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4.酸化ベベリウム放熱アダプター Eimacの製品でSK-1920といいます。入手に問題はありませんが、毒性と発ガン性が強力なのでその取扱は十分な注意を要します。万一の危険を避けるためにゴム手袋して取扱います。本体は非常に堅いので簡単な事では割れたりしませんが、間違っても400℃以上に熱したり、割ったり、傷つけたり、ハンマー等で叩いたりしてはなりません。もしこれれらの破片や粉末を吸引したり飲み込んだりした場合短時間で死んでしまいます。また、不要になって廃棄する時も勝手に捨ててはいけません。必ず回収している処がありますので市役所等で確認して下さい。
米を食べるみたいにLEDをバリバリ噛み砕いて飲み込む、みたいな異常な状況でもないかぎり摂取する心配はないだろうし、ましてや発ガンなどありえないと思うのですが。
毒物を摂取したときに中毒症状が起こるということと、それが発ガン性「も」あるというのとを明確に分けて考えた方がよいです。これは生体に対して全く別の経路・メカニズムで、別の作用を及ぼします。
いわゆる毒物による中毒症状というのは、用量依存的に、つまり摂取した量が一定以上なら症状が出る、さらには多ければ死亡する可能性が出てくる、というもの。つまり、中毒になる閾値未満であれば健康被害は無視できるというものです。
一方、一般に発ガン性には、閾値という概念は存在せず、摂取した容量が低くても(確率的に低くくはなりますが)有意な発ガン性があるものです。つまり、量が少ないから無視していいや、ということにはなりません。そして概して、発ガン性が認められるレベルというのは中毒を起こす毒物としての閾値よりもずっと少ない量でも認められたりします。
発ガン性を考慮に入れるかどうかで現場の取り扱いなども大きく変わってくるのではないでしょうか。
「タバコ1箱/日」を「1ケムール」
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
実用的には無害だと思う。 (スコア:1)
そんなもんを載せてる暇があったらDHMO [wikipedia.org]の危険性を啓蒙した方がずっと意味があると思いますね。
# DHMOを例に出すのはお約束ということでひとつ。
ゴミ捨ての後も遠足です(Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:5, 興味深い)
赤色LEDが普及しはじめてから30年ほどになりますが、つい最近までは電器製品や電気部品の廃棄自体の規制がかなり曖昧で、そこいらの産廃処理場や野山に打ち捨てられていたり、ゴミ捨て場に普通に捨てられていたりして、その量たるや莫大なのですが。
…勿論、普通のゴミと一緒に焼かれている場合も少なくなかったですから、灰や排ガスに対して適切な処理がされていなければ他の重金属やダイオキシンと同じようにGaAsに由来する毒物の放出を気にしないといけないのでは。
処理後の灰などを埋め立て処分をしたとしても、他の重金属と同様に長期的な視点で見れば周囲の環境中に滲み出てくるし、無頓着な廃棄をすれば、鉛や銅、PCBなどと同じように雨風に晒されてばらまかれる。
そう考えると、カリフォルニア州政府の警告の真意が見えてくるように思いますけど…。
# 「既出」扱いされそうですが(^^;
Re:ゴミ捨ての後も遠足です(Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:3, 興味深い)
ベリリウム磁器(基板)を使った高周波デバイスは廃棄時にけっこう粗雑に扱われてるんじゃないだろうか?
昔々,Heathkitの8873を使ったリニアアンプの組立説明書には絶縁用のベリリウム磁器の取り扱いについて
結構おっかない注意書きがあったらしい...............
Re:ゴミ捨ての後も遠足です(Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:5, 参考になる)
8873を使った機器に記述がありました。
Re:ゴミ捨ての後も遠足です(Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:2)
未来において、誰もベリリウムの毒性を忘れてしまっていたという設定。
Re: (スコア:0)
ソース失念してるけど、ちょっとした飛沫できも危険だと言う話を無線雑誌で見た記憶が
Re: (スコア:0)
|| ソース失念してるけど、ちょっとした飛沫できも危険だと言う話を無線雑誌で見た記憶が
まあ,それは注意喚起のためにあえてオーバーに表現してるのかもしれませんね。
微量でも危険というのは微粉末を肺に吸い込んでしまった場合だったはずです。
(「飛沫でも危険」というよりは「微粉末が危険」)
貴金属回収のためにベリリウム磁器(見た目はセラミック基板と同じ)を使った半導体が
実装された廃プリント基板をリサイクル工場で粉砕処理して~というのは本当に危ないと
思う。
なんだかなぁ (スコア:0)
他の二つはともかく、なぜに銅?
Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:1, 興味深い)
毒物を摂取したときに中毒症状が起こるということと、それが発ガン性「も」あるというのとを明確に分けて考えた方がよいです。これは生体に対して全く別の経路・メカニズムで、別の作用を及ぼします。
いわゆる毒物による中毒症状というのは、用量依存的に、つまり摂取した量が一定以上なら症状が出る、さらには多ければ死亡する可能性が出てくる、というもの。つまり、中毒になる閾値未満であれば健康被害は無視できるというものです。
一方、一般に発ガン性には、閾値という概念は存在せず、摂取した容量が低くても(確率的に低くくはなりますが)有意な発ガン性があるものです。つまり、量が少ないから無視していいや、ということにはなりません。そして概して、発ガン性が認められるレベルというのは中毒を起こす毒物としての閾値よりもずっと少ない量でも認められたりします。
発ガン性を考慮に入れるかどうかで現場の取り扱いなども大きく変わってくるのではないでしょうか。
Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:5, 参考になる)
(非遺伝毒性発癌物質なんかはみんなそう)
発癌物質には閾値が無いとかいう神話はどうにかならないもんかね。
閾値が無いと言われていた変異原性・遺伝毒性に関しても、閾値は実はあるんじゃないの?
ということが近年さかんに言われていて、閾値、シンポジウムあたりでぐぐるとけっこうでてくる。
閾値が無い場合でも、発がんリスクが1e-6ならいいんじゃない? という考えで管理してます。
一生、暴露しつづけた場合に、がんの発生する確率が百万人に一人、という確率です。
職業暴露の場合の管理濃度はもうちょっと高いはずだけど。
Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:4, 興味深い)
癌を引き起こす機序は物質によって異なるでしょうから、簡単にはいかないかもしれませんが、
「非常に多くの物質に発癌性がある」ことを啓蒙し、また発ガン性が「ある」というだけではなく、
その度合いを身近な物質との比較で表現する等の工夫はあってもいいのではないでしょうか。
たとえば、「タバコ1箱/日」を「1ケムール」として、赤色LEDの含まれた製品を日常で使用する場合の発ガン性は、
「1ケムールの1億分の1です」等だと、どのくらい注意しなくてはならないかの目安になるとおもいます。
Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:1, すばらしい洞察)
1ケムール [wikipedia.org]よりも1メトロン [wikipedia.org]の方が適切ではないでしょうか?
Re: (スコア:0)
1ケムールの100分の1です、と書けば分かりやすいのかな?
タバコ吸うこととLEDを使うことはあまりにもかけ離れているので無意味じゃないかな。
核燃料は(これを使って発電した電気には発ガン性がないので)安全です、ぐらい違和感がある。
Re:実用的には無害だと思う。 (スコア:2, おもしろおかしい)
いや、そこは1センチケムールでしょう。
Re: (スコア:0, オフトピック)
だけど、「~には発癌性があることが判明」式の垂れ流し報道で、一般人が受ける印象は、
実体とは「あまりにもかけ離れているので無意味」なものになりがちだとおもいます。
それこそ、「原子力発電による電気は放射能があって癌になる」レベルの誤解すら、
ないわけではありません。電磁波防止エプロンだって、絶賛販売中です。
一般向けに報道するからには、一般人に広く知ってもらうべきということでしょうから、
日常の利用でどのくらいリスクがあるかを比較して考える癖をつけるためにも、
あえて定量的な表現をしてはどうかと思うのです。
Re: (スコア:0)
少なくとも核燃料を触る機会、万が一にも口に入れる機会は皆無でしょうが、LEDは身近にあって間違って口に入れるかもしれないという理屈でどうでしょう。
危険性がうまく伝わりますよね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
おしい (-1,不謹慎) (スコア:0)
# ベリリウムをベリベリはがして......ごほごほ
くだらないのでAC