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ちゃんと教え指導しないとものにならない学生まで入学するようになって、教官力が無いという事実が露呈したと。
脊髄反射的な思いつきで反論してみる。
…経済格差によって貧富の差が広がり、中流階級が減ることによって経済階級の垣根を超えた人との関わり合いが少なくなっているのも一因…
違う違う。異なる文化的バックグラウンドを持った階級の人々が共生するようになったから,共感に必要な基礎的認識がそもそも無いか少ない場合が多くなったというべき。そして,あまりに多様過ぎるから平均値がとれず,想像力を巡らして想像するのに十分な材料が無いから,相手の立場・思考パターンを推測できない。だから行動を起こすそぶりもしない。
歳を重ねた大人は完璧であるかのような前提でタレコミ記事は書いてるけど,推測が外れてるケースっていう基準で考えると,そこそこ覚えがあるはず。大人も絶えず発生・変化している様々な価値観を類型化し永続的に更新を継続する必要はあって,それに漏れがあるから「新入社員は"ゆとり"でなっとらん!」という形で顕在化する。人生経験が長くなってくると,新しい階層・価値観の人物に会うことが少ない高い役職についていることが多いから,価値観が対立する局面で新参者を責め立てて自分の懈怠を顧みない。本来は自身が多くの価値観と向き合い,多数人に自身の立場・思考パターンを類型づける材料として提供すべきであるにもかかわらず。
だから私は,「近頃の学生は"その人の立場に自分が立ったと仮定した上で、その人の思いをより深く理解しようとすること"が苦手である」という調査結果は粛々と受け入れるけれども,責任を学生の行動や社会構造の変化のみになすりつけるような論調には同意できない。
私見:社会に参加している全員が反省し,相互理解に努めるべき。(例えニートであっても,親という一点で繋がっているのだから反省しろ。)
----------常識とは,自身に都合のよい思い込みである。
ここにも良く居るじゃないですか。理由を言わないで「ぜんぜん違いますよ?ちょっとは勉強したらどうですか?」みたいなことだけ書くようなACが。
会議でしたいことは決定することであって議論じゃないんじゃね?そんなことは会議に入るまえに終わらしとけって。アウトラインも無しに始めちゃうとgdgd入って結論の分かりきった作業や宿題が増えるんだから、否定出来るところは否定しておかないと建設的な提案なんて何一つできないよ?
#と、言外に言われてると思いねえ
それ、ディベートが何かわかって言ってる?
という言い方ですね。わかります。
補足すると、本来のディベートは相手を言い負かせるのが目的じゃなくて、相手より自分の発言がもっともらしいと「聴衆に判断してもらうこと」が目的なんだ。勢いや詭弁で相手を言い負かしても「やましいことがあるだろコイツ」と聴衆に思われたらアウト。
だから否定だけして終わりってのはディベートになっていない。
増えてるの?自分の立場が変わったことで、そういう人との接触を回避できなくなっただけでは?
若者の○○離れのガイドライン
http://guideline.livedoor.biz/archives/51428064.html [livedoor.biz]
若者の人間離れが進んでいる
そして、色々試行錯誤してできているのが現代社会です。暴力はコストが高すぎるので最終手段ですな。
問:誕生日に子牛革の財布を送られました。あなたはどうしますか?
