(日本のラッシュには到底対応できない)欧州規格カードや、その絡みでゾーン制運賃を受け入れさせられる所だったし。
で、結局JR東日本はSuicaの構成技術を要素毎にバラして別件でこっそり国際標準化した上で、名目上それらをインテグレーションする形をとって切り抜けたそうで。