
ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡の初画像が公開 30
ストーリー by nagazou
無事動いて何より 部門より
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米国政府は11日、NASAらが昨年末に打ち上げた「ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡」が撮影した初の画像を公開した。同望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡の後継機にあたり、ハッブルが撮影可能な星の100分の1の明るさの星でも捉えることができる(NASA、朝日新聞、TECH+)。
公開されたのは銀河団「SMACS 0723」と、背後にある遠くの銀河。遠方宇宙の赤外線画像としては、これまでで最も深く鮮明なものだとしている。「SMACS 0723」は46億年前に出現した銀河団であるという。ジェームズ・ウェブの近赤外線カメラ(NIRCam)が合計12.5時間かけて捉えたさまざまな波長の画像から合成されたものとなっている。今後は宇宙誕生直後の最も初期に誕生した銀河を探索するなどの活動を行うという。
公開されたのは銀河団「SMACS 0723」と、背後にある遠くの銀河。遠方宇宙の赤外線画像としては、これまでで最も深く鮮明なものだとしている。「SMACS 0723」は46億年前に出現した銀河団であるという。ジェームズ・ウェブの近赤外線カメラ(NIRCam)が合計12.5時間かけて捉えたさまざまな波長の画像から合成されたものとなっている。今後は宇宙誕生直後の最も初期に誕生した銀河を探索するなどの活動を行うという。
疑似カラーだけど (スコア:3, 興味深い)
アインシュタインリングがふわっと見えてますね
鏡に金メッキしているので可視光ズバリは撮像できなく、
赤外線に特化しているのは赤方偏移している遠方天体を撮るため
なので太陽系内とか近所を撮るには不向きなのかな?できないわけじゃないと思うが
ともあれ、故障せずずっと動いていてほしい
何しろハッブルみたいには修理できないとこにあるのだから
# DSNの専有時間が悩ましそう
Re: (スコア:0)
>何しろハッブルみたいには修理できないとこにあるのだから
これだよね、メンテナンスやオーバーホール無しで何年もつのか、ちょっと興味ある
Re:疑似カラーだけど (スコア:1)
設計寿命5年、ミッション期間は10年目標となってる
正確に軌道投入出来たお陰で推進剤が節約出来たので
10年以上行ける可能性あるという報告がある
故障するまで使うだろうけどね
計画が伸びて100億ドル掛かってるんで(1兆1千億円程)
トコトン使い潰すだろう
Re: (スコア:0)
減価償却というか単純計算だと年間1000億円か
それだけ価値ある(投資される・稼げる?)事業やプロジェクトってすごいな
1兆円の空母でも30~40年は使い倒すのに
Re: (スコア:0)
> 設計寿命5年、ミッション期間は10年目標となってる
えっと思ったけど、5年過ぎてあちこち壊れだしても、たぶんだましだまし10年ぐらい使えるだろ
そうだといいなってことですかね。
「なんで10年経ってないのに壊れるんだ!なんとかしろ!」とか言われませんよね...
Re: (スコア:0)
大抵の人工衛星は設計寿命が5年から10年に設定されてるから
業界の最低基準みたいなものだけどね
今のところ故障して運用目標を達成出来なかった衛星は運が良くて余り無いけどね
最近まで運用していたケプラーは運用計画では3年半程だったけど9年も運用してたよ
最後は姿勢制御用の推進剤が枯渇して運用停止した
当初の計画を大幅に超えて
修理してまで超長期運用しているハップルがおかしいんだよ
Re: (スコア:0)
V??Ger「太陽系外のサードパーティーにメンテしてもらってきました~」
あとはTMTだな (スコア:2)
たしかJWTの観測成果を使って、30m望遠鏡(TMT)で詳細研究するという計画でしたよね。
TMTは完成するんだろうか?
