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地球

EU、可燃性ペレットを使うバイオマス電力を再エネから除外する方針 39

ストーリー by nagazou
薪ストーブの利用率高い国は厳しいだろうな 部門より
欧州連合(EU)の欧州委員会が、同地域における再生可能エネルギーの3分の2近くを占めるバイオマス発電に関して、再生可能エネルギーから除外する提案を検討しているという(日経新聞)。

規制の対象として検討されているのは、木材などの可燃性ペレットを使用するバイオマス電力。環境団体や専門家からは、原生林由来の木材を使用して燃焼時にCO2を排出している上に、森林によるCO2吸収の機能を低下させるとして批判が強まっているという。記事によれば、こうした発電方式はEUのバイオマス総発電量の約18%を占めているとのこと。

新たな規制案では、現行の発電容量20メガワットを超える発電施設での利用条件を5メガワットに引き下げることや、質の高い木材を発電原料として使用するのは、他の原料を使い切った場合に限定するなどの案があるという。一方で、バイオマス発電への依存度の高いフィンランドやスウェーデンは改正しないよう求めている模様。
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  • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 14時42分 (#4054932)

    成熟した森はCO2の吸収・排出量が釣り合っているのでマクロでのCO2吸収には寄与しない、
    植物を燃やす一方、正しく植林すればカーボンニュートラル、と思っていたが違うのか?
    もう何十年も前だが、北欧では成長の早い植物を栽培して火力発電に用いており、
    カーボンニュートラルで素晴らしいと思っていたが。

    生態系の維持という観点から反対するのならわかるけど、CO2排出の観点からだとワケワカ。
    リンク先は有料記事で詳細が読めないし、よくわからんな。

    • 同じこと思ったけど、

      もしかしたら高緯度における極相林では
      微生物による分解が光合成による吸収分を下回って泥炭が形成されていくから
      CO2固定に寄与しているのかもしれない。

      日本の環境(高温多湿)でなら原生林は伐って植えてまた伐ってした方が
      CO2固定の観点だけではいい。採算は知らん。

      --
      ともあれ、ヤードポンド法は滅ぶべきであると考える次第である
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      • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 17時15分 (#4055058)

        Wikipediaによると、木材腐朽菌の繁殖条件は

        湿度85%以上、木材含水率が20%以上、温度は20 - 30℃、高温多湿の環境を好み

        らしいんで、割と真面目に、極地で木を育てまくれば石炭までいけるのかもね。温度以外の条件クリアは木を育てるのに邪魔すぎるし。

        # 石炭ができるころには低温でリグニンを分解できるように進化してるかもしれないけど。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 15時09分 (#4054955)

      EU eyes tighter rules for ‘renewable’ biomass energy [euractiv.com]

      The aim is to protect delicate ecosystems like old growth forests and stop wood fit for other purposes, like making furniture, from ending up as pellets or chips burned to produce biomass energy.

      家具とかちゃんと他にも使い道がある木材まで可燃性ペレットに使ってしまうのを防ぐ、というのが目的のようです
      バイオエタノールのためにアメリカのコーンが値上がった、みたいなことを防ぎたいのかなと

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ひねくれ者なので、
        EUが自分たちに不利になるような条件改定をするわけはない、
        と思っていたんだけど、木材不足で困らないように、
        世界中を巻き込もうということか!?

        • by Anonymous Coward

          自分達で達成できない排ガス規制してズルしてたやん

        • by Anonymous Coward

          フランスの原発をかってちょ、っていうだけでは。

      • by Anonymous Coward

        家具にしたほうが儲かるなら家具にするだろう。
        燃料ペレットなんて、節目のない柾目の無垢材なんて一本から一枚しか取れない高付加価値の部分をとって
        合板に使える部分も取って付加価値がつかなくなって燃やすしか無いような残りでしょ。
        使いみち潰して林業の収入源減らして「森林守ったぞどや!」って顔が目に浮かぶわ。

        • by Anonymous Coward

          本来はそういった家具に使えない端材の処理として燃料ペレットがあったのですが、
          再生可能エネルギー向けの需要が強くて伐採の余剰としてではなく燃料ペレットのために伐採してしまっている、という現状があるのでしょう
          燃やしてタービンで発電する関係上、火力発電と同じで融通が効き、他の再生可能エネルギーに比べて安定供給に向いているので

          逆にこれを封じると、いよいよ電力安定供給のための調整弁がなくなってしまうような
          水力が強い国はそれで対応できますが、そうでないところは巨大バッテリー網でも構築するのか、有り余る電力を常に供給するのか……

          • 「木製の家具を作らなければいけない理由」がいまいちわからんなぁ

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              じゃあ木と同等以上の性能のカーボンニュートラルな材料の例を挙げてください

              • 段ボールでも何でも好きなもの使えばよろしいんではないですか
                ケナフたりから作った合成樹脂とかのほうが良いかな?

                というか家具をカーボンニュートラルにするってのは燃料にするのを止めるほど大事か?
                量的に(家具一個はでかいが何年も使うでしょ)比較にならんような

                親コメント
            • by Anonymous Coward

              木製の家具は1つの例であって、重要なのは「端材としての利用はエコだが、燃料ペレットそのものを目的とした伐採はエコではない」ということです
              私は「結局伐採しているし欺瞞じゃないか」と思うのですが、EU はこの理屈で納得できるのでしょう

              • なるほど…
                「切って植えて燃やして」のサイクルが嫌だっていう感じなんですかね

                親コメント
              • 燃料ペレットに対してではなく、伐採サイズや全体量を規制すればいいのにねえ。
                つい最近も、なにかで似たようなことを感じたのだけど思い出せない…

                間伐しないと木が育たないってのはEUでは事情が違うのだろうか。
                なんだかマイ箸ブームの再来にしか見えない。

                親コメント
              • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 19時53分 (#4055164)

