中国・長征5号Bのコアステージ、5月8日に再突入へ。米ロが追跡中 74
ストーリー by nagazou
自由に落下 部門より
自由に落下 部門より
KAMUI 曰く、
中国が自前の宇宙ステーションのコアモジュール打ち上げを実施したのはつい先日のことだが、アメリカ宇宙軍・第18宇宙管制隊のニュースリリースによると、打ち上げに使用したロケット・長征5号Bが5月8日にも地球に再突入するとのこと。CNNの記事も参考にどうぞ。
現在、長征5号Bは制御されていない状態で、米軍が追跡を行なっているが、速度が速いことから正確な再突入ポイントなどは数時間前まで確定しないとのこと。なお、長征5号Bは約1年前に初打ち上げされたが、その際には部品の一部が地上に落下している。
soraeの記事によると、ロシアのRoscosmosも長征5号Bコアステージを追跡しているという。ロスコスモスの4日の予測では日本時間5月8日10時~5月10日5時頃に大気圏に再突入する見込みとしている。米Aerospace Corporationも落下予測を発表しているそうで、先の記事によると5月5日15時時点では落下のタイミングは、日本時間5月9日13時37分の前後28時間で、落下予想地点はメキシコ西方の太平洋上だとしている。ズレた場合でも太平洋、大西洋、インド洋の洋上になる可能性が高いとしている(sorae、Roscosmos)。