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以前、民主党がガソリン税の暫定税率に反対したとき、『CO2削減のために、ガソリン税は安くすべきでない』なんて言ってたのに、今回はその話には触れないどころかさらに増やそうとしているのは納得いかないなぁ。たかだか一年半ぐらい前の話なのにさ。
まぁ、景気対策というお題目があるのは分かるけど、環境対策に比べてあまりに軽く扱ってないかい？
選挙対策だと思いますよ。それも、旧来の自民党の支持母体だった業界組織などではなく、庶民向けへの。(業界組織だとしたら、高速1000円に、業務用が含まれるはずですから)
ただ、鳩にあわてて出したんじゃないようです。小沢が辞任するまえから金子国交相が言及したという報道が出ていましたから。
つまり、総選挙はお盆周辺、おそらくお盆より前、ということが読み取れますね。(お盆より後にしてしまって、渋滞でせっちん詰めにあった人たちからそっぽ向かれないように)
訂正。正確には「選挙対策のフリをした」、利権政治・官僚支配への回帰、でしょう。
つまり、表向きは選挙対策と称して、国民にパン(定額給付金)とサーカス(高速1000円)を与えて、国民を政治的盲目にし、その間に、小泉政治で破壊されかかった公共事業を前提とした利権政治と、官僚の天下り組織の再構築を巧妙に進めているのです。
まず、ETC補助の財源は、天下り団体が溜め込んだ会計から拠出されています。それにより、この団体の存続が認められます。高速道路会社には民間企業なので、景気対策の名目で料金の減収分を国庫から補填します。これにより、民間会社というのは絵に描いた餅になり、つぎ込むお金の額を国の裁量で変えれば、「建設費用が出せる」となって、不採算路線の建設を行うことも可能になります。これも、景気対策の美名の下に実行され、古賀、二階などの道路族議員を巻き込みながら公共事業として実施されるようになります。
そうして、ぽっかりとあいた財政の穴は、社会保障費の増大を理由に、増税で埋めるのです。
表向き景気対策、実利は旧来の政治への回帰という実利、うまくいけば、大変効率がよい政策といえるでしょう。まさに政治省力化による環境対策ですな。
席替えなんかじゃなくて、もっとじっくりと党首選をやればメディアへの露出回数も増えただろうに、なんで席替えで終わっちゃったのかなぁ。しかしそれでサクッと支持率が上がったというのであればなんというか・・・そんなにあほが多いのかこの国は。
では去年延々と総裁選をやった党はどうかというと・・・
> ここで、被害を受けるのは増税で負担させられる国民だけ。だから、なぜ、国民が被害を受けるような政策が、選挙対策になるんですか？
> ここで、被害を受けるのは増税で負担させられる国民だけ。
だから、なぜ、国民が被害を受けるような政策が、選挙対策になるんですか？
被害を受けるのが今ではないから。将来の増税は未定の話ですものね。未来の増税（国債の償還）を財源にするのではなく「今、消費税を10%に上げて財源にします」と言えば誰も支持はしないでしょう。
定額給付金だって、もらったおばあちゃんが「これで孫に○○を買ってやります」なんて言ってる映像が流されていましたが、結局は何かを買ってもらった孫の代が（将来の税負担として）負担をする羽目になるってことに気付いていないんですよ（と言うかマスコミが気付かせないように誘導しているのかもね）。
これで支持率が上がるなら安いモノですよ。将来のあなたに請求書を送りつけつつ「ほらボーナスだよ」と言ってお金を渡してくれるわけですから。それを「ありがとう」と言って受け取るのは自由ですが、そのお金の出所は把握しておきたいものです。
私は #1568742 のACであって #1568714 のACさんではないのですが、#1568724 の「何でそれが選挙対策になるの？」という問いに対して「気付いていない人がいるから効果がある（或いは効果があると思ってやっている）のですよ」という見方を紹介したつもりでした。
また、この件に対する各メディアの報じ方はある程度存じております。と言うか、私自身が少々左巻き（笑）であることはわかっているので、毎日系や朝日系の情報はよく眼にするところです。
むしろ右派とされる産経読売のほうがバラマキに寛容なくらいです
yyyyyyyyさんのように右よりの情報も左よりの情報も入
> それを返してもらうために２年後に景気が回復したら消費税を増税すると明言しているわけです。