                どちらかというと過剰な栽培サイクルが出来上がるのが問題。
                現在のバイオマスの場合はパーム油が多いのだけど、栽培国であるインドネシアやマレーシアでは、泥炭湿地を破壊してパーム油を生産するのが無秩序に行われた結果、山火事が増えまくって二酸化炭素の産出量がかえって増えたというオチもあった。
                需要が上がると、無理やりな生産を行うケースが増えて、かえって環境破壊を招いてしまうからね。
                ちなみに、バイオマス発電でもパーム油を使う発電所は環境団体からやり玉に挙げられとるよ。

                親コメント
              • 何事もやりすぎはいかんということですかね
                過熱を止める程度の制約っていうならわかるけど
                すると「EU、可燃性ペレットを使うバイオマス電力を再エネから除外する方針」ってのは煽りですな

                親コメント
          • by Anonymous Coward

            燃料目的で木なんか切ったらさすがに効率悪そうだよな
            育つのにどれだけかかるんだよ
            消費速度>>生産速度になってしまっているのであればそこは絞ったほうがよさそうだけど、
            全部外すってのはちょっと違う気がするね

            • by Anonymous Coward

              紙を作るために木を切るのはサイクルとして定着してます。
              規模が変わるだけで出来なくはないかと。

              #竹を計画的に使えればエネルギー源になりそうです。

              • by Anonymous Coward

                できなくはないと思うけど木を植えるより竹や草のほうが良さそうじゃね?

    • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 18時30分 (#4055113)

      環境保護の名を借りた非関税障壁だから

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        排出権ビジネスとか、ですかね?

    • by Anonymous Coward

      同意。
      有機性廃棄物とか埋め立てるとメタン発生して温暖化悪化するから燃やした方がマシまである。

      でもおそらく、原生林を伐採した跡地を植林せず、農耕地や牧畜に使ったりしてんじゃないのかな。
      それなら怒られるのも分かるが…。
      あるいは、バイオマスでカーボンニュートラルにできるという考えが誤りだったと分かったとかか?

      いずれにせよ、エネルギー政策からみだと高度に政治的すぎて、何があってもおかしく無い気がする…。
      何が本当やら。

      • by Anonymous Coward

        林業が商売として成り立つ様な場所に原生林はもう残ってないと思います。
        製材時の端材や悲しい位安い値しかつかない間伐材の利用、そして製紙用並みに伐採計画の行き届いた森林も一律除外は政治の匂いしかしません。以前あった割り箸ヘイトをより政治的にした感じ。

        #前も書きましたが、一度紙にして燃やせば一本で二度美味しくていいと思うのですが。今は可燃ごみにするしかない油で汚れた等の質の悪い古紙も問題なく使えるし。

    • by Anonymous Coward

      木材を燃やします。木が百年かけて吸収した炭素が5分で放出されます。木を植えます。さっき5分で放出した炭素が百年かけて吸収されます。
      まあ木が遠くなるようなスパンで見れば釣り合ってる?でも原生林を伐採していいなら実績上釣り合わない気がする。

      • その理屈だと、最高なのは核分裂タイプの原子力だな。超新星爆発などの極短時間で作られたウランを何年もかけて分解する。
        #評価軸が間違ってる気がする

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          核融合・・・・
          ビッグバン後に短期間で生成された水素を赤色矮星だったら数兆年で消費

          • 核融合もアリかな~とは思ってたんだけど、陽子が電子を捕まえて水素原子になれる程度に宇宙の温度が下がる(宇宙の晴れ上がり)にはビッグバンから38万年もかかったらしいので、核分裂にしちゃった。

            親コメント
      • by Anonymous Coward

        100年も育てるとは思えないし5分で燃えるとも思えない
        劇的にしようとしすぎて煽りが嘘くさいレベルに達してると思う

        実際に一番効率よくしようと思ったら木よりは草竹になりそうだけど

      • by Anonymous Coward

        別に燃やさなくても枯死したら固定された炭素も放出されるし。
        木材にする価値もない木がよーく探さないと見つからないような樹齢100年の古木なんてありえないから考えるのは無駄だし。
        ただ燃やすだけなら20年くらいのが大量にあるので。

        • by Anonymous Coward

          枯死したら地層に固定されていずれ石炭になるので放出はされないな。
          原生林の伐採はカーボンニュートラルじゃないぞ。

          • by Anonymous Coward

            現在の森林が石炭になると考えているのなら,地学の教科書を読みなおしたらよいと思います.
            大抵は,かなりな低温環境以外では,菌に分解されてCO2になります.

            これだけ酸素濃度が上がってしまっては,新しく化石燃料ができる可能性はかなり下がっています.

  • by maia (16220) on 2021年06月21日 16時37分 (#4055029) 日記

    農法の工夫で農地の土壌に炭素固定が良策じゃないかと思っている。ソース [ruralnet.or.jp]は各種。炭素固定だけならね。エネルギー利用は知らん。炭素固定の何割かをペレット化できればいいのだが。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 14時50分 (#4054943)

    https://sustainablejapan.jp/2020/04/03/world-electricity-production/14138 [sustainablejapan.jp]
    を見るとスウェーデン、フィンランドはバイオマスが多くて、豊富な木材を燃やしているんだろうな、と思うが
    同じスカンジナビア半島のノルウェーは水力だけでほとんどまかなえてしまうという恵まれっぷり。
    さすがヨーロッパの富山県と呼ばれるだけのことはある

  • by Anonymous Coward on 2021年06月21日 19時07分 (#4055135)

    カーボンニュートラルというコンセプト自体そういう屁理屈で成り立ってるからね。
    バイオ燃料だってそうでしょ。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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