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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚
応用に興味があります (スコア:2, 興味深い)
これを読んだときに頭に浮かんだのが、最近読んでるエリヤフ・ゴールドラット著のザ・ゴール [google.co.jp]シリーズ。小説という形態を取った思考プロセスにまつわる啓蒙書なのだが、このモデルと同様の問題が題材として複数取り上げられている。例えば工場の生産ではある工程の作業力をキチキチにすると全体のスループットが落ちる、安易なレイオフは人的に余裕がなくなりそれが全体的な競争力の低下につながるなど、十分なバッファ (車の事例で言えば車間距離や一台あたりの車の出せる速度の余裕) が無ければいけないとしている。本の中では頻繁に「誤った部分最適化 (例えば車間距離を縮めて少しでも多くの車を走らせる) は、全体最適化 (全体のスループット) の障害になる」と書かれている。
今回のモデルと実験は渋滞という問題に限らずありとあらゆる分野に応用が可能な話なのではないかと思う。TOC とか、部分最適化と全体最適化といわれてもピンとこなくても、こういう渋滞の実験があって車の密度高くなる (バッファが小さくなる) と問題が起こることが証明されてますと言えば、説得しやすいし。世の中には、同種の問題がいろいろあるんじゃないだろうか。決済とかお役所仕事とか。そういう応用例に興味がある。
という感じのことを考えながら、asahi.com の記事を読んでました。
Re:応用に興味があります (スコア:3, 参考になる)
Re:応用に興味があります (スコア:1, 興味深い)
現状では経験則でしかありませんが、もっと詳しく理由が分かるようになるのではないかと期待しています。
均一で効率の高い集団はちょっとしたことで危機に陥るものです。
多様性のある集団は無駄が存在しますが、トラブルには強かったりします。
ー独立愚連隊に憧れるACー