増税時期を明言していないので批判されているわけですが…http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-abc1.html [cocolog-nifty.com]彼になら直接質問できますから、お聞きになってはいかがでしょうか。時間を割いてチョー賢い人の相手をしてくれるはずです。(その点だけでも政治家は尊敬に値しますね！)
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景気対策 vs 環境対策 (スコア:3, 興味深い)
以前、民主党がガソリン税の暫定税率に反対したとき、『CO2削減のために、ガソリン税は安くすべきでない』
なんて言ってたのに、今回はその話には触れないどころかさらに増やそうとしているのは納得いかないなぁ。
たかだか一年半ぐらい前の話なのにさ。
まぁ、景気対策というお題目があるのは分かるけど、環境対策に比べてあまりに軽く扱ってないかい？
Re:景気対策 vs 環境対策 (スコア:0)
でしょうね。正直なところ。
内閣支持率上昇の原因の一つが、高速千円だと言われてますし、民主党の鳩山氏が麻生氏より支持されてるという報道が一部でありましたから、自民がその巻き返しを狙ってるだけというのが真相なのではないかと…。
Re:景気対策 vs 環境対策 (スコア:2)
選挙対策だと思いますよ。
それも、旧来の自民党の支持母体だった業界組織などではなく、庶民向けへの。
(業界組織だとしたら、高速1000円に、業務用が含まれるはずですから)
ただ、鳩にあわてて出したんじゃないようです。小沢が辞任するまえから
金子国交相が言及したという報道が出ていましたから。
つまり、総選挙はお盆周辺、おそらくお盆より前、ということが読み取れますね。
(お盆より後にしてしまって、渋滞でせっちん詰めにあった人たちからそっぽ
向かれないように)
Re:景気対策 vs 環境対策 (スコア:2)
訂正。
正確には「選挙対策のフリをした」、利権政治・官僚支配への回帰、でしょう。
つまり、表向きは選挙対策と称して、国民にパン(定額給付金)とサーカス(高速1000円)を
与えて、国民を政治的盲目にし、その間に、小泉政治で破壊されかかった公共事業を前提
とした利権政治と、官僚の天下り組織の再構築を巧妙に進めているのです。
まず、ETC補助の財源は、天下り団体が溜め込んだ会計から拠出されています。それにより、
この団体の存続が認められます。
高速道路会社には民間企業なので、景気対策の名目で料金の減収分を国庫から補填します。
これにより、民間会社というのは絵に描いた餅になり、つぎ込むお金の額を国の裁量で
変えれば、「建設費用が出せる」となって、不採算路線の建設を行うことも可能になります。
これも、景気対策の美名の下に実行され、古賀、二階などの道路族議員を巻き込みながら
公共事業として実施されるようになります。
そうして、ぽっかりとあいた財政の穴は、社会保障費の増大を理由に、増税で埋めるのです。
表向き景気対策、実利は旧来の政治への回帰という実利、うまくいけば、大変効率がよい
政策といえるでしょう。まさに政治省力化による環境対策ですな。
Re: (スコア:0)
与党が表向きに選挙対策と称しているということですか？
言っている事が無茶苦茶です。
民主党の席替え (スコア:1)
席替えなんかじゃなくて、もっとじっくりと党首選をやればメディアへの露出回数も増えただろうに、なんで席替えで終わっちゃったのかなぁ。しかしそれでサクッと支持率が上がったというのであればなんというか・・・そんなにあほが多いのかこの国は。
屍体メモ [windy.cx]
総裁戦隊ジミンジャー (スコア:0)
では去年延々と総裁選をやった党はどうかというと・・・
Re: (スコア:0)
日本共産党は、他党の批判よりも先に、国民を批判すべきです。
Re: (スコア:0)
給付金も選挙対策(表向きは経済対策)だといわれてるけど、そんなことで支持を変える有権者って、どうなんだ。
とはいえ、この論理だと国民のためにすることは全部選挙対策になってしまいますけどね^^;
とりあえず一貫性(信念)のある政治をしてほしい。
安部ちゃんは「美しい日本」なんてスローガンで、一応信念はあったようですが、それ以降、何がしたいのかさっぱり。まぁ、総理になりたい人(なることがゴール)な人が続いてますからね。
Re: (スコア:0)
・高速料金割引きでETC利用者からの支持率アップ