この質問内の「子牛革」に対して即座に嫌悪感を催さなかった方は、感情移入能力が著しく低いため、人間ではなくアンドロイド [wikipedia.org](またはレプリカント [wikipedia.org])です。
# 私は合格できそうにありません。:-)
用語は定義を明確にしないと議論になりません。定義を曖昧にしている違憲ほど親コメ主のように誤魔化されている気がするのは当然だと思います。
学問領域によって用語は「操作可能な形で」つまり科学的な手法に基づいて恣意的に概念定義されています。これは科学として概念を議論するために必要なことです。したがって学術用語と日常用語とは意味がずれる場合もあります(とくに社会科学の概念は日常用語と字面が同じなので混乱する)。議論の場合は用語の定義・用法を明確にしないと建設的な議論ができないのです。
元記事見ると心理学系統の実験のようですので「Empathy」という語はとりあえず「感情移入」とか「共感性」等と訳すべき(訳語の善し悪しは別の議論として当然ありえますが)。ここでの「Empathy」はいくつかの質問群によって測定された値(あるいは程度)ですので,ある条件の実験上ので定義された「Empathy」ですので,すべての「Empathy」ではないことに留意すべきです。
また「共感力」と勝手に造語で訳してしまうと,「Empathy」と類似の「sympathy(共感,共鳴)」との差異がわからなくなる危険性があります。
# これは映画の字幕問題と共通するものだと思います。
どこにぶら下げるべきか迷ったのですが、ここに。
恥ずかしながら私もごく最近知ったのですが、欧米文化圏では、SympathyとEmpathyには明確に使い分けられているのだそうです。もの凄く乱暴な言葉で表現するなら。Sympathyとは、上から目線での同情。Empathyとは、その人の立場に自分が立ったと仮定した上で、その人の思いをより深く理解しようとすること。
Empathy 力の実験ということは、後者、すなわち「その人の立場に自分が立ったと仮定した上で、その人の思いをより深く理解しようとすること」がどれほどできるかどうか、を定量的に見ようとするものなのでしょう。他人の思いをより深いところまで想像できるかどうかを、定量的に見ようとする実験、とも言えます。
実験でそのような力を定量的に測定できるのか、できるとして、この実験がそれに該当するのかは、また別の話。
SympathyとEmpathyの違いについて、あまり良い参考ページがなかったのですが、とりあえず。http://jpnews.org/fukuinb/satouayako/001.htm [jpnews.org]
ある種の共感に関連する(と思われる)現象 [wikipedia.org]を物理定量的に観測するってのは実際にあるのですが, 今回のとは直接的な関係は無いでしょうし.
久々に「○○力」の新語が来ましたね。
> なんとなく分かったようで分からないのだが
この辺って「○○力」体系(というのがあれば)全体に漂ってますよね
コミュニケーション力とか、○○力ってさまざまな要因が複合してるものを1次元の高い低いにしちゃってますね。世の中の真理を見出しているのではなく、強制的な単純化。ドラゴンボールの「戦闘力が高くなればスピードも速くなるのだ!」の世界。
こういう言葉を覚える度に利口なつもりの単純バカになっていく。
勤務先で受けさせられる研修も「対人対応力研修」とか「対顧客折衝力研修」とか、要するにコミュニケーション力を上げればすべてうまくいくみたいなものが多くて、うんざりです。どうせ俺は「暗くて」「非社交的」ですよ。そんなもん個人の資質なんだから、大きなお世話。
そんなもん個人の資質なんだから、大きなお世話。
対人関係のあり得る職場なら、そりゃ個人の資質とは関係なく会得せねばならん技術では?スーツきてネクタイ締めても仕事はできるようになりませんし、ひげを剃らなくてもコーディング速度は落ちませんが、連れてく営業がどう思うか、とか。
# 「対顧客折衝力研修」ってのが「相手と友達になろう」とかならたしかに余計なお世話な話だが :-P
解決策をcase:で分岐してあって、最後にdefault:で落とす。新聞の人生相談コーナーのように完結した回答ですね。
説明も書いていないしね。
しかも、言葉の語感からすると「感覚的」なもののようなのに、「40%減少」と定量的に計測可能な客観指標であるらしい。
一体どういう次元で評価されるんでしょうねぇ。
ニュータイプ的な何かと思われます読みは「きょうかんちから」で
#若者の方がオールドタイプとはこれいかに
http://www.youtube.com/watch?v=ieJl8ZlkfJk [youtube.com]
空気を読まずに水を差す人が増えると良いのですが
ドライな風潮で裸の王様が野放しになっている気がしますね。
ただ、日本ではいぢめのターゲットにならないためにみんなの顔色をうかがう能力は非常に強いかも。それは共感力とは別?
