サンゴに有害な日焼け止め成分、サンゴの代謝により有害物質に変わっていた 13
原因究明 部門より
日焼け止め剤の有効成分として使われるオキシベンゾンは無害な物質であるが、サンゴが代謝することで有害物質に変わることを示す研究成果をスタンフォード大学の研究グループが発表していう (Stanford News の記事、 Ars Technica の記事、 論文アブストラクト)。
オキシベンゾンはサンゴ礁を破壊する有害物質として日焼け止め製品への使用を禁ずる国や地域も出てきているが、サンゴを死滅させる仕組みについてはわかっていない。研究グループは飼育の難しいサンゴの代わりにイソギンチャクや、サンゴの中では比較的飼育の容易なクサビライシを用い、人工海水中で飼育してオキシベンゾンと疑似太陽光の影響を調査。その結果、オキシベンゾン曝露のみ、または疑似太陽光照射のみの場合はイソギンチャクやクサビライシに問題はなかったが、両方を組み合わせると 17 日以内に全滅したという。
死んだ個体の細胞内を調べたところ、代謝によりオキシベンゾンがオキシベンゾン-グルコシドに変わっていることが判明。この物質は強い光酸化作用を持っており、紫外線が細胞の損傷を引き起こしたと考えられる。一方、サンゴやイソギンチャクの細胞内に共生する褐虫藻はこの有害物質を閉じ込めて細胞への影響を防いでおり、海水温上昇などのストレスにより褐虫藻を放出した白化サンゴはオキシベンゾンによる死滅リスクが高まることも判明した。
日焼け止め製品ではオキシベンゾンと似た構造の化学物質が他にも使われており、同様の光毒性を持つ代謝物が生成される可能性もある。今回の研究成果はサンゴに安全な日焼け止め有効成分を選ぶ際の目安となるだろう。また、サンゴに安全として市販されている日焼け止め製品ではオキシベンゾンのような有機化合物ではなく、酸化亜鉛や酸化チタンなどが有効成分として用いられている。ただし、これらの物質のサンゴに対する安全性も明確ではないため、研究グループでは今後の研究を計画しているとのことだ。
タイトルwww (スコア:4, 興味深い)
>サンゴに有害な日焼け止め成分、サンゴの代謝により有害物質に変わっていた
せめて後半を「サンゴの代謝によりサンゴに無害から有害物質に変わっていた」くらいに書かないと、「信長への刺客、信長により刺客になった」とか意味の分からん文章(深掘りしたら小説になりそうだけど)だよ
Re:タイトルwww (スコア:4, 興味深い)
もちろんそこも気になるんだけど「サンゴの代謝によりサンゴに無害から有害物質に変わっていた」てのも…
サンゴの代謝でサンゴに無害から有害に変わるってそれはじめっから有害物質じゃん感あるよね
「一酸化炭素はヘモグロビンと結びつくことにより毒物に変わる」とかいちいち言わんやん
「サンゴに有害な日焼け止め成分がサンゴにダメージを与える機序が確認された」
とかな気がする。
Re: (スコア:0)
ヒトに有害なエタノール,ヒトの代謝により有害物質アセトアルデヒドに変わっていた
で,酒屋が「エタノール自体は無害な物質」って言ったら…
Re: (スコア:0)
まあクソレスしとくと、エタノール自体には人体に対して麻酔効果がある。乱暴に言えば神経毒。
#酒飲んで判断力や動きが鈍るのはアルコール自体の効果
Re:タイトルwww (スコア:1)
サンゴが一矢報いてるのかと思った。
ストレスもよくないんだな (スコア:0)
サンゴの無理は一生祟る
Re: (スコア:0)
314159265 358979 3238462 ...
Re: (スコア:0)
64338279 ...
Re: (スコア:0)
産医師異国に、のゴロで間違うはずないんだけど
虫さんざん矢?に鳴く??
Re: (スコア:0)
サンゴがなくなると魚が住めなくなり海の砂漠ともいうべき不毛地帯になる
日焼けは皮膚がんなどの原因になるから日焼け止めを塗るんだけど、
わざわざ日焼けする時間帯に海に行くのが間違い。早朝や夕方、もしくは短時間、海を楽しめばいい
ヒトもサンゴも魚も生態系なわけで、共存するか、先にいるサンゴを優先すべき
Re: (スコア:0)
日焼け止めだけでサンゴを無くすためには、甲子園球場何杯分ぐらいの日焼け止めが必要なのでしょう
Re: (スコア:0)
発想の転換や常識の転覆って大事なことだけど、それで発想の幅を狭めてたら世話ないな
あとキミ、いつも自分だけがその視座を得てるとか思ってない?
提案か啓蒙か高踏的に振る舞いたいだけなのか、
でも、ただの逆張り小僧としか見られてないと思うよ