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>同位元素同士は化学的性質が同一であるため、化学的手法で分離できません。
完全に同じではないんで無理ではないよ。生体中での濃縮(ただし影響はそんなに大きくない)とかあるしね。重い原子ほど(ほんのわずかだけど)気化しにくかったり、酵素などの反応系への取り込み速度が違ったりするから。(経路によって、重い同位体が濃縮される場合と、軽い同位体が濃縮される場合がある)
この生体濃縮の度合いが温度によって違う(温度が高いほど同位体選別能は当然落ちる)ことを利用して、化石等の酸素とかの同位体組成比の変化から当時の気候を推定するとかに使われてる。
同位体効果が極めて大きく出るような化学反応を設計できるようになれば、同位体選別化学反応が実用化されるかも知れない。
わざわざ「化学的」性質、「化学的」手法って書いてあるのが何故なのか考えてみては如何でしょうか
吸脱着は化学だぜ!#物理化学だから物理に入れても良いけど。
錯体の配位子交換反応とか、気相反応(いわゆる気相分光などの真空チャンバー中での反応)では同位体効果も議論の対象になります。そんなに強くないんですが、検出しようと思えば簡単に検出出来る程度には効きますんで。そんなわけで、「化学的手法」で分けることは無理ではないです。労力に比べ微少量ずつしか分離出来ないんで、まったく実用的ではありませんが。
いや、コスモクリーナーDって“放射能除去装置”だから放射性物質を分離するんじゃなくて核種転換して安定化しないといけないんじゃね?
なんで同位元素を分離する話になるの?Cs133とCs137を分離して、Cs133だけ残す必要はないでしょ。Cs(133/137含む)をまるごと分離・除去すりゃ十分でしょ?
#まあでも、凝縮したCsをどう処分するかという話は化学的には解決できないネ。それこそ地層処分か。
今時は宇宙戦艦ヤマトのコスモクリーナーDではなくて攻殻機動隊の放射能除去ナノマシンの方だ。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
夢よりも (スコア:0)
#地層処分とか正気を疑うレベル
Re: (スコア:0)
きっとコスモクリーナーDは化学力ではなく科学力で駆動されているのでしょう。
Re: (スコア:0)
>同位元素同士は化学的性質が同一であるため、化学的手法で分離できません。
完全に同じではないんで無理ではないよ。生体中での濃縮(ただし影響はそんなに大きくない)とかあるしね。
重い原子ほど(ほんのわずかだけど)気化しにくかったり、酵素などの反応系への取り込み速度が違ったりするから。
(経路によって、重い同位体が濃縮される場合と、軽い同位体が濃縮される場合がある)
この生体濃縮の度合いが温度によって違う(温度が高いほど同位体選別能は当然落ちる)ことを利用して、化石等の酸素とかの同位体組成比の変化から当時の気候を推定するとかに使われてる。
Re:夢よりも (スコア:1)
同位体効果が極めて大きく出るような化学反応を設計できるようになれば、同位体選別化学反応が実用化されるかも知れない。
the.ACount
Re: (スコア:0)
わざわざ「化学的」性質、「化学的」手法って書いてあるのが何故なのか考えてみては如何でしょうか
Re: (スコア:0)
吸脱着は化学だぜ!
#物理化学だから物理に入れても良いけど。
オフトピ (スコア:0)
錯体の配位子交換反応とか、気相反応(いわゆる気相分光などの真空チャンバー中での反応)では同位体効果も議論の対象になります。
そんなに強くないんですが、検出しようと思えば簡単に検出出来る程度には効きますんで。
そんなわけで、「化学的手法」で分けることは無理ではないです。
労力に比べ微少量ずつしか分離出来ないんで、まったく実用的ではありませんが。
Re: (スコア:0)
いや、コスモクリーナーDって“放射能除去装置”だから
放射性物質を
分離するんじゃなくて核種転換して安定化しないといけないんじゃね?
Re: (スコア:0)
なんで同位元素を分離する話になるの?
Cs133とCs137を分離して、Cs133だけ残す必要はないでしょ。Cs(133/137含む)をまるごと分離・除去すりゃ十分でしょ?
#まあでも、凝縮したCsをどう処分するかという話は化学的には解決できないネ。それこそ地層処分か。
Re: (スコア:0)
今時は宇宙戦艦ヤマトのコスモクリーナーDではなくて
攻殻機動隊の放射能除去ナノマシンの方だ。