最後に必修の単位が一つ足りないその落とした単位の講義の先生の力で、進級させてあげることはできますよ。 関係ない他の先生の力ではどうしようもないですけどね。 当然、教務科にその先生が成績を出す締め切り以前にお願いに行かないといけませんけどね。
指導教員が、単位を落としそうな科目の担当教員に「当人をお願いに行かせますので、その節はよろしく。しばしお小言をくらわせたうえで、追加レポートで何とか」とか裏からネゴるのって普通じゃないの?
それはまさに教官に「共感力」が有るか否かに掛かっていますね ;-)
与太はさておき、普通はそういう対応がされると思いますね。留年させても学生に良いことナンにもないですから、1科目程度なら目をつぶって、と思うでしょう。
しかし日本の大学で「可」すら取れないって、どういうのでしょうね。自らを省みるに、全くお手上げで歯が立たなかった2年目のドイツ語の授業でも、現代ドイツに関する(日本語の)本を読んでレポート提出と「教授の前でドイツ語の愛唱歌を歌う」という、合唱部出身者にとってはバッチ来ーいなペナルティで「良」を貰っちゃいました。今はそんな牧歌的な事は無いのかな。
何を助言してもなしのつぶてで全く返事が無いままに締め切りが来て留年確定とか、そーゆーのがね、「いったい何を考えてるんだ」と思うわけです。しかも、自分が学費を出すわけじゃなくて、大多数の学生は親が出すんです。親に130万+1年分の生活費を出させる羽目になるかならないかという瀬戸際だったら、もっと必死にならんもんか?なんでそうぬぼ~~としていられるんだ??と思うのです。
なお、「一升瓶下げて教授にお願いに」ってのはさすがにもう20数年前に中年の先生が「私が若いころは・・・・」と昔話で言ってたくらいでもう滅びた風習ではないかと思いますです。
>> 「相手の身になって考える」> 相手の価値観が自分と違うと、これは通用しません。
「通用しない」で切って捨てる時点であなたには「Empathy力」が不足しているのだろう、となる気も。理解しがたいものに対しても推測し、理解しようと思うことが重要じゃないのかな。
# ん? 誤解されて溝が深まった?# となることもままあるだろうが今回の論点ではありませんよ
共感力のあるコメント:おっしゃるとおり、相手を理解するというのはコミュニケーションの前提ですね。しかしながらそれはコミュニケーションの本質ではないでしょうし相手の身になって考える事ができない若者が増えているという意見も分かりますが別に、最近の若者に特有のものではないと思いますよ。
共感力のないコメント:礼儀はコミュニケーションの本質ではないでしょう?相手の身になって考える事ができないのも、若者に限った話ではありませんね。
こういうこと?
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家
学生の事ばかり言うのは可哀相だ! (スコア:5, おもしろおかしい)
というネタかとオモタ
Re:学生の事ばかり言うのは可哀相だ! (スコア:1)
ちゃんと教え指導しないとものにならない学生まで入学するようになって、教官力が無いという事実が露呈したと。
Re: (スコア:0)
真綿で首を (スコア:0)
そして今ではその影響を受けた人の子供が生まれてきており、
効果がさらに増幅されて目立ってくるようになったということでしょう。
Re:学生の事ばかり言うのは可哀相だ! (スコア:1)
「じゃあ俺もバンバン殴るぞ!」と何のポリシーも無いくせに殴ることを正当化する
アホ教師が増えて、さらに何の非も無いのに殴られた学生が親や社会に訴えても
殴られるような事をしたんだろう、と言って誰にも不合理を理解してもらえない欝社会が
来ること間違いなしですよ。
だから殴ることを正当化する「だけ」ではダメなんですよ。
もちろん犬や猫を叩いてしつけるように、
そうする他どうしようも無い時があるのも事実なので、
暴力以外でしつけるテクニックを考えないといけないでしょうね。
共通認識が無いから共感できない。 (スコア:2, 興味深い)
脊髄反射的な思いつきで反論してみる。
違う違う。異なる文化的バックグラウンドを持った階級の人々が共生するようになったから,共感に必要な基礎的認識がそもそも無いか少ない場合が多くなったというべき。
そして,あまりに多様過ぎるから平均値がとれず,想像力を巡らして想像するのに十分な材料が無いから,相手の立場・思考パターンを推測できない。だから行動を起こすそぶりもしない。
歳を重ねた大人は完璧であるかのような前提でタレコミ記事は書いてるけど,推測が外れてるケースっていう基準で考えると,そこそこ覚えがあるはず。大人も絶えず発生・変化している様々な価値観を類型化し永続的に更新を継続する必要はあって,それに漏れがあるから「新入社員は"ゆとり"でなっとらん!」という形で顕在化する。
