
知床半島沖に沈没した観光船、海上保安庁が民間業者と契約して飽和潜水による船内捜索へ 92
ストーリー by headless
知床半島沖で 4 月 23 日に遭難した観光船「KAZU1」は海上保安庁の潜水士が潜れる水深 60 m よりはるかに深い水深 120 m の海底で発見されたが、海上保安庁ではより深い潜水が可能な飽和潜水の技術を持つ民間業者と契約して捜索を行う方針だという
(NHK ニュースの記事、
読売新聞オンラインの記事、
時事ドットコムの記事)。
これについて あるAnonymous Coward 曰く、
これについて あるAnonymous Coward 曰く、
私は今回の事故で初めて飽和潜水のことを知ったのだが、Wikipedia によると、非常に深い領域まで潜水できる代わりに、一度の潜水に数週間を要し、大規模な装備と人員が必要で、危険度も高いもののようだ。海自の他に、日本の民間業者では 2 社のみが技術を保有しているとのこと。
イリスク浮上せよ (スコア:2)
ゴルゴ13 で飽和潜水のことを知った。
Re: (スコア:0)
自分はダークウィスパーで知った。
『あなたの飽和潜水(の知識)はどこから?』
ヘリオクス潜水 (スコア:0)
30m少し超えるくらいなら潜った事あるぞ。ファンダイビングだけど。
問題は色々あるが、減圧は用心したね。
トライミクス [ditecjapan.com]
30〜80mはトライミクス
100m超はヘリオクス←これ
飽和潜水は知らなかった。
ナイトロクスはファンダイビングの楽になる用で、深く潜る用じゃないんだ。
Re: (スコア:0)
リブリーザだと最近は200万ぐらいのモデルでも 10mから120mぐらいまで深度に合わせた分圧に調整してくれるのがある。
ナイトロックスもトリミクスも、潜ってる最中に自分or自動で調整できるので、減圧停止中はO2 30%越えるぐらいにして、減圧時間もだいぶ減らせる。
ダイコン普及したせいか 30m、40mぐらいだと、ファンダイブでもリスク管理できるレベルになったので、普通に行っちゃうよね。30mぐらいなら、うまく水深プランくめば、ファン中に減圧できるから、減圧停止なしにも出来る。
潜るだけなら 70mぐらいは普通の空気タンクでもいけるが、70mに1分もいれば30分ぐらい減圧停止するので何も楽しくない。
Re: (スコア:0)
潜ったことがある人乙
Re: (スコア:0)
そんな返しばっかしてるから、誰も君に話しかけてくれなくなったんだよ。
Re: (スコア:0)
> どうせ wikipedia とかで調べて、なんか理解した気になってるだけでしょ。
うっわー、何ておぞましい言い方
Re: (スコア:0)
あなたの場合それ以前のことを学ばなければならないようだ
カギ括弧から作品中のセリフの引用ってことが読み取れないのかな
別にここの利用者への問いかけをしてるわけじゃないでしょ
Re: (スコア:0)
漫画やなんかの話からつながってるんだから、ここでは「理解した」まで達してることをそもそも想定していないと思うんだけどね。
Re:イリスク浮上せよ (スコア:2)
砂漠にスーツはQuora [qr.ae]ですね.
後始末のコスト (スコア:2)
捜索や調査だけで8億7700万円かな。民間事業のけつもちが国なのは良いのだが... 沈黙。
Re: (スコア:0)
次に同じことを起こさないための事故調査に船体の検分が不可欠で、そのためのコストというなら、この額かつ税からの支出でも納得するけど、今のところの報道では、捜索のためだけなんだよね。その点はどうしても肯定的になれない。
えひめ丸のように、船体を引き上げてから(この時は浅瀬に持ってきたのみだけど)の捜索じゃダメなの?
Re:後始末のコスト (スコア:1)
まあ引き上げ中に死体(公式には生死不明として扱う筈だが)が流出したら困るし。
穴掘って埋めようとした列車の切れ目から死体が落ちた様に。
# まだ件のコンサルには家宅捜査が入っていないみたい。
Re: (スコア:0)
一応JTSBで調査中 [mlit.go.jp]ってなってるんで捜索だけということはいんじゃないですか
Re: (スコア:0)
自分の金じゃないし、マスコミ受けもいいし、直接、文句言うやつもいないし、ってとこじゃね
ダイバーのリスク (スコア:2)
行方不明の12人の命に加えて、新たにダイバーたちの命を
危険にさらすことになると思うのだけれど、
どこまで命を懸けてこの事件を調査する必要があるのかが疑問ですね...
