
35億年前から「時が止まった土地」 15
ストーリー by nagazou
発見 部門より
発見 部門より
アメリカのコロラド大学ボールダー校の地質学者であるブライアン・ハイネック氏が、アルゼンチンのアタカマ高地にある砂漠地帯の衛星画像を調査していたところ、緑と青の斑点が点在しており、同氏はこれが奇妙な現象であることに気がついたという(Forbes JAPAN)。
アタカマ高地は海抜3000mを超える高原砂漠で、地球上で最も乾燥した環境の一つとされている。このため、ほとんどの動植物が生存できない厳しい条件下にある。そのため、発見された斑点は植物や人為的なものである可能性は低いと考えられた。
ハイネック氏が現地調査をしたところ、斑点に見えたのは、互いにつながった12のラグーン(浅い湖)であることが判明。このラグーンには特異な微生物の群集が生息しており、浅い水域に巨大なドーム状の岩を形成していたという。
同氏によると、これらの微生物は35億年以上前の地球に生息していた最古の生命の痕跡であるストロマトライトに似ている可能性があるという。ストロマトライトは、微生物群集に関連する層状構造の岩石で、現在の地球上にも存在するものの、古代のものほど大きくはないとしている。
いま、動き出す (スコア:1)
35億年もの間、時が止まった土地。
資源採掘のため大型機械の鉄の刃が突き刺さった瞬間、水の中の淀みが一斉に蠢き出した。
そう。封印が解かれたいま、35億年の遅れを一気に取り戻すべく、急速な進化が始まったのだ。
そして汚泥の中から立ち上がったものとは。
次回、刮目して待て!
Re: (スコア:0)
君は・・・刻の涙を見る・・・
記事の2ページ目が大事 (スコア:0)
>ストロマトライトに似ている可能性
西オーストラリアの砂漠で塩分が高い湾に群生しています。N〇K特集で何十年か前に見ました
ってことで何が新発見なのか記事を確認しに見に行ったら2ページ目からの情報が重要(以下引用で「現生ストロマトライト」が西オーストラリアなどで既知のストロマトライト)
アタカマのラグーンに見られるドーム状の堆積物は、現生ストロマトライトよりは古代の微生物群集にはるかによく似ていた。
(snip)
しかしながら、残り時間が少なくなっているかもしれない。アルゼンチン国外の企業が、蒸発する水から沈殿するリチウムや他の希少元素を採掘する目的で、すでにこの地域の土地を賃借しているからだ。
Re: (スコア:0)
デイビッド・アッテンボローのやつですね。
Re:記事の2ページ目が大事 (スコア:3)
「地球に生きる」かな>デイビッド・アッテンボローのやつ
Re: (スコア:0)
懐かしいですねえ
小さい頃、へたな芸能人より馴染みのある人でした
Re: (スコア:0)
まあ、環境が変わったら死滅するとしたらしょうがない気もするな。
藻類と希土類の採掘とどちらがが金になるかといえば。
Re: (スコア:0)
中国もロシアも北朝鮮もイランも金じゃなく、リチウム6(水爆の核燃料の一)をかき集めているからな。
Re: (スコア:0)
この藻類が地球温暖化解決の鍵となるとはその時誰も気づいていなかったのだ
こうですか
Re:記事の2ページ目が大事 (スコア:1)
>こうですか
そうですね
藻類だけに
Re: (スコア:0)
>ストロマトライトに似ている可能性
西オーストラリアの砂漠で塩分が高い湾に群生しています。N〇K特集で何十年か前に見ました
自分の記憶では「地球大紀行」でしょうか。子供のころですがマンガ買ってもらったりもしました。
時が止まった土地 (スコア:0)
35億年前から時間停止ものは存在した!
Re: (スコア:0)
35億年間、大陸移動も地殻隆起沈降も気象変動も大量絶滅もあったのに、そこがストロマトライトが繫栄する気象条件が続いていた訳無ぇーじゃん。
今そこで偶々ストロマトライトが繫栄してるだけ。
Re: (スコア:0)
アンデス山脈の造山運動は9000万年前の白亜紀中期から、1000万年前の新第三紀の中新世くらいまでらしい
だからまあ恐竜絶滅後あたりの浅海の環境の最後の生き残りってとこか?
Re: (スコア:0)
そうはならんやろ