稲の多年草化栽培がアジアで広がる 57
ストーリー by nagazou
味はどうなんですかね 部門より
味はどうなんですかね 部門より
日本農業新聞の記事によると、アジア各国で稲の多年草化栽培が進んでいるという。多年草化栽培は一度植え付けた稲を連続3から4年間、多年草のように繰り返し収穫する方法で、種も苗も毎年買う必要がないなど、生産コストを大幅に削減することができる(日本農業新聞)。
中国は雲南大学を中心に稲の多年草化栽培の研究・開発を進めており、多年草化した稲を使用すると毎年、二期作の収穫が可能。平均生産量は、1ヘクタール当たり年間6800キロと一般の米の生産量並みとなっているという。また生産コストに関しても、季節ごとに46.8から51%を削減できるとしている。中国のほかにもラオスやミャンマー、タイなどでも同様の試験が開始されているという。日本でも一部農家で稲の多年草化栽培をおこなっているところもあるようだ。
pongchang 曰く、
中国は雲南大学を中心に稲の多年草化栽培の研究・開発を進めており、多年草化した稲を使用すると毎年、二期作の収穫が可能。平均生産量は、1ヘクタール当たり年間6800キロと一般の米の生産量並みとなっているという。また生産コストに関しても、季節ごとに46.8から51%を削減できるとしている。中国のほかにもラオスやミャンマー、タイなどでも同様の試験が開始されているという。日本でも一部農家で稲の多年草化栽培をおこなっているところもあるようだ。
pongchang 曰く、
早生で地球温暖化で2番穂も稔るがカメムシ対策も大変な今日この頃。
雲南省を中心に稲を多年草化して田植えを省き不耕起で育てるやり方が出ているらしい(日本農業新聞)
記事だけだとコストの内容がよくわからないな (スコア:1)
種を買わなくて良くなった、移植などの作業が必要なくなった、と金額的な話なのか作業工数的な話なのかがはっきりしない……。
工数を人件費換算して金額ベースで比較してコストと表現してるのかねぇ。
いずれにせよ、これ暖かい地域でしか導入出来ないよね。冬に積雪するような地域で導入するのはさすがに無理だろう。
なので、米所に寒冷地の多い日本で全面的に導入出来るのかはちょっとあやしい。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
アジア各国と中国での話だから日本関係ないよね
Re: (スコア:0)
植物間の生存競争は日光の奪い合いだから、びっしり植えられた多年草なら地面(水面)にはほとんど直射日光が届かない(雑草を除去する回数を減らせる)という意味で合理的だと思う。まあ、捨ててしまう藁を再利用しているとも言えるので、肥料(を撒く手間)の面でも有利なんだろう。
日本でも積雪がほとんどない農業地帯はいっぱいあるので、新しい米どころができるだけじゃないかな。むしろ農機具メーカーが対応するかどうかがボトルネックだと思う。
Re: (スコア:0)
気候変動が進めばそのうち日本でもできるようになる。このまま気候変動が進むとそのうちそもそも東南アジアで稲作ができない時代も来るだろうが。
Re: (スコア:0)
収量や品質に何かしら欠点があるとすれば、既に機械化されている農地での導入も無理そう。
機械を休ませる為に収入が減ったら意味がない。
品質面でも国内流通米の最低ラインはクリアしないと流通先がない。
仮に品質が十分だとしても消費者は信頼しないだろう。知らなきゃ避けようもないが。
ただ遊休農地・休耕地だとかとにかく今遊んでる土地を活用するなら使えるかな?
と言っても水田は田植え稲刈り以外色々面倒があるらしいから微妙かな。
一度植えれば放置で済み、何なら面倒な年は稲刈りしないくらいイメージなら使えるシーンは多そうだが。
それこそ田園風景っぽものを残したいってだけの需要すらありそう。
Re: (スコア:0)
価格競争に負けて、単に寒冷地の稲作が滅ぶだけでしょ。
Re: (スコア:0)
日本の場合、価格だけでなく味も競争があるからなぁ。
いくら連作できて安くても、インディカ米はジャポニカ種と同じ食べ方には向かないしね。
チャーハンとか加工食品用としては有りなんだけどねぇ・・
・
Re: (スコア:0)
ジャポニカ種の連作も既に国内で始まっていますよ。
Re: (スコア:0)
今の調子で日本人が貧乏になってけば味より価格になる。
年間生産量 1倍 (スコア:0)
> 平均生産量は、1ヘクタール当たり年間6800キロと一般の米の生産量並み
2倍は行かないにしても1.5とかならまだしも、
年間で同じだったら、1回で良くないかな?
