Google、ハードウェア製品の環境持続性への取り組み計画を発表
Googleは5日、同社のハードウェア製品における環境持続性への取り組み計画を発表した( The Keywordの記事、 Android Policeの記事、 Ars Technicaの記事、 SlashGearの記事 )。
The Keywordの記事では2020年までにハードウェア製品の輸送を100%カーボンニュートラルにすること、2022年までに100%のMade by Google製品にリサイクル素材が含まれるようにし、利用可能な部分ではリサイクル原料の比率を最大限にすること、2023年までにエネルギーと費用の節約が可能なサーモスタットを最も必要とする家庭へ100万台のGoogle Nestを提供すること、が目標として掲げられている。
ただし、輸送のカーボンニュートラル化は運送会社が実現することであり、リサイクル素材使用の目標もあいまいだ。ひとかけらでもリサイクルプラスチックを含むコンポーネントを使用すれば目標は実現できてしまう。Android Policeの記事ではGoogleがハードウェア製品による環境への影響を改善しようとしているのは明らかだとしつつ、手軽なマーケティング手法に見えないようにするには明確で具体的な目標を示す必要があると指摘している。