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サイエンス

2008年夏には北極点から海氷が消失する可能性 47

ストーリー by Acanthopanax
薄氷 部門より

jonykatz 曰く

毎日新聞の記事より。海洋研究開発機構の解析によると、2008年夏の北極点周辺には厚さ1mの薄い1年氷しか張らない可能性が高く、北極海の海氷面積が最小を記録した今夏並みの暑さとなれば、北極点から海氷が消える恐れがあるということだ。北極点上から氷が消えること自体は過去にもあったことのようだが、今回のような北極海全体の海氷減少による消失は、人工衛星による観測が始まった1978年以降で初のケースになるようだ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 敢えてエコノミーにネタ振りしますけど、

    季節限定とは言え、
    大航海時代の夢だった欧州・アジアへの直通航路が拓けると
    日本の海運にとってはメリットがあるかも知れませんね。
    東南アジアと違って海賊も出ないでしょうし。

    --
    〜後悔先に立たず・後悔役に立たず・後悔後を絶たず〜
  • 何を恐れているんでしょうか?
    • by masakun (31656) on 2007年12月31日 14時18分 (#1274228) 日記

      温暖化の影響で北極海の氷はどんどん薄くなっている。今夏のような気候が続けば9月までに北極点周辺の氷が消える恐れが強い」と話す。
       海氷が減って海水面の面積が増えると、太陽熱を吸収しやすくなるうえ、南からの温かい海水が流入しやすくなり、さらに氷が解ける悪循環に陥る。

      そうなると北極地域全体の温暖化に拍車がかって、シロクマが暑さで絶滅する恐れが出てくるということではないでしょうか。永久凍土に埋まっていたマンモスが溶けだして、シベリアから日本へ腐敗臭が流れ込むとか。

      --
      モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
      親コメント
      • >シベリアから日本へ腐敗臭が流れ込む

        この程度のことを恐れているのですか。
        親コメント
        • シベリアから日本へ腐敗臭が流れ込む
          この程度のことを恐れているのですか。

          分かっていて突っ込んでいるんだとは思いますが、そんなマジレスしたら会話が終わっちゃうじゃないか。

          #「いえ、マンモスの腐敗臭を本気で恐れているわけではありません」なんてやりとりになったら、寒さに関しては当分安心だ。

          --
          LIVE-GON(リベゴン)
          親コメント
        • by Anonymous Coward
          臭いはともかくメタンガス放出で地球温暖化が加速されるのは困る
          • 永久凍土だったからこそ使えていた土地が溶けてしまうと、使えないグズグズの土地になってしまうというのも問題ですよね。小さい問題かもしれないけれど、そこに家を建てて住んでいる人にとっては大問題。陸地がどんどん波に削られて、家が倒れてしまったり。

            あと、動物性のものだけに限らず、凍っていたから腐敗しないでいた枯れ葉などが腐敗をはじめてガスを放出するようになってしまったら……。
            腐臭はまぁ、がまんしたらいいさ。
            親コメント
          • by Anonymous Coward
            温暖化が加速されると何が困るんでしょうか?
            今朝も寒くて困っているんですが。
            • by Anonymous Coward
              海水面が上昇して、大半の人が住んでいる地域が水面下になってしまいます。
        • by Anonymous Coward
          >> この程度のことを恐れているのですか。

          引用部分の

          海氷が減って海水面の面積が増えると、太陽熱を吸収しやすくなるうえ、南からの温かい海水が流入しやすくなり、さらに氷が解ける悪循環に陥る。

          は無視ですか?
          あるいは「悪循環でどんどん気温が上がっていっても,クーラー効かせて生活してりゃ関係無いじゃん」みたいな米国人的思考でしょうか?
          • by Anonymous Coward
            クーラー使うの悪ですか?
            もっと端的にいえば気温が上がって何が問題なんでしょうか?
            • 女の子が薄着になっていいよね。

              #などと新年早々バカコメントを書いてみる
              親コメント
            • by Anonymous Coward
              >もっと端的にいえば気温が上がって何が問題なんでしょうか?

              今の生活がどのように成り立っているのか、もっと考えてみたら?

              ・海に沈み生活の場を失われる人が出てくる
              ・乾燥地域が移動し、または広がり、生活の場を失う人が出てくる
              ・暑い地域で生息できない生物が死滅し、生態系が変わる
              ・従来その地域にいなかった亜熱帯・熱帯性昆虫や病原体が広まり、免疫を持たない昆虫・動物・人への被害が急速に広まる
              ・生態系の変化はそれらに依存している農業、漁業を立ちゆかなくしてしまう
              ・長年の学習による生活の知恵や雨対策、洪水対策が意味を成さなくなり、そういった対策が成されていない地域で大雨が降り被害を及ぼしたり農業等が立ちゆかなくなる

              少し考えただけでもこれだけ出てきたよ。
              • by Anonymous Coward
                「でも、政府や研究機関が対策を考えてくれているんですよね?」
                なんてつっこみは、年金問題に対して水戸黄門の登場を待ているお年寄りみたいなもんだぞ.