田んぼの世話をする期間が短い。
空いた時間で別の作物作るのでも、出稼ぎするでもいい。
Re: (スコア:0)
生産コストが半分なんだから、作付面積を2倍にすればいいのでは?
田舎の土地は余ってるでしょ。
Re:年間生産量 1倍 (スコア:1)
収穫は穂の部分だけ刈り取らなきゃならないっぽいんだけど、この「アジア各国」はどういう手段でやってるんだろう。
Re:年間生産量 1倍 (スコア:1)
小田原にも独自で多年栽培してる人がいるそうです。
この方は普通に刈り取ってるようですね。
https://agrilab.kyodo.co.jp/2022/04/post-370.html [kyodo.co.jp]
そのあと耕さないで水はったままにしとくとまた伸びてくるんだとか。
Re:年間生産量 1倍 (スコア:2, 興味深い)
そのリンク先を読むと普通に刈り取るのは一年目だけで、多年草化したあとは穂先だけを切りとる抜穂という手作業が必要とありますね
Re:年間生産量 1倍 (スコア:1)
台風とか病害虫のリスクにさらされる業種であるし、マンパワーは容易に増やせないからそういう単純計算ではいかないと思うけどね。
Re: (スコア:0)
台風のリスクは毎年あるし今でもあるし…
Re: (スコア:0)
美味しかったらいいね
Re: (スコア:0)
絶対不味いでしょこれw
Re: (スコア:0)
同じ品種でやる限りは味は変わらないみたい
Re: (スコア:0)
コストは減るけど収量は減りませんって話でしょ?
Re:年間生産量 1倍 (スコア:2)
種や苗のコストはたしかに減るかもしれないけど、二毛作になる分人件費は増えるんじゃない?
人件費がもともと安い国なら問題ないだろうけど、日本じゃあ逆にコスト上がりそう。
Re: (スコア:0)
日本は人件費が安い国ですよ。
Re: (スコア:0)
今では再教育必要な職種だろうし 3Kな職種でもあるから
ある程度の人数確保しようと思ったらイロイロ金かけないとダメじゃね?
人件費だけでなく
研修生とかいう名目で外国人を奴隷として働かそうとして
逃亡されて農作物盗難被害等の治安悪化リスク増やしてるんじゃ
本末転倒にしか見えないし
Re: (スコア:0)
毎年田植えしなくて良いとか、小田原の小川さんは草取りや肥料や農薬散布もしないと書いとるやん
https://agrilab.kyodo.co.jp/2022/04/post-370.html [kyodo.co.jp]
には労働時間が平均の1/4~1/5になると書いてはいる
仮に俺がやってその通りになるかは知らないがなー
Re: (スコア:0)
もともと稲の原種は多年草で、実を作らなくても越冬ができるため実ができにくいのを一年草の別種の稲をかけあわせて実ができやすく改良したと聞いたことがあります。そうすると先祖返りってことになるんですかね?多年に戻ったら実が減ったりしないのかな?
稲刈り (スコア:0)
収穫は、根元からざっくり刈り取っちゃう普通の稲刈り機、コンバインが使えるのかな。穂の部分だけちまちま刈り取らないといけないとなると、今の機械が使えないから効率が上がらない。
Re:稲刈り (スコア:2)
Re: (スコア:0)
コスト半分なら、機械を買い替えてでも安上がりでは?
Re: (スコア:0)
機械買い換えようと思うと9割位落とさないと多分だめ
Re: (スコア:0)
本当にそうなら、今の機械が壊れたら農家は廃業するしかないな。
Re: (スコア:0)
穂先だけを切りとる抜穂(ぬきほ)という手作業が必要
https://agrilab.kyodo.co.jp/2022/04/post-370.html [kyodo.co.jp]
その手間を加味しても全体コストは半分で済むっていうのが売りなんでしょうね。
Re: (スコア:0)
元々は種を直播きして成熟した穂先だけをチェリーピックするスタイルだった。(弥生時代の石包丁はその時の道具)
時代が下り苗を育成してから田植えをするようになると、実の育成状況のばらつきが小さくなって
現在のような稲刈りで収穫するスタイルになったという経緯を考えると、このやり方は先祖返りのように見える。
収穫方法に何かブレイクスルーがあったのかと思うのだがその辺が良く判らない。
トウモロコシならある (スコア:0)
トウモロコシは雄花を機械で刈り取るらしい。
https://blog.goo.ne.jp/nishimituru/e/80f354683a595e37e6ca82bb3475733e [goo.ne.jp]
農機具メーカーがイネ収穫用の穂先刈り取り機を開発するのは、それほど難しくないのでは?
