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2020年12月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2020年12月23日のサイエンスタレコミ一覧(全11件)
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スラッシュバック

米連邦地裁、「シャーロック・ホームズ」シリーズ最後の10作品で複雑に変化したホームズの人物像が著作権保護されると主張する訴訟を棄却

タレコミ by headless
headless 曰く、

米ニューメキシコ地区地方裁判所は18日、米国で「シャーロック・ホームズ」シリーズの著作権を保有するConan Doyle Estate LTD.がNetflixなどを訴えていた裁判を棄却した(裁判所文書Copyright Latelyの記事The Vergeの記事)。

原告のConan Doyle EstateはNetflixの映画「Enola Holmes (邦題: エノーラ・ホームズの事件簿)」および原作小説がシャーロック・ホームズシリーズの著作権を侵害しているとして、Netflixや映画製作会社、原作小説の作者や出版社を訴えていた。米国ではシャーロック・ホームズシリーズ後期の作品が現在も著作権保護期間内であり、原告が米国での著作権を保有している。

Enola Holmesはシャーロック・ホームズシリーズの作品には登場しないホームズの妹を主人公とした小説だが、ホームズも登場する。第1作は2006年に発表された。原告側はEnola Holmesで描かれたホームズについて、シャーロック・ホームズシリーズ最後の10作品(著作権保護期間中の6作品および出訴期限内の4作品)で人間味のある複雑な人物像に変化した後のものであり、この人物像が著作権保護の対象になると主張。さらに原告の保有する商標も侵害しているとして、損害賠償などを求めていた。

一方、被告側は原告が具体的に侵害されたと主張する表現や商標を示していないと反論。訴訟はパブリックドメイン作品の派生作品制作を妨げるものであり、著作権法の趣旨に合わないなどとして棄却を申し立てていた。

シャーロック・ホームズシリーズの登場人物については、保護期間が満了した作品で描かれた人物像は著作権保護の対象にならないとの判断が2014年に示されているが、今回は原告と被告が和解したとみられ、著作権保護の対象になるかどうかの判断は示されなかった。本件について原告側が再度訴訟を提起することはできない。

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ビジネス

東京ディズニー、混雑時にチケット価格を値上げする制度を導入

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ228TS0S0A221C2000000
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2012/22/news145.html

土日祝日や繁忙期のチケット価格を通常より値上げして、混雑緩和と収益改善を図る狙いだという。同様の仕組みは既に大阪のUSJも導入しており、今後全国の遊園地に波及していくかもしれない。

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オーストラリア

中国で電力不足が深刻化、オーストラリア産石炭の輸入制限が原因?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM222BY0S0A221C2000000
https://www.sankei.com/photo/story/news/201221/sty2012210017-n1.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/93be0e3e66b7d9f8461e76bb30ba9ea79b2b37d9

中国当局は「突然の寒波で電力使用量が急増したため」と説明しているが、オーストラリアとの外交関係の悪化で石炭輸入を制限したため、燃料不足に陥ったとの分析もされているようだ。

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15025434 submission
医療

南極で初の新型コロナ感染者を確認、7大陸全てに到達

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-antarctica-idJPKBN28W2EF
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4158449.html

今回感染が確認されたのは、南極の最北端に位置するチリのオヒギンズ基地。軍人26人と民間人10人の感染が確認されたが、既にチリ南部に移送されて隔離措置が取られているとのこと。感染経路は明らかにされていない。

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15025534 submission
変なモノ

チキンを温めながらPCはいかがですか?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
昔からPCを調理器具として使う試みはいろいろある(コレとかコレとかコレとか…)が、ついに調理(というか保温)を目的としたPCが出る模様。

とは言っても全く新しいものではなく、半年ほど前のケンタッキーフライドチキンがなぜか次世代ゲーム機と見られるものを発表アレが実は動作時の排熱でチキンを温めるPCだったのである。正月が来る前にエイプリールフールが来たような話ではある。コロナ禍で自宅で過ごす事が増えてきた昨今、こういうPCを使って楽しむのも一興かもしれない。

