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セシウムを良く吸収するそうなので。
昔その話を聞いたとき「ナウシカの世界だ」と思いましたがナウシカとは違って、吸収するだけで無害な物に分解(崩壊)はしてくれないんですよね。
大々的に実験しましたが、ひまわりは吸収しないそうですhttp://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H23/hatasaku/H23hat... [affrc.go.jp]
福島県産ヒマワリへの放射性セシウムのTF(移行係数)は茎葉で0.01~0.04である。単位面積当たりのヒマワリに含まれる放射性セシウム量は最大でも土壌の1/1000に満たず、ヒマワリによるファイトレメディエーションの効果は極めて小さいと考えられる。
逆に、ひまわりはセシウムなどを吸収しづらく、特に種の部分、ひまわり油にはほとんど出てこないので、放射性物質の濃度が高い所でもひまわりは汚染されずに育てる事ができる、と言うことみたい。そうしてチェルノブイリなどで育てられていたのをみて、勘違いが広がった、と言うことらしい。
一方で、吸収が良い植物としてはヒユ科の植物だと言うことが解っているようです。ヒユ科植物はそこらの雑草ですので育てるのは全く問題ありません。ただ、吸収率は高いと言っても異様に高いわけではないので植えて短期間で全て吸収と言う訳にもいかず、また吸収した後の草木をどうするかと言う問題がついて回るため、植物を利用した除染は現実的ではないと考えられているみたいです。
#ただ今回の手法を逆にしてより吸収率の高い植物を作れば…?
簡単に言えば地中深くまでセシウムが浸透しているわけじゃないから、土をはいじゃった方が楽だ、というわけですね。一方で今回のような水稲については、安全基準が非常に安全側に振ってあるため、土壌をはいだところで水などに乗って入ってくるセシウムだけでも問題になる可能性があります。産経はその辺りを理解せず、何故かとってつけたようにhttp://www.sankei.com/photo/daily/news/170531/dly1705310024-n1.html [sankei.com]
すでに農地除染などの対策が講じられており、この技術が実際に使われるかどうかは疑問
とか言ってますが、そのために肥料を減らせるなら十分利用価値はあるんじゃないでしょうか。
>吸収した後の草木をどうするかと言う問題
これ、「ひっこぬいて他に持ってって埋めればいいじゃん」とか言われるんだけど、重機で土壌をはがして新しい土入れる方が早くて楽なんだよね……。(運搬重量としてどちらが少なく済ませられるかは知らない)燃やすわけにもいかないし。「なんか微妙な重量比の放射性物質を含む生ゴミ」を作っても誰も喜ばないのだ……。
放射性セシウムを無害なものに分解してくれる植物(動物でも微生物でもいい)があったら、放射能汚染被害なって時間を掛ければ解決してしまいますね。
# 放射性セシウム以外の放射性物質については、とりあえず横に置いておいて。
放射性元素は放射能を出すほど力を失って普通の金属に戻るので、いっぱい出させればいいんじゃないでしょうか。つまり体内に粒子加速器を持ちセシウムを濃縮して処理する巨大で不明な生物を……
時間をかけてもいいのであれば、セシウム問題は生物なんぞ使わなくても勝手に解決します。特に影響力の強いCs134は10年経てば初期のたった4%に、より半減期の長いCs137も一世紀待てば10%に減りますからね。
半減期が長いと危険ってイメージが理解できないんですよね。半減期が長いってことは逆に核分裂する頻度が低いから却って安全なんじゃないかと。
今のところ半減期自体をいじる方法は放射線を当てる以外には開発されてないんですよね。それこそ、初等的な相対論のタイムマシンでも使わないと。
抗核エネルギーバクテリアですか?ビオランテのようなものが生まれなきゃいいですが…。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
ひまわりと一緒に植えよう (スコア:2)
セシウムを良く吸収するそうなので。
昔その話を聞いたとき「ナウシカの世界だ」と思いましたが