結構よさそうに聞こえるけど (スコア:0)
なぜ今までやってなかったのかが逆に気になりますね。
Re:結構よさそうに聞こえるけど (スコア:1)
刈り取った稲から再度生えてきてくるのを穭というのですが、
本土だとたまに穂までは見ますが中身が入ってることは少ないらしい。
二期作ができるような暖地では穭からもそれなりに収穫できるとは昔聞いたことがある。
肥料と作付けの時期(=2回目以降の時期の温度と日照時間)を工夫することで
実用になる程度の収量が得られるようになったってことなのかな。
Re: (スコア:0)
植えっぱなしで土の改良とか出来ないし、出来る米が美味しくないからでしょうね。
# 「天穂のサクナヒメ」をソースに知ったげなことを言ってみる
Re: (スコア:0)
植えっぱなしでも追肥すればいいだけでは?
Re: (スコア:0)
連作障害は、栄養不足だけで起こるわけじゃないんだけどね。
老廃物(毒物)、細菌、ウイルス、真菌(カビきのこ)、寄生虫(虫は昆虫だけでなく、線虫、原虫などをふくむ)
の蓄積も問題の一つ。
現状では、作物を変えたり(生育環境を変えたり)、土を入れ替えたり(上下入れ替えて土壌環境変えたり)、加熱消毒したり、
で回避している。
Re: (スコア:0)
もともと日本の稲作はコスト/手間をかけて単位面積当たりの収量を増やす・高く売れる等級の高い米を作る方向で発展してきたので、(良い意味の)手抜きをするという発想が無かった...
たとえば飼料用の米にいい値段がつくような時代になったら、味なんて関係無しに低コスト化を進めるという流れは当然出ると思う
Re: (スコア:0)
飼料用米作るぐらいなら、もうイネ科牧草で良いんじゃないかって気もする
Re: (スコア:0)
飼料用米作るぐらいなら、もうイネ科牧草で良いんじゃないかって気もする
穀物と草ではカロリー効率が段違いだと思うのですが……
# 牧草だけで育てた霜降り牛って聞かないよね?
Re: (スコア:0)
"高知市でコメの『二期作』刈り取りの横で田植え「農業を守るのが農家の使命」"
https://www.sunsuntv.co.jp/news/2022/08/2727248 [sunsuntv.co.jp]
> 高知県は同じ田んぼで年に2度、米づくりを行う二期作の発祥地とされていて、古くは江戸時代から行われてきました。
> 戦前のピーク時、二期作は県内の多くの地域で行われてきましたが、コメの生産量を調整する国の減反政策により衰退し、今では、わずかな地域でしか行われていません。
誰も検索しようとは思わないのか。
最近、ヤフコメみたいになったる。
Re: (スコア:0)
冗談だろお前…
いやマジかよお前頭大丈夫かよ…
本当に心配になった
そんな知能でどうやって生活できてるんだ
>毎年、二期作の収穫が可能。
タイトルすら読めず、この部分しか読めなかったのか
他の文章はお前の目にはどう見えていたんだ
Re: (スコア:0)
実にスラドらしいやりとりだなぁ (´ー`)
Re: (スコア:0)
マトモな日本人なら米の工作方式変更がふかのうだということくらい知っているものだが。
Re: (スコア:0)
横だが
マトモな日本人と称する奴が、何かが不可能だと言ったらそれは可能である
とクラークさんがゆってた
というのは嘘だが、スラドに来る奴が稲作の改良が不可能だと、主語を「マトモな日本人」とかまで大きく広げて言うとな。しかも「マトモな日本人」。わはは
新しい補助金制度 (スコア:0)
キボンヌ
これは酷い記事 (スコア:0)
そもそも稲作って東南アジアでは多毛作が当たり前。
ベトナムとか稲作は二毛作でやるのが当たり前。
その中国がやってるのは、メコン川にダムに建築しまくってメコン川を農業用水として使いまくり。
メコン川の氾濫によって以前は土砂が流れる事で肥沃な土が供給されていたのだけど、激減しています。
15年前は1億3400万トンの流れていたのに、今は年間500トンしか流れていない状況らしい。
これ、水利権で戦争になるオカン
Re: (スコア:0)
君、#4390639だと思うけどまだ勘違いしてるのかな?
二毛作の話は誰もしてないよ。
Re: (スコア:0)
別人ですよ。
どうして中国が多年草化を必要とするように考えているのか
それを実現する為に、どんな事をしようとしているのかって側面を書いているだけですよ。
気候的に有利な地域での多毛作稲作を奪い取る形で、中国が農業で支配的に動いているって事を言ってるんですよ。
なんか中国の多年草化開発が絶賛されるような動きに対して良い側面だけじゃないよってだけだよ。