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テクノロジー

ドバイでドローンを使用した人工降雨。化学物質による影響はなし 73

ストーリー by nagazou
安心安全? 部門より
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで行われているドローンを使用した人工降雨が話題となっている。同国内では現在、気温は50℃に達することも多く、年間降水量も平均わずか78ミリメートルと少ない。このためUAEは天候を制御できるようにする人工降雨プロジェクトに1500万ドルの投資をしたという(TRFFOX 13[動画]ガラパイアGIZMODOSmart FLASH)。

このプロジェクトでは、ドローンを使って雲の中に電気的な刺激を与えることにより、雲の中の水滴が結合、降水するという仕組みであるという。降雨を誘発するプロセスとしては従来のヨウ化銀を使った人工降雨と大きな違いは無いが、ヨウ化銀の代わりにドローンから電気を流し込んで雲を温めるという郁美であるため、化学物質による汚染がない点も優れているという。試験では人工降雨に成功しており、同国の国立気象センターが公開している動画では、大雨が降っている様子が映し出されている(officialuaeweather[インスタ])。

LARTH 曰く、

ドローン搭載のバッテリーでここまで出来るってのは脅威ですね。

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  • by monyonyo (43060) on 2021年07月31日 5時33分 (#4081344)

    仕組み…ですかね。

    • by Anonymous Coward

      電気を流して雲を温めると雨が降る と言う謎理論なので、"仕組み"じゃなくて"郁美"なのかも
      せっかく上空で冷えて雲になってるのに、温めたら蒸発しちゃうじゃん。

      • by Anonymous Coward

        雲というのは細かい水滴の集まりで、細かすぎてなかなか落ちてこない。
        十分な量の水滴があれば熱を加えて空気の流れを作ることで水滴同士がくっついて雨粒になって落ちてくる。
        多少は蒸発するだろうけど、蒸発には大きな熱量が必要だからくっついて落ちてくる水滴の方がずっと多い。
        理屈としてはこんなもんだけど、こんなやり方よく思いつくなとは思う。

        • by Anonymous Coward on 2021年07月31日 15時56分 (#4081622)

          雲粒子に方向・位置によってプラマイ別の電荷を放射すると、プラマイの境目で雲粒子が電気力で凝集して、雪雨粒に成長し始めるって理屈では?

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            なるほど記事読み直したら放電じゃなく電荷(たぶん帯電粒子)の放出か。
            「電気を流し込んで雲を温める」で勘違いしてたわ

            • by Anonymous Coward

              凝集の核を放出する代わりに電荷を放出して、
              電荷による反発・誘引で凝集を起こすのか。
              電流だとヨウ化銀と同じと言われても腑に落ちなかったが、
              電荷で凝集起こすのならたしかに同じと言えそうだ。なるほどなぁ……

              • by Anonymous Coward

                温めるんじゃなくて、電荷で凝集起こすってなら理解はできる。
                ただ、ドローンごときの電力でこんなに雨降らせるほどの電荷を掛けられるのか?
                にわかには信じがたいんだが

      • by Anonymous Coward

        謎理論?

        暖かくした(湿った)空気・雲はさらに上昇する
        上昇したら気圧が下がって空気はさらに膨張する
        膨張したら温度が下がる
        温度が下がると空気中の水蒸気が凝結して水滴になる

        という雨雲のメカニズムそのものだぞ

        中学理科の学習
        https://science.005net.com/yoten/2_kumo.php [005net.com]

        • by goldenslamber (49013) on 2021年07月31日 23時55分 (#4081929)

          そのメカニズム自体は(概ね)正しいけど、ドローンが「雲を温め」たら雨が降ることの説明にはなってないですね。

          親コメント
        • by Myrrh (49275) on 2021年08月01日 8時47分 (#4082018)

          中学理科なのに考え方が間違ってますよ。それならむしろ雲を冷やさないといけない。今回のは静電気力で水の粒を凝集させる感じじゃないですかね。どちらかというと高校化学の凝析とか高校地理の三角州の成因とかに似てると思う。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      コミックパーティーのラスボス…ですかね。

      # 兄貴が郁美を雲に向かって放り投げる必殺アクアシャワー(混乱

    • by Anonymous Coward

      nagazouが妻の名前をこっそり紛れ込ませたんだろう

  • by Anonymous Coward on 2021年07月31日 8時02分 (#4081376)

    20世紀は国境付近の他国の石油を吸い上げることで戦争が起きることがあった。
    21世紀は成長して他国で雨を降らすはずだった雲から、水分を奪うことで戦争が起こる!

