4月26日の札幌市を中心に報告が相次いだ謎の爆発音の正体に疑問 24
ストーリー by nagazou
謎 部門より
謎 部門より
2021年4月26日午後8時に、北海道札幌市などで謎の爆発音の報告が複数あったと報じられていた(ANNnewsCH[動画]、北海道ニュースUHB[動画])。落下直後の報道では、地震計では衝撃波が観測されていたことから、京都大学防災研究所の山田真澄氏は隕石の可能性が高いと指摘していた。しかし、人口の多い都市部であるにも関わらず、隕石と見られる火球などの目撃例がないという。別の可能性を指摘する声も出ていたことから、北海道文化放送が専門家などの意見を聞いて調査したという(北海道文化放送)。
ソニックブームと言われる衝撃波が発生していることは確実とみられることから、出てきた説が戦闘機やミサイルの音速飛行。それもステルス機によるものではないかという意見。物体の移動経路の先端に近い積丹町では、飛行機みたいな、すごい音がしたとする声もあったという。
しかし、こうした意見に対して、防災研究所の山田氏は、2010年に観測された琵琶湖の隕石の衝撃波の波形と、今回の爆発音の波形が類似していると指摘、また人工の飛翔体ではこのような波形にならないと否定したという。内陸側の札幌や岩見沢では大きな音が聞こえたのに、海沿いではこうした証言が少ない理由に関しては、当時の地表の気温差により、音の伝わり方に影響が出たのではないかとしている。この記事でも隕石由来の光が見られなかったことには解決はついていないようだ。
ソニックブームと言われる衝撃波が発生していることは確実とみられることから、出てきた説が戦闘機やミサイルの音速飛行。それもステルス機によるものではないかという意見。物体の移動経路の先端に近い積丹町では、飛行機みたいな、すごい音がしたとする声もあったという。
しかし、こうした意見に対して、防災研究所の山田氏は、2010年に観測された琵琶湖の隕石の衝撃波の波形と、今回の爆発音の波形が類似していると指摘、また人工の飛翔体ではこのような波形にならないと否定したという。内陸側の札幌や岩見沢では大きな音が聞こえたのに、海沿いではこうした証言が少ない理由に関しては、当時の地表の気温差により、音の伝わり方に影響が出たのではないかとしている。この記事でも隕石由来の光が見られなかったことには解決はついていないようだ。