人生経験が長くなってくると,新しい階層・価値観の人物に会うことが少ない高い役職についていることが多いから,価値観が対立する局面で新参者を責め立てて自分の懈怠を顧みない。本来は自身が多くの価値観と向き合い,多数人に自身の立場・思考パターンを類型づける材料として提供すべきであるにもかかわらず。
だから私は,「近頃の学生は"その人の立場に自分が立ったと仮定した上で、その人の思いをより深く理解しようとすること"が苦手である」という調査結果は粛々と受け入れるけれども,責任を学生の行動や社会構造の変化のみになすりつけるような論調には同意できない。
私見:社会に参加している全員が反省し,相互理解に努めるべき。
(例えニートであっても,親という一点で繋がっているのだから反省しろ。)
----------
常識とは,自身に都合のよい思い込みである。
学生に限らないけど…… (スコア:1, すばらしい洞察)
ディベートじゃないんだから、会議や打ち合わせの席で、相手を否定するだけの
言説はやめてほしい。
Re:学生に限らないけど…… (スコア:1, 興味深い)
ここにも良く居るじゃないですか。
理由を言わないで
「ぜんぜん違いますよ?ちょっとは勉強したらどうですか?」
みたいなことだけ書くようなACが。
Re:学生に限らないけど…… (スコア:1, 興味深い)
会議でしたいことは決定することであって議論じゃないんじゃね?そんなことは会議に入るまえに終わらしとけって。
アウトラインも無しに始めちゃうとgdgd入って結論の分かりきった作業や宿題が増えるんだから、否定出来るところは否定しておかないと建設的な提案なんて何一つできないよ?
#と、言外に言われてると思いねえ
Re: (スコア:0)
それ、ディベートが何かわかって言ってる?
Re:学生に限らないけど…… (スコア:3, すばらしい洞察)
という言い方ですね。わかります。
補足すると、本来のディベートは相手を言い負かせるのが目的じゃなくて、
相手より自分の発言がもっともらしいと「聴衆に判断してもらうこと」が目的なんだ。
勢いや詭弁で相手を言い負かしても「やましいことがあるだろコイツ」と聴衆に思われたらアウト。
だから否定だけして終わりってのはディベートになっていない。
Re: (スコア:0)
増えてるの?
自分の立場が変わったことで、そういう人との接触を回避できなくなっただけでは?
若者は離れている (スコア:1, 参考になる)
若者の○○離れのガイドライン
http://guideline.livedoor.biz/archives/51428064.html [livedoor.biz]
もうコレでいいじゃん (Re:若者は離れている) (スコア:2)
若者の人間離れが進んでいる
Re:若者は離れている (スコア:1)
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 若者の○○離れとよく耳にするが、
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 当時群がってたのは今のジジババ共だ!
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 今の若者は、離れるも何も
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | 最初から近づいてすらいないな!
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
人に親切にしても・・・ (スコア:1)
共感力が劣っているわけではなく、何に共感するかが変わっただけではないでしょうか。
そのほうが好き (スコア:1, すばらしい洞察)
自己利益の追求が奨励される世界のほうが好きだな。
Re:そのほうが好き (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:そのほうが好き (スコア:1, 興味深い)
貧困家庭に生まれた人はそのまま競争させるとフェアじゃないから、なにか特別措置が必要?
貧困国家に生まれた人はそのまま競争させるとフェアじゃないから、なにか特別措置が必要?
体が不自由な人はそのまま競争させるとフェアじゃないから、なにか特別措置が必要?
頭脳が不自由な人はそのまま競争させるとフェアじゃないから、なにか特別措置が必要?
ヒトじゃない生き物はそのまま競争させるとフェアじゃないから、なにか特別措置が必要?
最終的には、暴力で解決するしかないんじゃない?