（ついでにETCがバカ売れして官僚天下り団体ウマー）
・堂々と道路公団へ国費投入（割引分の補填）して高速道路建設
・道路建設で土建業界ウマー
小泉改革で高速道路建設に国費投入がしづらくなったので、利用者を
ロンダリングに使って国費投入しているわけですよね。
建設業界も建設工事が増えるので、道路族への支持アップと言うわけ。
ここで、被害を受けるのは増税で負担させられる国民だけ。
Re: (スコア:0)
(略)
> ここで、被害を受けるのは増税で負担させられる国民だけ。
だから、なぜ、国民が被害を受けるような政策が、選挙対策になるんですか？
Re: (スコア:0)
被害を受けるのが今ではないから。
将来の増税は未定の話ですものね。
未来の増税（国債の償還）を財源にするのではなく「今、消費税を10%に上げて財源にします」と言えば誰も支持はしないでしょう。
定額給付金だって、もらったおばあちゃんが「これで孫に○○を買ってやります」なんて言ってる映像が流されていましたが、結局は何かを買ってもらった孫の代が（将来の税負担として）負担をする羽目になるってことに気付いていないんですよ（と言うかマスコミが気付かせないように誘導しているのかもね）。
これで支持率が上がるなら安いモノですよ。
将来のあなたに請求書を送りつけつつ「ほらボーナスだよ」と言ってお金を渡してくれるわけですから。
それを「ありがとう」と言って受け取るのは自由ですが、そのお金の出所は把握しておきたいものです。
Re:景気対策 vs 環境対策 (スコア:1)
景気対策をしているのに、今すぐ消費税を上げるわけにはいかないでしょう。
チョー賢いあなたが、そんな矛盾した政策を仮想敵に仕立てて攻撃してはいけません。
> 結局は何かを買ってもらった孫の代が（将来の税負担として）負担をする羽目になるってことに気付いていないんですよ（と言うかマスコミが気付かせないように誘導しているのかもね）。
私の購読している毎日新聞は、将来の税負担を喧伝してバラマキに猛反対しています。よそで他紙を読むこともありますが、産経や読売を含めて論調はおおむね同じです。(むしろ右派とされる産経読売のほうがバラマキに寛容なくらいです)
テレビ朝日の番組、報道ステーションやたけしのTVタックルも、同じく将来の負担を全面に出して猛攻撃していますよ。
Re: (スコア:0)
私は #1568742 のACであって #1568714 のACさんではないのですが、#1568724 の「何でそれが選挙対策になるの？」という問いに対して「気付いていない人がいるから効果がある（或いは効果があると思ってやっている）のですよ」という見方を紹介したつもりでした。
また、この件に対する各メディアの報じ方はある程度存じております。
と言うか、私自身が少々左巻き（笑）であることはわかっているので、毎日系や朝日系の情報はよく眼にするところです。
yyyyyyyyさんのように右よりの情報も左よりの情報も入
Re: (スコア:0)
> チョー賢いあなたが、そんな矛盾した政策を仮想敵に仕立てて攻撃してはいけません。
かといって、景気対策と称して大金をばらまいている財源は国債であり、
それを返してもらうために２年後に景気が回復したら消費税を増税する
と明言しているわけです。
１００年に一度の世界的大不況がたった２年で回復すると思う？
絶対無理なのに、なんで２年後と言った？
回復していなければ２年後の増税は無いんだから構わない？
自民党の橋本政権時代、まだまだ不況の最中、回復途中にあって
「景気は回復した」として増税に踏み切った前科を忘れてる？
自民党や財務官僚にとって、不況の底を打った後の回復期は
「景気が回復した」ということなんです。
つまり、今より悪くなり続けない限り、確実に２年後に増税する。
たとえ不況が続いていても。
それなら今消費税を上げても大差ないですよね。
Re:景気対策 vs 環境対策 (スコア:1)
> それを返してもらうために２年後に景気が回復したら消費税を増税すると明言しているわけです。
増税時期を明言していないので批判されているわけですが…
http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-abc1.html [cocolog-nifty.com]
彼になら直接質問できますから、お聞きになってはいかがでしょうか。時間を割いてチョー賢い人の相手をしてくれるはずです。(その点だけでも政治家は尊敬に値しますね！)