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確率というのはこのように「ある物事が起こる割合」として考えられる.
x, x, x, x, ..., x, o (0.99 * 0.99 * 0.99 ... 0.99 * 0.01 = 0.99^99 * 0.01 = 0.003697..)
x, x, x, x, ..., x, x (0.99^100 = 0.3660..)
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
日本語 (スコア:0)
確率と割合を混同してることです。
Re:日本語 (スコア:1)
統計学基礎/確率 [wikibooks.org]
Re:日本語 (スコア:3, 興味深い)
件の認知的不協和の実証実験(今回Chen博士が批判しているもの)は、統計学の検定の考えに基づくならば
1.認知的不協和が起こっていないという前提で数学的モデルを建てると、最後に緑が選ばれる確率は50%と導出される
2.実験の結果、最後に緑が選ばれた回数は全体の63%程度であった(63%というのはリンク先の論文で見かけた数値、斜め読みなので間違ってたらすみません)
3.確率50%の事象が全体の63%の割合で起こることなんてめったにない
4.ということは、「認知的不協和が起こっていない」という前提が間違っている可能性が高い
という流れになっているものと推測されます。(「そもそも1.の確率計算が間違っている」というのが今回のChen博士の主張。)
冒頭に挙げた箇所の「確率」は、実際には2.の「緑が選ばれた回数の実験結果全体に占める割合」を指しているのでしょう。だとするとそれはあくまで「測定値」であって、数学的な意味での「確率」とは似て非なるものなので、冒頭に挙げた箇所は「この場合、青と緑では緑のM&Mを選んだ割合が高かったことから、」などと書いてほしかったと私は思います。
勿論、日常用語としてこの手の「結果の割合」を「確率」と称することはよくあることですが、科学的な話をするときぐらいは用語をちゃんと使ってほしいな、というのが親コメのACさんのお気持ちなのでは。
Re: (スコア:0)
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B3%E4%B9%E7&kind=jn&... [goo.ne.jp]
> (1)二つの数量を比べた時に、一方が他方の何倍にあたるかという関係。比率。率。割。
これ。
元コメが槍玉に挙げたいのは例えば
1%+1%=2%
って思っちゃう人のことでしょ。
割合の計算としては正しいが確率では有り得ない計算。
例
かごの中に果物が4つ
Re:日本語 (スコア:1)
あるイベント(この場合「モンスターからアイテムAがでる」)が連続して起こる確率は単独のイベントが起こる確率の掛け算で計算するので 0.01 + 0.01 + .... は間違い。求めている確率が100回モンスターを倒した後,一個以上のアイテムA が得られる確率だと勝手に仮定して,x = 出ない; o = 出る; と表記すると,最後の最後に出る場合は で,o が現れうるパターンが色々あるのでそれを計算する必要があるけど,発想を逆にすると,百回倒してアイテムが出ない確率を求めて 100% からそれを引けば一個以上アイテムA が得られる確率が求められる。 で 1 - 0.99^100 = 0.6340.. で約63%
さてここで問題です。ある疾患X の人口中の割合が 1% だとして,検査Y は対象がX にかかっている場合は99% の確率で陽性,対象がX にかかっていない場合は99% の確率で陰性の結果をかえすとします。ある日患者Z が気まぐれで検査Y を受けた所陽性と出ました。Z が Xにかかっている確率は?
Re:日本語 (スコア:1)
> って思っちゃう人のことでしょ。
> 割合の計算としては正しいが確率では有り得ない計算。
思っちゃうもなにも、1%+1%=2% です。
例を挙げると、これは、100面ダイスを振って 1 か 2 が出る確率です。
1が出る確率=1%
2が出る確率=1%
1か2が出る確率は、1% + 1% で 2% です。
もちろん、2回試行して2回とも1が出る確率は、1% * 1% で、0.01% だし、
2回のうちどちらかに1が出る確率は、100% - (99% * 99%) で、1.99 %です。
# こういう議論をするときは、用語や言い回しを含めて厳密にしたほうがよいと思うので、あえて指摘しています。