ナウシカとは違って、吸収するだけで無害な物に分解(崩壊)はしてくれないんですよね。
Re:ひまわりと一緒に植えよう (スコア:4, 参考になる)
大々的に実験しましたが、ひまわりは吸収しないそうです
http://www.naro.affrc.go.jp/org/tarc/seika/jyouhou/H23/hatasaku/H23hat... [affrc.go.jp]
福島県産ヒマワリへの放射性セシウムのTF(移行係数)は茎葉で0.01~0.04である。単位面積当たりのヒマワリに含まれる放射性セシウム量は最大でも土壌の1/1000に満たず、ヒマワリによるファイトレメディエーションの効果は極めて小さいと考えられる。
逆に、ひまわりはセシウムなどを吸収しづらく、特に種の部分、ひまわり油にはほとんど出てこないので、放射性物質の濃度が高い所でもひまわりは汚染されずに育てる事ができる、と言うことみたい。そうしてチェルノブイリなどで育てられていたのをみて、勘違いが広がった、と言うことらしい。
一方で、吸収が良い植物としてはヒユ科の植物だと言うことが解っているようです。ヒユ科植物はそこらの雑草ですので育てるのは全く問題ありません。
ただ、吸収率は高いと言っても異様に高いわけではないので植えて短期間で全て吸収と言う訳にもいかず、また吸収した後の草木をどうするかと言う問題がついて回るため、植物を利用した除染は現実的ではないと考えられているみたいです。
#ただ今回の手法を逆にしてより吸収率の高い植物を作れば…?
簡単に言えば地中深くまでセシウムが浸透しているわけじゃないから、土をはいじゃった方が楽だ、というわけですね。
一方で今回のような水稲については、安全基準が非常に安全側に振ってあるため、土壌をはいだところで水などに乗って入ってくるセシウムだけでも問題になる可能性があります。産経はその辺りを理解せず、何故かとってつけたように
http://www.sankei.com/photo/daily/news/170531/dly1705310024-n1.html [sankei.com]
すでに農地除染などの対策が講じられており、この技術が実際に使われるかどうかは疑問
とか言ってますが、そのために肥料を減らせるなら十分利用価値はあるんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
>吸収した後の草木をどうするかと言う問題
これ、「ひっこぬいて他に持ってって埋めればいいじゃん」とか言われるんだけど、
重機で土壌をはがして新しい土入れる方が早くて楽なんだよね……。
(運搬重量としてどちらが少なく済ませられるかは知らない)
燃やすわけにもいかないし。
「なんか微妙な重量比の放射性物質を含む生ゴミ」を作っても誰も喜ばないのだ……。
Re: (スコア:0)
放射性セシウムを無害なものに分解してくれる植物(動物でも微生物でもいい)があったら、放射能汚染被害なって時間を掛ければ解決してしまいますね。
# 放射性セシウム以外の放射性物質については、とりあえず横に置いておいて。
Re:ひまわりと一緒に植えよう (スコア:2)
放射性元素は放射能を出すほど力を失って普通の金属に戻るので、いっぱい出させればいいんじゃないでしょうか。つまり体内に粒子加速器を持ちセシウムを濃縮して処理する巨大で不明な生物を……
Re: (スコア:0)
時間をかけてもいいのであれば、セシウム問題は生物なんぞ使わなくても勝手に解決します。
特に影響力の強いCs134は10年経てば初期のたった4%に、より半減期の長いCs137も一世紀待てば10%に減りますからね。
Re: (スコア:0)
半減期が長いと危険ってイメージが理解できないんですよね。
半減期が長いってことは逆に核分裂する頻度が低いから却って安全なんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
今のところ半減期自体をいじる方法は放射線を当てる以外には開発されてないんですよね。それこそ、初等的な相対論のタイムマシンでも使わないと。
Re: (スコア:0)
抗核エネルギーバクテリアですか?
ビオランテのようなものが生まれなきゃいいですが…。