Re:そのほうが好き (スコア:1, 興味深い)
そして、色々試行錯誤してできているのが現代社会です。
暴力はコストが高すぎるので最終手段ですな。
フォークト=カンプフ法 (スコア:1)
この質問内の「子牛革」に対して即座に嫌悪感を催さなかった方は、感情移入能力が著しく低いため、人間ではなくアンドロイド [wikipedia.org](またはレプリカント [wikipedia.org])です。
# 私は合格できそうにありません。:-)
Re:フォークト=カンプフ法 (スコア:1, おもしろおかしい)
一方日本では (スコア:1, おもしろおかしい)
# 効率化が進んでいるな
共感力って何? (スコア:0)
Re:共感力って何? (スコア:4, すばらしい洞察)
用語は定義を明確にしないと議論になりません。定義を曖昧にしている違憲ほど親コメ主のように誤魔化されている気がするのは当然だと思います。
学問領域によって用語は「操作可能な形で」つまり科学的な手法に基づいて恣意的に概念定義されています。これは科学として概念を議論するために必要なことです。したがって学術用語と日常用語とは意味がずれる場合もあります(とくに社会科学の概念は日常用語と字面が同じなので混乱する)。議論の場合は用語の定義・用法を明確にしないと建設的な議論ができないのです。
元記事見ると心理学系統の実験のようですので「Empathy」という語はとりあえず「感情移入」とか「共感性」等と訳すべき(訳語の善し悪しは別の議論として当然ありえますが)。ここでの「Empathy」はいくつかの質問群によって測定された値(あるいは程度)ですので,ある条件の実験上ので定義された「Empathy」ですので,すべての「Empathy」ではないことに留意すべきです。
また「共感力」と勝手に造語で訳してしまうと,「Empathy」と類似の「sympathy(共感,共鳴)」との差異がわからなくなる危険性があります。
# これは映画の字幕問題と共通するものだと思います。
SympathyとEmpathy (スコア:5, 参考になる)
どこにぶら下げるべきか迷ったのですが、ここに。
恥ずかしながら私もごく最近知ったのですが、欧米文化圏では、SympathyとEmpathyには明確に使い分けられているのだそうです。
もの凄く乱暴な言葉で表現するなら。
Sympathyとは、上から目線での同情。
Empathyとは、その人の立場に自分が立ったと仮定した上で、その人の思いをより深く理解しようとすること。
Empathy 力の実験ということは、後者、すなわち「その人の立場に自分が立ったと仮定した上で、その人の思いをより深く理解しようとすること」がどれほどできるかどうか、を定量的に見ようとするものなのでしょう。
他人の思いをより深いところまで想像できるかどうかを、定量的に見ようとする実験、とも言えます。
実験でそのような力を定量的に測定できるのか、できるとして、この実験がそれに該当するのかは、また別の話。
SympathyとEmpathyの違いについて、あまり良い参考ページがなかったのですが、とりあえず。
http://jpnews.org/fukuinb/satouayako/001.htm [jpnews.org]
Re:共感力って何? (スコア:2, 興味深い)
ある種の共感に関連する(と思われる)現象 [wikipedia.org]を物理定量的に観測するってのは実際にあるのですが, 今回のとは直接的な関係は無いでしょうし.
Re:共感力って何? (スコア:1, 興味深い)
久々に「○○力」の新語が来ましたね。
> なんとなく分かったようで分からないのだが
この辺って「○○力」体系(というのがあれば)全体に漂ってますよね
Re:共感力って何? (スコア:1, 興味深い)
コミュニケーション力とか、○○力ってさまざまな要因が複合してるものを1次元の高い低いにしちゃってますね。
世の中の真理を見出しているのではなく、強制的な単純化。
ドラゴンボールの「戦闘力が高くなればスピードも速くなるのだ!」の世界。
こういう言葉を覚える度に利口なつもりの単純バカになっていく。
Re:共感力って何? (スコア:2)
勤務先で受けさせられる研修も「対人対応力研修」とか
「対顧客折衝力研修」とか、要するにコミュニケーション力を
上げればすべてうまくいくみたいなものが多くて、うんざりです。
どうせ俺は「暗くて」「非社交的」ですよ。
そんなもん個人の資質なんだから、大きなお世話。
Re:共感力って何? (スコア:1)
対人関係のあり得る職場なら、そりゃ個人の資質とは関係なく会得せねばならん技術では?
