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確率というのはこのように「ある物事が起こる割合」として考えられる.
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds
日本語 (スコア:0)
確率と割合を混同してることです。
Re: (スコア:1)
統計学基礎/確率 [wikibooks.org]
Re:日本語 (スコア:3, 興味深い)
件の認知的不協和の実証実験(今回Chen博士が批判しているもの)は、統計学の検定の考えに基づくならば
1.認知的不協和が起こっていないという前提で数学的モデルを建てると、最後に緑が選ばれる確率は50%と導出される
2.実験の結果、最後に緑が選ばれた回数は全体の63%程度であった(63%というのはリンク先の論文で見かけた数値、斜め読みなので間違ってたらすみません)
3.確率50%の事象が全体の63%の割合で起こることなんてめったにない
4.ということは、「認知的不協和が起こっていない」という前提が間違っている可能性が高い
という流れになっているものと推測されます。(「そもそも1.の確率計算が間違っている」というのが今回のChen博士の主張。)
冒頭に挙げた箇所の「確率」は、実際には2.の「緑が選ばれた回数の実験結果全体に占める割合」を指しているのでしょう。だとするとそれはあくまで「測定値」であって、数学的な意味での「確率」とは似て非なるものなので、冒頭に挙げた箇所は「この場合、青と緑では緑のM&Mを選んだ割合が高かったことから、」などと書いてほしかったと私は思います。
勿論、日常用語としてこの手の「結果の割合」を「確率」と称することはよくあることですが、科学的な話をするときぐらいは用語をちゃんと使ってほしいな、というのが親コメのACさんのお気持ちなのでは。