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2022年9月14日のサイエンス記事一覧(全2件)
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月

嫦娥 5 号のミッションで持ち帰ったサンプルから新鉱物「嫦娥石」が見つかる 14

ストーリー by nagazou
お手柄 部門より
headless 曰く、

中国の月探査機嫦娥 5 号のミッションで、地球に持ち帰ったサンプルから新しい鉱物が見つかり、嫦娥石 (Changesite-(Y)) と命名したそうだ (The Register の記事中国国家原子能機構のニュース記事新華網の英語版記事日本語版記事人民網の記事)。

嫦娥 5 号が持ち帰ったサンプルは地球上で 1.73 kg。嫦娥石は月面で採取した玄武岩の粒子中に柱状の結晶として含まれているという。このたび国際鉱物学連合 (IMA) 新鉱物・分類・命名委員会 (CNMNC) の投票により、正式に新鉱物として認められた。月面ではこれまでに米国とロシアが新鉱物を発見しており、6 番目の新鉱物となる嫦娥石は中国による初の発見となる。また、今回のサンプルではヘリウム 3 の濃度測定にも初めて成功したとのことだ。

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ニュース

ポンコツ、木星に突入した今世紀最大の「火球」の動画撮影に成功 20

ストーリー by nagazou
名前でビックリ 部門より
京都大などの研究チームは、市販の望遠鏡などを改造した観測装置「PONCOTS(ポンコツ)」で、木星に突入した小天体が光を放つ「火球」現象の動画撮影に成功したそうだ。この成果は13日から開催される開かれる日本天文学会秋季年会で発表されるとのこと(時事ドットコム)。

木星への天体衝突はシューメーカー・レビー第9彗星などの例があるが、今回の小天体は推定直径が最大30メートルもあり今世紀最大であるらしい。京都大白眉センターの有松亘特定助教らは昨年9月からPONCOTSを用いて木星の継続観測をおこなっていた。観測開始から約1か月後の10月15日に約5.5秒間の閃光を捉えることに成功、分析の結果、直径20~30メートルの小天体が、秒速60キロで木星大気に突入したと分かった。これは1908年のツングースカ大爆発を起こした隕石に匹敵する規模だとしている。
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者

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