これがロボット調査で済むのなら、費用だけの問題で済みますが。
Re: (スコア:0)
原子炉用のは転用できないものかな
Re: (スコア:0)
行方不明の12人の命
これはもう絶望なんだから、亡骸を待つ家族の満足と悲劇を報道して数字を取りたいマスゴミとそれを見たい野次馬のためだけに、ダイバーの命を危険にさらす行為にしか思えないんだよね。
「止めろ」って世論、なんで盛り上がらないのかね?
Re:ダイバーのリスク (スコア:2)
報道のために捜索するわけじゃないですけどね。
調べないと保険が使えるかもわからないし、慰謝料の額とか分担とか何も決められない。
材料がないと裁判もできないだろうし、罪状も定まらないでしょう。
外野は副産物ですよ。
Re:ダイバーのリスク (スコア:3)
引き上げるためにも、現状を調べる必要があるのでしょう。
場合によっては事故の証拠や中身を取りこぼすことになるでしょうし、
そもそも船体が耐えられずにバラバラにでもなったら骨折り損ですしね。
自衛隊の水中カメラは大きくて船内に入れず、海保のものは小さくて深く潜れない。
じゃあ人間が行くしかないか、という流れのようです。
Re: (スコア:0)
そんなことまでマスコミの責任か?
高みにたって批判をするなら、自分で声をあげて世論を動かせばいい。ダメなら自分が声が大きい数派である可能性を考えるべき。
Re: (スコア:0)
遺体がある可能性の高い場所がわかっているのだから可能な限り回収しようとするよ。
なんでそれをマスコミと結び付けて考えなきゃいけないんだ。
海底作業用ロボット (スコア:1)
無いのだろうか。
飽和潜水の実績があるのはアジア海洋株式会社と日本サルヴェージ株式会社の2社で、
(日本サルヴェージの方は創業が明治26年とかなりの老舗、アジア海洋株式会社の方も昭和46年と結構歴史がある)
2社ともロボットを使った調査の実績はあるみたいだけど今回みたいなのに対応出来るようなのは無いのだろうか。
Re:海底作業用ロボット (スコア:1)
水中ロボットなら有線だろうし、狭い船内に入ってケーブルが引っかかったら
さすがにアウトやろ。高価なロボットが回収不能になる。
それに、そんな細かい作業ができる小型のロボットを、レアケース
専用に開発してたら採算が合わない。
ROVじゃだめなの? (スコア:0)
最近はROV技術が進化して、多くのことが潜水士不要でできるようになってるのに
Re:ROVじゃだめなの? (スコア:3)
ケーブルが水流の影響を受けるのでROVの操作はそれほど簡単ではない
Re:ROVじゃだめなの? (スコア:2, 興味深い)
ROVの使用は「水中カメラ」ってマスコミ呼称で報じられてただろ。
そもROVでの工事は相手方もROVでの作業を前提に設計されるもんだ。イレギュラーな形の遊覧船内への立入りなんてまずムリ。報じられてた様に客室内への侵入ができただけでも上出来だよ。
船内捜索って何が目的なの? (スコア:0)
船をサルベージしてからの捜索じゃダメなんでしょうかね?
ワイヤーを接続するだけなら、ロボ的な奴でなんとかならないのでしょうか。
Re: (スコア:0)
中に人が居るかの確認でしょ
まだ見つかってない人がいるから仕方ないのかも知れんけど
金かけすぎな気もする
船の損傷具合調べて原因を特定、それで社長の罪が少し変わる可能性があるらしいけど
それぐらいだったら引き上げる必要はないかな
もっと金かかるからね
今はマルチレーダー探知機である程度損傷具合わかるらしいし、引き上げ時に壊れたら意味ないし
Re: (スコア:0)
大きなニュースになるとヤフコメ民みたいな属性の方々が普通の対応では許してくれないから。
Re: (スコア:0)
引き上げ途中で積載物が流出する可能性があるし、
破損しないように引き上げるなら結局潜水士が潜って作業する形のサルベージになるだろうから
ヘリウム (スコア:0)
飽和潜水時には窒素他の通常の大気成分への中毒症状を起こさないために、血液に溶け込んでも化学反応を起こさないので安全なヘリウムガスで加圧していて、その状態だと声が高くなるのでジョークグッズのヘリウムガスが生まれたと記憶してます。
なお、私が最初に飽和潜水で声が高くなるという現象を知ったのはたしか、なるほど・ザ・ワールドでした。’80年代前半から中盤。
#加圧するのはアルゴンでは駄目なんでしょうか。アルゴンの方が安いでしょうに。
Re:ヘリウム (スコア:3)
アルゴンはヘンリー定数が窒素より小さいですので、窒素より水に溶けやすく使えないと思います。