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15025553 submission
モバイル

大手携帯電話会社の解約ページが検索エンジンで見つからないのはインデックス登録を拒否しているから

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
少なくとも2016年の時点では<meta name="robots" content="noindex">となっていることが分かる。
https://web.archive.org/web/20160701045028/http://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/change_release/release/cancel/index.html
2018年頃に一部の利用者は気付いていたようだ。
https://twitter.com/taroken/status/979540182918602757
https://twitter.com/_yutasuzuki_/status/1074991362754265088

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15025680 submission
海賊行為

著作権保護が不十分だと著作権者に訴えられたYouTube、著作権侵害者と著作権者が同じIPアドレスを使用していたことを示す

タレコミ by headless
headless 曰く、

YouTubeに著作権侵害コンテンツが繰り返しアップロードされているにもかかわらず、Content IDツールの利用が認められなかったと主張する著作権者がYouTube/Googleを訴えている裁判で18日、原告側の詐欺的行為を示す「動かぬ証拠」をYouTube側が示した(TorrentFreakの記事裁判所文書: PDF)。

この裁判は複数のグラミー賞を受賞している音楽家のマリア・シュナイダー氏と、バージン諸島で登記されているPirate Monitor Ltdが連名でYouTube/Googleを7月に提訴したもので、Content IDツールへのアクセスを認められなかった著作権者をクラスとしたクラスアクション訴訟の形を目指している。

これに対してYouTubeは9月、シュナイダー氏とそのエージェントがYouTubeに著作物の使用を許諾しており、エージェントはContent IDツールを利用して収益化を行っていること、Pirate Monitorが著作権を侵害されたと主張するコンテンツを自らアップロードしていたことなどを理由に、訴訟の棄却を申し立てた。Pirate Monitor側はアップローダーとの関係を明確には否定しなかったものの、確かな証拠が示されていないなどとして棄却申立の却下を11月に申し立てていた。

今回YouTubeが裁判所に提出した文書によると、Pirate Monitorが著作権を侵害されたと主張しているのはほとんど知られていないハンガリーの映画を30秒ほどの長さに切ったもので、「RansomNova11」「RansomNova12」のように連番を振った名前のアカウントがパキスタンのIPアドレスからYouTubeに多数アップロードしたという。例として挙げられているアカウント「ransom nova」には「Spanish Film Clips」や「test233」といった内容を示さないタイトルで長さ31秒の動画が多数アップロードされている。

Pirate MonitorからDMCA削除要請が送られるタイミングも怪しく、中には動画が公開される前に削除要請が届いたこともあるという。ここまででも怪しさは十分だが、YouTubeが「動かぬ証拠」とするのはIPアドレスだ。上述の通り動画はパキスタンのIPアドレスからアップロードされており、DMCA削除要請はハンガリーのIPアドレスから送られていたが、ある時「RansomNova」ユーザーの一人が削除要請の送信に使われたのと同じハンガリーのIPアドレスからYouTubeアカウントにログインしたとのこと。

YouTube側はこれらの証拠により、Pirate Monitorおよびその代理人が虚偽の情報でYouTubeアカウントを作成し、第三者の著作権を侵害していないと主張して動画をアップロードする一方で、DMCA削除要請を送って詐欺行為を行ったのは明らかだとして、Pirate Monitor側の申立を却下するべきだと述べている。

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Windows

Microsoft、Windows 10で「chkdsk /f」を実行するとファイルシステムが破損する問題を修正

タレコミ by headless
headless 曰く、

Windows 10 バージョン20H2で発生が報告されていたchkdskの問題をMicrosoftが修正したようだ(Windows Centralの記事Neowinの記事SlashGearの記事Bleeping Computerの記事)。

この問題は「chkdsk /f」を実行するとファイルシステムが破損するというもので、システムドライブに対して実行すればBSoDが発生し、システムの起動が不可能になる。SSDのみで発生し、HDDでは発生しないという報告や、「chkdsk /f」をオフライン実行することで修復できるという報告も出ていた。