    • by Anonymous Coward

      水の取り合いとか石油の取り合いより前からあるんでは。

      • by Anonymous Coward

        雲の水分はなかったかと

        • by Anonymous Coward

          雨ごいの儀式をしたことを口実に攻められた国は聞いたことないしな

      • by Anonymous Coward

        なんたってRivalの語源はRiverですからね。水の奪い合いの歴史は古い。
        地上戦から空中戦になったところが21世紀的かなと。

        • by Anonymous Coward

          22世紀は宇宙で水を奪い合うのかもな。

          • by Anonymous Coward

            まずは月面の永久影の氷の争奪戦とかはありそうですね。
            #これは21世紀中に起こるかな?

  • 季節性だし首都から遠いからすぐ忘れ去られてしまうけど、ずいぶん前から九州は毎年線状降水帯でひどい目に合ってる。
    もしこの技術が使い物になるなら、九州西方の男女群島にドローン基地を設けて、九州本土に雨雲が到達するまえに雨雲を雨に変え、
    併せて降雨で海水面の温度を下げて雨雲が成長しないようにする、みたいなことを真剣に考えたほうがいいと思う。
    #九州大学にはそういうのが守備範囲のメソスケール気象の先生はいないのか。

    • 線状降水帯は山の風下で起こりやすい(山で二手に分かれた気流が合流した地点で不安定になるため。)

      九州だと脊振山地がこれに該当するので、削って平らにすれば良い。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      たとえ技術的に可能だったとしても、雲が海から上陸する入り口のところで大雨被害が起きない程度にふるい落としてしまうと、
      今度は内陸の方に水が届かず渇水になったりとかしないんかね。

      • by Anonymous Coward

        しないかねってかまさにそれが渇水の原因ですな。
        まあ制御下にあるうちは問題ないでしょう。制御上に行ったらしらん。

        • by Anonymous Coward

          ダムの事前放水と同じで操作自体は制御下でも、
          その後の経過までもが制御下になるかは別問題な気がする。
          降雨を誘発するだけじゃなく、降雨を抑制する操作もできればあるいは……?
          そもそも核があれば凝集して降雨する条件でしか機能しないっぽいので、
          湿った大気が上空に打ち上げられて一気に雲が成長して降雨する環境でも機能するのかどうか。

          あとこれ日本では制御しても問題ないけど、
          内陸の国だと他の国への降雨を妨げたりもできるから結構怖い操作な気がする。
          河川の更に上流における水の取り合い……

    • by Anonymous Coward

      >併せて降雨で海水面の温度を下げて雨雲が成長しないようにする

      200㎜の降水って、海水面で厚さ20cmですよ。冷えるかもしれんが温度差あまりないし冷える量としては微小
      かき混ぜて下層の冷水を海水面に持ってきた方が冷える

  • by Anonymous Coward on 2021年07月31日 6時10分 (#4081349)

    思ったより降り過ぎちゃって災害が起きることはないんですかね?

  • by Anonymous Coward on 2021年07月31日 7時40分 (#4081364)

    九州豪雨の原因は湿った空気では説明できない!
    https://tocana.jp/2020/07/post_162817_entry.html [tocana.jp]

    • ARTH 曰く、
      >ドローン搭載のバッテリーでここまで出来るってのは脅威ですね。

      ですね、環境兵器は痕跡が残りずらいので発見が難しい事
      また、他の大量破壊兵器とは違い広範囲に効果的に機能するので
      実は、各国は環境兵器の開発に躍起になってます。

      この人工降雨も元をたどれば軍事ですし

  • by Anonymous Coward on 2021年07月31日 8時12分 (#4081381)

    流石に、こんなには降らないんじゃないか?
    これが事実なら、世界中が、

    「乾燥して静電気」+「鳥が飛ぶ」ー>大雨

    となってしまう。

    • by hix (3507) on 2021年07月31日 10時59分 (#4081463) 日記

      「乾燥して静電気」+「鳥が飛ぶ」ー>大雨

      なんか「風が吹いて桶屋が儲かる」のマッドサイエンティスト版みたいな。

      ドバイの降雨は、大雨と言えば大雨かも知れないけど豪雨程では無い印象ですが、道路が降雨を想定した作りではなくてしんどいのかも知れません。
      水捌けが悪い、(特に左右方向の)勾配が無い、側溝が無い...など。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      雨が降るまでやるんですよ

    • by Anonymous Coward

      「上空に雨が降りそうだけど降ってこない雲がある」という前提条件が必要です。
      雲のないとこでやっても無意味。

      • by Anonymous Coward

        ドバイだったら雲は基本的になかったりして。
        人口雨の技術より、人口雲の技術の方が優先なんじゃない。

        まあ、ドバイだったら海がすぐだから、海水を霧にして云々の方が実現性が在ったりして(副作用は知らん)。

  • by Anonymous Coward on 2021年07月31日 8時30分 (#4081390)

    気象条件の改竄は、後遺症を起こす

    ニ!ならんことを!

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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