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2021年11月8日のサイエンス記事一覧(全3件)
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テクノロジー

三菱鉛筆ら、ボールペンのインク収容管を紙で構成した替え芯開発に成功。世界初 90

ストーリー by nagazou
世界初 部門より
三菱鉛筆は2日、ボールペンのインクを保存する収容管を紙製にすることに世界で初めて成功したと発表した。この紙製のインク収容管は日本製紙と昭和丸筒の協力を得て開発されたもので、3層の独自の開発紙と最外層のパーチメント紙で構成された全4層構造となっている。これにより従来の替え芯との比較で、プラスチックを約88%ほど減らすことに成功したそうだ。インク量は同社のジェットストリーム スタンダード(SXN-150系)替え芯の約1.6倍ほどあり、長期間使用できるとしている(三菱鉛筆リリース)。
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医療

江戸時代の人も歯周病に。ただし現代とは異なる細菌が原因らしい 29

ストーリー by nagazou
まさかの別物 部門より
東京医科歯科大学などの調査によると、江戸時代の人々も歯周病になっていたことが判明したという。ただし感染した原因となる菌は現代と異なるものなのだそうだ(NHK)。

研究チームが当時の骨に付着していた歯石を調べたところ、12体のうち5体であごの骨の一部が溶けていた。さらに付着していた菌のDNAを解析したところ、24種類の細菌がいたことが判明。しかし、現代人の歯周病の原因となっている細菌はゼロだったとのことで、口の中の細菌の環境は現代とは異なるものだったとしている。
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スポーツ

1シーズン中のF1マシンから出るCO2排出量は全体のわずか0.7%に過ぎない 115

ストーリー by nagazou
経済的な問題とどこで折り合いを付けるか 部門より
モータースポーツの頂点といわれるフォーミュラ1(F1)レースであっても環境問題はもはや無視できない状況となっている。F1は化石燃料を用いた内燃機関を利用していることから環境関係へのイメージは悪い。このためF1、世界ラリー選手権(WRC)などを運営している国際自動車連盟(FIA)は昨年12月、2030年までにカーボンニュートラルを実現する方針を示していた(Racefans.netF1情報通)。

しかし、Racefans.netの記事によれば、F1のCO2排出量は過去2回のオリンピックおよび2018年開催のサッカーワールドカップよりも低いものだそうだ。2018年のシーズン中のF1レースにおけるのCO2排出量は25万6551トンで、そのうちレーシングカーの出すCO2排出量はわずか0.7%にすぎない。一方で排出量全体の45%がロジスティクス関連、27%が人員の移動、19%が生産プロセスとチームファクトリー、そして7%はレース運営によるものだとされている。

しかし、上記のデータを見る限りはレーシングカーそのものの排出量を減らす必要性は薄い。記事では人の移動を減らすことが大切だとしている。現在各国で行われているようなイベント参加者の人数制限よりも、(現実的ではないことは分かった上で)すべてのイベントが単一の会場で行われるレベルの根本的な改革でないと、CO2排出量を根本的には減らせないともしている。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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