米会計検査院、NASA が有人月着陸システムの単一の契約先として SpaceX を選定したのは適切と判断 11
ストーリー by nagazou
覆りませんでした 部門より
覆りませんでした 部門より
headless 曰く、
米会計検査院 (GAO) は 7 月 30 日、NASA の有人月着陸システム (HLS) 契約に対する Blue Origin と Dynetics による抗議を却下した(プレスリリース、 The Verge の記事、 GeekWire の記事、 Ars Technica の記事)。
当初 NASA は HLS 契約で 2 者と契約する意思を示していたが、今年度予算が要求額の 4 分の 1 しか認められず、4 月に SpaceX を単一の契約先として選定した。そのため、SpaceX のみを選定した過程に問題があったとして、SpaceX とともに候補となっていた「国家代表チーム」の Blue Origin と、Dynetics が抗議していた。
抗議では 2 者と契約する計画を示して募集した以上は 2 者と契約するか、契約先の選定結果を発表する前に変更を発表すべきだったと主張しているが、GAO では契約先の選定件数を決めるのは NASA であり、件数の変更を提案者に相談する必要はないと判断。また、NASA が3者の提案を合理的に評価しなかったという主張も否定している。最後に、NASA が SpaceX に対して提案の要件を不当に免除したとの主張に対しては、GAO は限定的な例が 1 例あったことを認める一方、免除がなかった場合に評価を逆転できる可能性を抗議者が示していないと判断したとのこと。
今回の決定にはプロプライエタリな情報なども含まれるため、決定本文は非公開情報を削ったうえで後日公開するとのことだ。
大岡裁き(ソロモン) (スコア:1)
月を三方向から引っ張って、最後まで手を放さなかった企業と契約すればいい
自腹でよろしく (スコア:0)
ベゾスは税金払ってない分を宇宙開発に突っ込めばいいのに。
税金は払わないけど税金が原資の投資は要求するとか虫が良すぎじゃね?
ひらめいた (スコア:0)
月にAmazonの本社を移転して、月に納税すればよくね?
Re: (スコア:0)
利益を貯め込んだり配当に回す場合と、再投資に回す場合で、後者が税金的にもっと優遇されるような税制を
日本も取り入れればいいのに
個人でも企業でも
Re: (スコア:0)
それって結局預金を冷遇して投資を奨励しろってことでしょ?
企業はともかく個人に適用したすると、金持ち優遇と非難されてポシャるか骨抜きにされるのが関の山だよ。
Re: (スコア:0)
あれだけ投資で控除される仕組みが日本でもあるのに、活用できないかそもそも知らない人が多いだけでしょ。
Re: (スコア:0)
日本の場合、上がり続けた円のせいで、海外投資は基本為替差損となり、国内投資は円高不況で赤字となった(近年は風向きが変わったかも)。
私の場合はこれで懲りた。
Re: (スコア:0)
通貨オプションや為替保険すらかけてないの?
Re: (スコア:0)
でも宇宙開発って、長年そういうものだったからね
軍事と一体だったせい
旅客機メーカーが航空会社から新型機の購入予約を取り付けて開発するような民間の常識が、やっと導入されつつある段階
ベゾスはオタクだから、全く新しいものを生み出すよりも、自分をメアリー・スーとしたアポロ計画の同人誌を作りたくてロッキードやノースロップと組んだのかもしれない
庵野がゴジラやウルトラマンをやるような
アメリカ史の最も輝かしい箇所に自分を挿入する名誉欲を満たすには、アポロに極力似せる必要がある
そうすると費用対効果や持続可能性もアポロから飛躍できないので、最悪また半世紀も月が閉ざされるオチに
あと一応、Amazonは売り上げの1割くらい、100億ドル以上をR&Dに回してて、設備投資は去年は340億ドル
妥当な判断 (スコア:0)
二社採用の予定だったから予算削減されても二社採用しろも無茶苦茶だし、現状だと実績や予算的にもSpaceXが圧倒的だったから、そりゃ一社しか選べなくなったならSpaceXが選ばれるのも当然でしょうよ。さすがにこの難癖は無理があったよ。
そもそもBlue OriginとDyneticsは、選定期間中からスケジュールが遅延していたという話も見かけたし、不選定は致し方ないとしか言えない。
Re: (スコア:0)
NASAが2020年4月に審査した時点では、B、D、S社って順番だったんだよなぁ(なおこの審査でボーイングは落選)
この順番で予算に差をつけて配分して、翌年の審査に進ませた
「SpaceXの提案は凄いけど、挑戦的すぎるし過去の実績からスケジュールは信用できないから3位」ってNASAは判断してた
実際、すでにその時点で公表したスケジュール(イーロンタイムと揶揄されてるやつ)から遅れていたし、試験も芳しくない結果で、目に見える進捗はあまりなかった
ところがこの審査から約半年でプロトタイプがほぼ予定通りの飛行プロファイルでの初飛行に成功、その後も1ヶ月おきに新しいプ