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2021年7月14日のサイエンス記事一覧(全3件)
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ビジネス

宇宙旅客機 SpaceShipTwo、創業者のリチャード・ブランソン氏を乗せて宇宙飛行を達成 54

ストーリー by nagazou
成功オメ 部門より
英宇宙旅行会社の英ヴァージン・ギャラクティックは7月11日、「SpaceShipTwo VSS Unity(以下スペースシップ2)」の試験飛行を行った。日本時間の12日0時50分ごろには高度86キロに到達し、数分間の無重力飛行後に下降、滑走路に無事着陸することに成功した(Virgin GalacticCBS NEWS朝日新聞朝日新聞動画トラベルボイスロイターYahoo!ニュース個人)。

スペースシップ2は母機に吊り下げられて一定高度まで上昇し、そこから切り離されて内部のロケットエンジンで上昇するという空中発射型。今回の試験飛行では創業者のリチャード・ブランソン氏のほか6名が搭乗。ブランソン氏は試験飛行からの帰還後に宇宙旅行2席分が当たる懸賞を発表するなどのアピールを行った。7月20日にAmazon.comの創業者であるジェフ・ベゾス氏がBlue Origin初の有人飛行に参加する予定となっているが、ブランソン氏はこれに先んじた形で成功したということになる。
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テクノロジー

超重元素ドブニウムの化合物、電子を放出しやすいという金属的な性質を喪失 49

ストーリー by nagazou
判明 部門より
日本原子力研究開発機構(JAEA)によると、原子番号105番の重い金属元素「ドブニウム(Db)」は周期表から予想されていた金属的な性質を喪失していることが判明したそうだ。同機構はこの元素の化合物を揮発性を利用した化学分析を実施。その結果、ドブニウムは電子を放出しやすいという金属的な性質を喪失していることが分かったとのこと。ドブニウム化合物では、これまで周期表の予想から化学的性質にずれが生じていたことが判明したとしている(JAEAITmedia)。
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地球

カナダ西部の記録的熱波でムール貝が大量死。今年も猛暑による影響が世界各地で 50

ストーリー by nagazou
日本はこれからが本番 部門より
今年も世界各地で猛暑による影響が伝えられている。先日話題となったカナダ西部の記録的な猛暑により、同ブリティッシュ・コロンビア州では浜辺のムール貝やアサリが加熱調理されたように口を開いて大量死していることが報じられている。ブリティッシュ・コロンビア大学の調査によると、バンクーバー付近のセイリッシュ海沿岸では、水面の温度は51.7度に達していたそうで、熱波と干潮の影響で6月末に10億匹以上の生物が死亡した可能性があるされている(CNNニューズウィークテレ東BIZ)。

また米国のデスバレーでも7月9日に54.4度の気温を記録したそうだ。正式な記録として認められれば、世界の観測史上2番目の高温になるという。同地域では昨年8月も同様に全く同じ54.4度が記録されている(Yahoo!ニュース)。

気候変動による気温の上昇により、人の健康にもたらす影響も懸念されている。ロンドン大学は日本を含む世界43カ国732地点から得られたデータから1991年~2018年の期間、温暖化による気温上昇が要因で亡くなった人の数を算出したという。世界43カ国における熱中症の死者のうち37%が人為的な気候変動に影響されている可能性があるとしている(natureロンドン大学GIGAZINE)。

LARTH 曰く、

カナダ西部ブリティッシュコロンビア州を先週末に襲った記録的な熱波で、海岸のムール貝やアサリが大量死し、専門家らが危機感を示している。
バンクーバー中心街の気温は26日に37度、27日に37.5度、28日には38.6度を記録。海岸ではさらに気温が上がった。ハーリー教授が赤外線カメラで調べた水面の温度は51.7度にも達していた。

素の温度が高いと、60度ぐらいでのタンパク質の熱変性に達してほぼ即死でしょうか。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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