スーツきてネクタイ締めても仕事はできるようになりませんし、ひげを剃らなくてもコーディング速度は落ちませんが、連れてく営業がどう思うか、とか。
# 「対顧客折衝力研修」ってのが「相手と友達になろう」とかならたしかに余計なお世話な話だが :-P
Re:共感力って何? (スコア:1, 興味深い)
うまくいく人は大概コミュニケーション力に優れています。
残念ながら、それが事実です。
暗くて非社交的なのは個人の資質ですから、他人がとやかく言うのは
大きなお世話以外何者でもありません。
しかし、暗くて非社交的な社員を抱えていると儲からないので、
会社は無理やり個人の資質をいじろうとします。
残念ながら、これも事実です。
では、暗くて非社交的な人が個人の資質を守りたければどうしたらいいか。
明るくて社交的な連中に対抗できるだけの、違う能力を身につけてみる
というのはいかがでしょうか。
外国語。暗くて非社交的でも、日本語しかできない奴には確実に勝てます。
業務知識。難解な専門書を紐解くよりも、暗くて社交的なあなたに
たずねたほうが速ければ会社はそのためにあなたを雇い続けなければなりません。
卓越したプログラミング能力。あなたなら一日でやれることを
何ヶ月もかけてやってる人、いませんか?
他にもいろいろあると思いますが、何も思いつかないなら、
あきらめてクソくだらない研修で落ちこぼれましょう。
それもまた人生。
Re:共感力って何? (スコア:1, おもしろおかしい)
解決策をcase:で分岐してあって、最後にdefault:で落とす。
新聞の人生相談コーナーのように完結した回答ですね。
Re: (スコア:0)
説明も書いていないしね。
しかも、言葉の語感からすると「感覚的」なもののようなのに、
「40%減少」と定量的に計測可能な客観指標であるらしい。
一体どういう次元で評価されるんでしょうねぇ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ニュータイプ的な何かと思われます
読みは「きょうかんちから」で
#若者の方がオールドタイプとはこれいかに
わからないあなたにこれ! (スコア:0)
http://www.youtube.com/watch?v=ieJl8ZlkfJk [youtube.com]
日本の場合は\\\ (スコア:0)
つまり (スコア:0)
Re:つまり (スコア:2)
空気を読まずに水を差す人が
増えると良いのですが
ドライな風潮で
裸の王様が野放しになっている気がしますね。
Re:つまり (スコア:1, 興味深い)
気にしていない人が多くなっていることかなあ。
いや、テストとかレポートとか目に見える義務の部分は割とちゃんとやるいい子が多いのですが、
明確に義務とされていない部分での言動が他人にどういう印象を与えるのかは気にしないみたいです。
(それは単なるマナーの範疇のものも含まれますが)
だから研修中の休み時間とかに、講師がそこにいるのに研修の不満とかをその場でしゃべちゃったり、
(研修内の)自習時間におもむろにiPod取り出して音楽聴きながらやろうとしたりしちゃいます。
思いやりとはちょっと違うかも知れませんが、客商売でも社内でのやりとりでも、こういうのはとてもマズイ。
#うちの会社だけかも知れないし、サンプルも高々数百人なのでAC
Re:世界的な傾向 (スコア:4, 興味深い)
観察しているとそんな感じですね。周囲の(日本の)学生は。
ただ、日本ではいぢめのターゲットにならないためにみんなの顔色をうかがう能力は非常に強いかも。それは共感力とは別?
