日本原子力研究開発機構、ウランテルル化物で新たな超伝導状態を発見 9
ストーリー by nagazou
超伝導 部門より
超伝導 部門より
日本原子力研究開発機構は12日、トポロジカル超伝導体と呼ばれる新しいタイプの超伝導体の候補物質としてウランテルル化物(UTe2)において、新たな超伝導状態が存在することを東北大学と共同で発見したと発表した。磁場や温度を変えながら、超伝導の性質を精密に調べた結果、低磁場超伝導状態と高磁場超伝導状態との間に、両者が入り混じった新しい超伝導状態が存在することを発見したという。これらの状態を制御する方法を見出せば、量子コンピュータに向けた超伝導量子デバイスの開発につながる可能性があるとしている(日本原子力研究開発機構、EE Times Japan)。
何度ぐらい? (スコア:1)
何度ぐらい? と思ってリンク先見たら、2.1K とか 1.6K とが出てきた。
まあ普通の(液体ヘリウム温度の)超伝導なのか。
メカニズムが新しいって発表かな (論文までは詠んでない)
ジョセフソンから何年経ったっけ
Re:何度ぐらい? (スコア:1)
まぁ超伝導の発見ではなくて、高磁場と低磁場の混合状態がある、ってのが重要な発見なのだろうからね。
混じり合ってるってことは、そこで量子的な何かがあって、それが量子コンピュータに使えるんでしょ多分。
この極低温のデバイスで色々基礎研究すれば、高温超伝導(液体窒素温度)のデバイスでも同様のことができるようになるかもしれないし。
ヨクワカランけど興味深い研究だと思う。
Re: (スコア:0)
液化ヘリウムの沸点は4.2Kなので、それ以下ですね・・・・
Re: (スコア:0)
今までのやり方じゃ限界が来てるから、みんなトポロジカルに飛び付いてるわけで。今回の成果はおそらくトポロジカル超電導物質じゃないかな、と思ってたら、やっぱり多分スピン3重項のトポロジカル超電導物質だよ!ってことだと思う。
リリースは15テスラとか簡単に言ってるけど、高磁場超電導は工学的な応用例ゼロだと思うよ。あくまで理論上知られてただけで。だから現状の実用的な超電導には磁場の制約がある。
ぱっと思いつく超電導物質ってセラミックとかだと思うけど、あれは配合さえ合ってれば適当に作っても超電導効果が確かめられる。それに対して、高磁場超
Re: (スコア:0)
>今はレーザーでいくらでも冷やせるんだから
いや、バルクの冷却にレーザー冷却使うのは基本無理筋だろ……
石ノ森章太郎のイメージは正しかった・・・ (スコア:0)
特撮番組「大鉄人ワンセブン」でワンセブンを生み出した。
巨人電子頭脳ブレインのデザインが今の量子コンピュータのようなイメージんですよね。
将来的に量子コンピュータでAIが動くとああなってしまう。
Re: (スコア:0)
ブレインも大鉄人ワンセブンも、実装された謎素子或いは謎デバイス「オートダイオード・ワンセブン」により、あの自律思考能力を獲得している。
相性悪くない? (スコア:0)
量子コンピューターと放射性物質。
Re: (スコア:0)
確か、キャプテン・フューチャーだっかな。