Microsoftはこの問題をWindows 10 バージョン2004/20H2の更新プログラムに関するサポートページに追記しており、影響を受けるのは11月30日リリースのプレビュー版更新プログラムKB4586853と、12月8日に月例更新で提供されたKB4592438(日本語版KB4586853KB4592438には未追記)のようだ。非マネージドデバイスでは自動で修正が行われ、マネージドデバイスの場合は専用のグループポリシーをインストールすることで修正できると説明されている。

Microsoftは問題と修正の内容について詳しく説明していないが、修正用グループポリシーの内容によればKB4586853で導入された新機能に問題があり、新機能を無効化することで修正されるとみられる。既に問題の影響を受けてしまった場合、回復コンソールの詳細オプションからコマンドプロンプトを開いて「chkdsk /f」をオフライン実行すれば修復できるとのことだ。

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オーストラリア

豪競争・消費者委員会、GoogleのFitbit買収計画の承認を先送り

タレコミ by headless
headless 曰く、

オーストラリアの競争・消費者委員会(ACCC)は22日、GoogleがFitbit買収にあたって市場独占などの懸念を払しょくするために提案した長期的な計画が不十分だとして承認せず、調査を継続すると発表した(メディアリリースThe Registerの記事Softpediaの記事)。

ACCCの懸念する点としては、ウェアラブル市場でAppleを除くFitbitのライバルはGoogleのOSとサービスに依存していることから、買収によりGoogleがライバルに不利な扱いをする可能性や、より多くのユーザーデータをGoogleが手にして広告に使用する可能性などだ。

Googleの提案はこのような懸念を払しょくするためのものであり、欧州委員会は同様の提案を先日受け入れている。しかし、ACCCでは約束が守られていることを効果的に監視できるかどうかといった点で満足しておらず、引き続き調査を行って2021年3月25日に決定を下す予定とのことだ。

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ビール

芥川賞作家が短編小説「ストロングゼロ」で描く、アルコール依存の人々

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
芥川賞作家の金原ひとみ氏は、文芸誌『新潮』2019年1月号において短編小説『ストロングゼロ』を発表した。ストロングゼロという酒は、そのアルコール度数の強さと、ソフトドリンク並みの低価格で購入できるというヒット商品である。しかし過去にも依存症専門の精神科医より、依存症患者を作り出す危険な酒だと問題も指摘されてきた。

この小説の主人公は、パートナーの世話や仕事で疲れ果てて、ストロングゼロでを飲むことで現実逃避を図る。さらにコンビニコーヒーのカップにストロングゼロを入れ、堂々と社内で飲酒するようにもなった。しかしこれは取材に基づいた、実際に存在するケースなのだという。

なおこの記事に対しては、元NHKの医療番組チーフディレクターからも「仕事がうまく行かず、毎晩タクシー帰りだった時期、異常にストロングゼロを飲んでいた」との声が寄せられている。この酒につけられた、「飲む福祉」「虚無の酒」という通称を裏付ける声であった。
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ビール

芥川賞作家が短編小説「ストロングゼロ」で描く、アルコール依存の人々

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
芥川賞作家の金原ひとみ氏は、文芸誌『新潮』2019年1月号において短編小説『ストロングゼロ』を発表した(東洋経済)。ストロングゼロという酒は、そのアルコール度数の強さと、ソフトドリンク並みの低価格で購入できるというヒット商品である。しかし過去にも依存症専門の精神科医より、依存症患者を安価に作り出す危険な酒だと問題も指摘されてきた。

この小説の主人公は、パートナーの世話や仕事で疲れ果てて、ストロングゼロでを飲むことで現実逃避を図る。さらにコンビニコーヒーのカップにストロングゼロを入れ、堂々と社内で飲酒するようにもなった。しかしこれは取材に基づいて、実際に存在するケースなのだという。

なおこの記事に対しては、元NHKの医療番組チーフディレクターからも「仕事がうまく行かず、毎晩タクシー帰りだった時期、異常にストロングゼロを飲んでいた」との声が寄せられている。この酒につけられた、「飲む福祉」「虚無の酒」という通称を裏付ける声であった。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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