Re:世界的な傾向 (スコア:1)
Re:世界的な傾向 (スコア:1)
学校社会は大人社会より遥かに厳しいところですよ。
先生に頭を下げたところでテストの点数や出席回数という結果は覆らないので、
先生一人の力で進級させてあげることなんて出来ないんですよ。
その他あらゆる面でルールでカチカチに決められていて、
大人なら なあなあまあまあ で済ませるようなことも学校社会では通用しないんですよ。
私が大学院を卒業してもう10年ですが、10年前とあまり変わっていないとするなら
学生は本当に窮屈な思いをしていると思いますね。
学生のカオティックな自発性を恐れる学校管理者の気持ちも分かりますけどね。
Re:世界的な傾向 (スコア:1)
最後に必修の単位が一つ足りないその落とした単位の講義の先生の力で、進級させてあげることはできますよ。 関係ない他の先生の力ではどうしようもないですけどね。 当然、教務科にその先生が成績を出す締め切り以前にお願いに行かないといけませんけどね。
指導教員が、単位を落としそうな科目の担当教員に「当人をお願いに行かせますので、その節はよろしく。しばしお小言をくらわせたうえで、追加レポートで何とか」とか裏からネゴるのって普通じゃないの?
Re:世界的な傾向 (スコア:1)
指導教員が、単位を落としそうな科目の担当教員に「当人をお願いに行かせますの
で、その節はよろしく。しばしお小言をくらわせたうえで、追加レポートで何とか
」とか裏からネゴるのって普通じゃないの?
それはまさに教官に「共感力」が有るか否かに掛かっていますね ;-)
与太はさておき、普通はそういう対応がされると思いますね。留年させても学生に
良いことナンにもないですから、1科目程度なら目をつぶって、と思うでしょう。
しかし日本の大学で「可」すら取れないって、どういうのでしょうね。
自らを省みるに、全くお手上げで歯が立たなかった2年目のドイツ語の授業でも、
現代ドイツに関する(日本語の)本を読んでレポート提出と「教授の前でドイツ語
の愛唱歌を歌う」という、合唱部出身者にとってはバッチ来ーいなペナルティで「
良」を貰っちゃいました。今はそんな牧歌的な事は無いのかな。
Re:世界的な傾向 (スコア:2, 参考になる)
何を助言してもなしのつぶてで全く返事が無いままに締め切りが来て留年確定とか、そーゆーのがね、「いったい何を考えてるんだ」と思うわけです。しかも、自分が学費を出すわけじゃなくて、大多数の学生は親が出すんです。親に130万+1年分の生活費を出させる羽目になるかならないかという瀬戸際だったら、もっと必死にならんもんか?なんでそうぬぼ~~としていられるんだ??と思うのです。
なお、「一升瓶下げて教授にお願いに」ってのはさすがにもう20数年前に中年の先生が「私が若いころは・・・・」と昔話で言ってたくらいでもう滅びた風習ではないかと思いますです。
Re:このタレコミに共感できる人が多いか少ないか (スコア:2, 興味深い)
相手の価値観が自分と違うと、これは通用しません。
例えば、私だったら、礼儀のために嘘だったり一瞬だけだったりの共感をされたら
この上ない侮辱と捉えます。
他人と(特に家族でも親友でもない、他人と)共感しようなど、
馬鹿げた妄想か、あるいは他の人と容易に価値観を共有できる
(自分自身のユニークな価値観を持っていない)人の思い上がり
に過ぎないとおもいます。
Re:このタレコミに共感できる人が多いか少ないか (スコア:1)
>> 「相手の身になって考える」
> 相手の価値観が自分と違うと、これは通用しません。
「通用しない」で切って捨てる時点であなたには「Empathy力」が不足しているのだろう、となる気も。
理解しがたいものに対しても推測し、理解しようと思うことが重要じゃないのかな。
# ん? 誤解されて溝が深まった?
# となることもままあるだろうが今回の論点ではありませんよ
Re:このタレコミに共感できる人が多いか少ないか (スコア:1, 興味深い)
共感力のあるコメント:
おっしゃるとおり、相手を理解するというのはコミュニケーションの前提ですね。
しかしながらそれはコミュニケーションの本質ではないでしょうし
相手の身になって考える事ができない若者が増えているという意見も分かりますが
別に、最近の若者に特有のものではないと思いますよ。
共感力のないコメント:
礼儀はコミュニケーションの本質ではないでしょう?
相手の身になって考える事ができないのも、若者に限った話ではありませんね。
こういうこと?