そろそろ宇宙の果に (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ジェームス・ウェブ宇宙望遠鏡の背面が観測されました。
Re: (スコア:0)
そんな遠くじゃなくても太陽挟んだ真向かいにありますよ。
# なんて映画でしたっけ?
Re: (スコア:0)
「決死圏SOS宇宙船」だった。DVDあり。
> 『サンダーバード』や『謎の円盤UFO』といった英国産エンタテインメントを生み出してきたジェリー・アンダーソンが、1960年代末期に手がけた唯一のオリジナル劇場用映画。
中性子星見つからないかな (スコア:0)
可視光の画像もいいけど、別のセンサーのデータも楽しみ。
最近ロバート・L・フォワードの「竜の卵」を読み返した。1980年初版。
2020年に宇宙望遠鏡で太陽系に飛来しつつある中性子星を発見、2050年に有人探査船で観測という話。
ハッブル宇宙望遠鏡打ち上げが1990年だから、前者はまず未来予想として当たりの部類。
でも後者は無理だろうなあ。超高重力の中性子星に接近するための重力補償技術も未解決だし、そもそも2050年に地球圏外へ有人飛行できる気がしない。
#ちなみにこの作品内のコンピュータの記録媒体は5cm角の立方体のホロメモリーキューブというやつで、
#1つのキューブに百科事典のAからAMEまでが記録されている。1980年だとフロッピーが出始めだし、仕方ないか。
水槽でいいじゃん (スコア:1)
Re:水槽でいいじゃん (スコア:2)
竜の卵ではまさに至近距離まで行くので…
何キロか忘れたけど天文単位レベルではなかったんじゃないかな~
ケンプラーのローゼットを白色矮星レベルまで高密度化した小惑星で作ってその真ん中に宇宙船を置き、潮汐力を打ち消すみたいな
2050年までにできる気はしないな
Re: (スコア:0)
別コメにも書かれてるように、JWSTは可視光撮影できないっす。
公開された画像はいろんな波長の赤外画像を可視光域にシフトして再現したものです。
別のセンサーもあるだろうけど、主鏡が赤外線特化型なので得られるデータも赤外域がメインです。
Re: (スコア:0)
#4288917とはまったく関係のない内容なら#4288904にぶら下げてくださいよ
うざい
計算が合わない (スコア:0)
>ハッブルが撮影可能な星の100分の1の明るさの星でも捉えることができる って事は5等級暗い星まで見えるって事だけど、2.5等級(明るさで1/10)までしか暗い星が見えないような話も…
Re: (スコア:0)
星の等級はさまざまな波長を考慮した総合的な明るさの指標なので、2.5等級でも赤外線はあまり出していない星なら見えないことはありうる。
光芒 (スコア:0)
6枚絞りなのかな? (多分違います)
Re: (スコア:0)
俺もそれを不思議に思った
センサ素子のrow/column方向の十字だけでなく6本や8本の光芒が出ている写真があるのはなぜだ?
Re: (スコア:0)
鏡面の個々のセルが六角形だからじゃない?
8本なのは分からんけど、副鏡の支持棒が3本なので、それとの絡みでいくつかパターンが出るかもね。
良く見ると、大きな6本と左右に控えめな2本、そして更に斜め方向にちいさく4本出てるパターンもある。
丁度12本なので時計で右半分を示すと、0時、2時、4時、6時方向が大きくて、3時方向に中ぐらい、1時と5時方向に小さいのが出てる。
オープンエアは粋だけどチリが当たっちゃう (スコア:0)
エアは無いけどねw 鏡筒がなくって暴露してるのは
もう宇宙塵は諦めてその分鏡をデカく(冗長に?)したのでしょうかね
ところで、宇宙ならむき出しのままで真空管とかできそうですが
大出力のやつを即席でこしらえて電波に弱い侵略者に対抗する、
なんてSFがあったような気がする
# アンテナはどうしたんだっけか
Re: (スコア:0)
> 宇宙ならむき出しのままで真空管とかできそう
管ちゃうんちゃう?
Re: (スコア:0)
望遠鏡の鏡筒って異物が入ってくるのを防ぐというより外光よけの方が目的です。
地上の望遠鏡でもでかいものだとドームの中で外光はあまり入ってこないので、鏡筒はなくて副鏡を支えるフレームだけ伸びてる方が一般的なんですよ。
すばる望遠鏡の例 [subarutelescope.org]
JWSTの場合は観測の邪魔になる光源は太陽と地球くらい、JWSTから見るとこの2つは常に同じ方向に並んでいるため、そっち側からの光と熱を防ぐシールドでガードしてます。
Re: (スコア:0)
あれ?
月食の時は、地球と太陽は反対側では?
Re: (スコア:0)
ごめん。日食の間違い。
Re: (スコア:0)
これ地球-太陽系のラグランジュ点にいるので。
Re: (スコア:0)
おう。
太陽、地球のL2だったんですね。
地球、月のL2と勘違いしていました。
ごめんなさい。ありがとう。