https://www.eng-book.com/pdfs/879040e33a05a0e5f1cb85580ef77ad1.pdf [eng-book.com]
そのようなジョークグッズで意識不明になるなどの事故も起きているみたいで、
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a... [shugiin.go.jp]
それなりに危ないものであるようです。(風船用のヘリウムガスを吸って死亡事故も起きています。)
Re: (スコア:0)
そういう理由があったのですね。
ありがとうございます。
わだつみ、ケルマディック (スコア:0)
「日本沈没」の主人公、小野寺俊夫が所属してたのが民間潜水会社だったはずだが、深海艇を保有したすごい会社だった。モデルはあったんかな。
Re:公務員はやる気なし (スコア:2)
Re:公務員はやる気なし (スコア:1)
飽和潜水はやってないだけで、海保だってダイバーが出動するのはだいたい海難事故関係だから十分に危険なんだぞ。
Re:公務員はやる気なし (スコア:1)
船内の捜索は危険なので基本的に海自はやらない(本来任務はあくまでもコンバット・レスキュー)
海保のダイバーは海中で障害物に引っかかったりしないよう捜索する訓練してるが飽和潜水の能力は無い
遺体の捜索するのに人命を危険にさらす必要は無い
民間企業が捜索を引き受けたとしたら危険を承知の上でのビジネス的な判断
Re: (スコア:0)
海自だって公務員だぞ。
民間沈没船の引き揚げは自衛隊の業務外だけど
Re:公務員はやる気なし (スコア:1)
北方領土に隣接した、政治的に微妙な海域には海自を出しにくいというのもあるかも。
Re: (スコア:0)
もっと自衛隊や海保に莫大な税金何倍も投入して何でもできるようにしなきゃー
Re:公務員はやる気なし (スコア:1)
海保には2、3倍くらい予算をつけてもいいと思う。
予算規模
海保*2 < 警視庁(東京都の警察)
https://www.google.com/search?q=%E6%B5%B7%E4%BF%9D%E4%BA%88%E7%AE%97%E... [google.com]
https://www.google.com/search?q=%E8%AD%A6%E8%A6%96%E5%BA%81+%E4%BA%88%... [google.com]
Re: (スコア:0)
気持ちよく公務員下げしてるところ申し訳ないですが:
現在、日本で飽和潜水を恒常的に実施している組織のひとつが海上自衛隊である。自衛隊は、海上自衛隊潜水医学実験隊を中心として、飽和潜水を含む各種潜水技法の研究開発を進めており、1997年には400メートルで40日間の潜水を達成し、2008年5月21日には、潜水艦救難艦「ちはや」 (ASR-403) の潜水員が450メートルという日本新記録・世界第2位(当時)を達成している。
Re: (スコア:0)
公務員で、自衛隊以外に飽和潜水が必要になる組織が、まず殆どないしな。
飽和潜水が必要な深度で救助活動とかない(対象者が生きてる筈がない)し。
それこそ海難事故の調査ぐらいで、そこを公務員にやらせるか?レベルでしかない。
Re: (スコア:0)
飽和潜水の設備を有してる潜水艦救難艦は、呉と横須賀に配備されている2艦しかないからな。
潜水艦事故が何時起こるか分からない中で、
生存者が絶望的な北海道に移動させるのはデメリットが勝るのだろう。
Re: (スコア:0)
大きい政府論者?
Re: (スコア:0)
無線機の代わりに携帯電話を使ったのは、海保への救難連絡が少しはやくなるくらいで、事故の根本原因ではない
・時化なのに出航した
・これくらいのしょぼい時化で沈んだ船体
この2つの根本原因はまだ報道されてない
Re: (スコア:0)
日本の領海内(EEZかも)で船が沈むと、三鷹の海洋技術安全研究所で原因部位の詳細調査が行われるのですが、現状ではそれも無理でしょう。
ナホトカ号の際は修理歴を聞いて溶接の不備ではと予想し、現物調査でそれが実証されたと一般公開の時に話してくれたので、分析の担当者は船歴からアタリはつけてるかもしれませんけど。
#来年には各研究所の一般公開が普通に行われますように。
Re: (スコア:0)
もしもし、海上保安庁さん。誰が悪いかなんて小学校の学級会みたいな話をしている人ですけど、半日で引き上げられる人がここにいるようですよ。交渉してみては。
Re: (スコア:0)
考え方が逆
自動車の車検制度が整備業とどっぷり癒着してるから真剣にやってるってだけ
役人が利権にならんもんを真面目にやるわけがないじゃない