300年前の折り畳んだ手紙を開封せずに解読する技術 15
ストーリー by nagazou
開封通知なしで開封 部門より
開封通知なしで開封 部門より
元となる発表は3月に行われていたようだが、英ロンドン大や米マサチューセッツ工科大などの研究チームは、約300年前の「レターロッキング」という手法で保存されている手紙を読み取ることに成功したそうだ。レターロッキングは複雑な方法で折りたたんだり、一部を固定することにより、外部の人間が手紙の内容を見ていないかを確認する方法として用いられていたようだ(産経新聞)。
研究者たちは歯科医療に用いられるX線マイクロトモグラフィーを用いて封書をスキャン、複雑に折りたたまれた手紙を仮想的に展開することにより、内容を読み取ることに成功したとしている。ちなみに手紙は手紙は1697年に書かれたものだそうで、内容は一般市民の死亡通知に関するものだったとのこと。
hirari 曰く、
研究者たちは歯科医療に用いられるX線マイクロトモグラフィーを用いて封書をスキャン、複雑に折りたたまれた手紙を仮想的に展開することにより、内容を読み取ることに成功したとしている。ちなみに手紙は手紙は1697年に書かれたものだそうで、内容は一般市民の死亡通知に関するものだったとのこと。
hirari 曰く、
J.P.ホーガン「星を継ぐもの」のトライマグニスコープが現実に
信書開封罪 (スコア:1)
刑法133条に他人の信書を勝手に開封すんなよ、という罪があるんだけど、
これは「開封して中身を読むこと」ではなく、開封それ自体が犯罪なんだそうで、
開封せずに中身を読むことができればこの罪は成立しないらしい。
こういった技術は犯罪を回避するためにも使えるね。
# 信書開封罪(親告罪)とは別に郵便法に信書の秘密侵害罪(非親告罪)があるので念のため。
Re: (スコア:0, 既出)
信書開封は親告罪なので、発信者も受信者も死んでいる今回のケースは罪にならないわけですね。
良かった
Re: (スコア:0)
進駐軍は封書を開封して読んでましたがね。
進駐軍が検閲後再度封書を閉じるのに使ったのがセロハンテープで、これを機に日本に普及したとされる。
Re: (スコア:0)
進駐軍は日本の国内法に従う義務がないだろ
ORIGAMI (スコア:0)
西洋の折り紙って感じなんですかね
造形目的ではなく、書簡技術っぽいですが
# 兜折りで届いた果たし状は見なかったことにしました
教育 (スコア:0)
これで中二病満載の痛い手紙も解読されてしまうのか
小学校から教育が必要になるな
厨二病的解決法 (スコア:1)
書いた後、43回折りたためば月まで届くから簡単には解読できなくなるぞ
Re: (スコア:0)
こういう折りたたみ方、むしろ小学生女子がよくやってるイメージだが最近は違うんだろうか
開けばよい (スコア:0)
複雑に折りたたまれた手紙を仮想的に展開できたということは、展開するほう方法が分かったということなので普通に開けば良いのでは?
Re:開けばよい (スコア:1)
封蝋とかが壊れちゃうでしょ。開いてる手紙はそこら中にあるけど、開いてない手紙は受け取り拒否みたいな特別な理由で溜まってるもんだから、骨董としては非破壊が大前提だと思う。
Re: (スコア:0)
日本だと湿気や虫食いで板みたいに固まってしまってるものもよくある
修復すれば開けるが職人の手が足りないし、不可逆な工程をどうしても通る上に高価い
この手法が安価に使えるようになれば開けなくても内容だけは分かる文書が増えるので、研究に使える情報が格段に増える上に修復の方針も決めやすくなる筈
Re: (スコア:0)
未開封だから価値が上がるってのはいろいろあるでしょ?
Re: (スコア:0)
未開封だから価値が上がるんじゃない
未開封のを最初に開封するのが自分だからその行為に価値があるんだ
なにを
ニュートリノのコンパクトなセンサー (スコア:0)
高感度でコンパクトなニュートリノセンサーを発明したらそれだけでノーベル賞な
あ、コントローラブルなコンパクトなニュートリノ発生源もほしいな
ああ、小説オリジナルのトライマグニスコープはニュートリノ利用なんで
あああ、別にニュートリノ使わなくても読めたって話ね
ああああ、そうじゃない
あ
Re: (スコア:0)
ホーガンのアレって分解能も結構高かったような
あまり覚えてないけだ