              • by Anonymous Coward
                >・海に沈み生活の場を失われる人が出てくる
                温暖化とは関係ないでしょう。
                地下水の汲み上げなどが原因です。
                >・乾燥地域が移動し、または広がり、生活の場を失う人が出てくる
                移動するということは従来乾燥地域だったところがどうではなくなろということで問題ないでしょう
                >・暑い地域で生息できない生物が死滅し、生態系が変わる
                寒い地域へ移動します。もしくは適応します。
                >・従来その地域にいなかった亜熱帯・熱帯性昆虫や病原体が広まり、免疫を持たない昆虫・動物・人への被害が急速に広まる
                免疫ができるから無問題で
              • by Anonymous Coward
                >地下水の汲み上げなどが原因です。

                地下水の汲み上げなどが原因で海に沈もうとしているところが何カ所もあるのか?

                >移動するということは従来乾燥地域だったところがどうではなくなろということで問題ないでしょう

                はいはい。切った貼ったですべてがまわるならそうだろうな。
                それで広がるところについては?

                >寒い地域へ移動します。もしくは適応します。

                移動できるところはそうだね。
                で、移動できないところについては? すべて適応できるとでも?

                >免疫ができるから無問題です。

                被害が出ても無問題って何?

                >新しい依存関係を作ればいいのです。

                その開拓にかかる時間とそれまでそこで暮していた人の生活
              • by Anonymous Coward
                > >・海に沈み生活の場を失われる人が出てくる
                > 温暖化とは関係ないでしょう。
                > 地下水の汲み上げなどが原因です。
                ミクロネシアの島国などではかなり深刻な問題になっています。
                もちろん原因は地下水のくみ上げすぎではありません。

                > >・乾燥地域が移動し、または広がり、生活の場を失う人が出てくる
                > 移動するということは従来乾燥地域だったところがどうではなくなろということで問題ないでしょう
                乾燥地域が移動すれば今まで乾燥地域だった所がすぐに植生の豊かな地域になるわけではありません。
                最悪の場合緑が根付かず乾燥地域のままで、砂漠
      • by Anonymous Coward
        マジレスしてもらってるところすみませんが...。
        「恐れ」ではなく「虞」ってことですよね?
        • by Anonymous Coward
          >「恐れ」ではなく「虞」ってことですよね?

          以下、powered by三省堂(infoseek辞書検索)より。

          > おそれ【恐れ】
          >
          > (2)(「虞」とも書く)悪いことが起こるのではないかという心配。懸念。
          > 「肺炎を併発する―がある」
    • 海氷が消える程度で済めばたいしたことはないんですけどね. これが永久凍土まで溶ける [hokudai.ac.jp]ことになれば, 二酸化炭素削減目標なんて子供の遊びみたいに見えるような事態も起こりうるわけで.

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        そのくらいまで温くなれば、海水の蒸散量も膨大になって、
        極に大量に雪が降りますから、行って来いでとんとんです。
        • 温暖化に関してこういう意見をときどき見るけど、環境の変化によって負のフィードバックが働いてどっかで平衡するってのは、何も変わらないこととは違うんじゃないですか。平衡に至った時点で気温がン度上昇してたとしたら、「行って来いでとんとん」ってのはおかしいでしょう。

          親コメント
          • by Anonymous Coward
            >平衡に至った時点で気温がン度上昇してたとしたら

            今年の夏がこんなに暑けりゃ12月には50度になっちゃうよ って話ですか?
            循環を考えれば、気温が上がっていく変化で下がる要素がどんどんあがりますから、
            気温も含めて帳尻が合うようになってますよ。
            • 今年の夏がこんなに暑けりゃ12月には50度になっちゃうよ って話ですか?

              違います。

              循環を考えれば、気温が上がっていく変化で下がる要素がどんどんあがりますから、気温も含めて帳尻が合うようになってますよ。

              仮に、平均気温が3度上がったところで上げ要素と下げ要素が均衡して「帳尻が合」ったとします。オッケー安定したから何も問題ないか、ってえとそうじゃないでしょう。気温が上がってるんだから。実際どのタイミングでどんなフィードバックがどの程度働いてどの時点で均衡するか、なんてのは多分まだ分からないけど、何かしら変化があることは間違いないわけです。

              このままのペースで温暖化が進むと100年先には石油ストーブなみの気温になっちまう、なんて話は誰もしてないのだから、どっかで「帳尻が合」うことは大体の人が分かってるわけです。しかしどっかで均衡するってことは何も変わらないこととは違って、均衡にいたるまでの変化によってあんな大変なことやこんな大変なことが起きるかも、ってのが問題なんでしょう。諸行無常、なんつったらそれでおしまいですけど。

              親コメント
              • by Anonymous Coward
                「上げ要素と下げ要素が均衡して」で思考が止まるからおかしいのですよ。
                どこかで均衡して止まるなんてことはありえません。
                気温が上がることで下げ要素があがるからこそ、周期的に変動するんです。
                大隕石の直撃くらうとかよほどのことがない限り、
                周期変動は人類にとってもたいしたことはありません。
              • by Anonymous Coward
                PIDコントロールとか、やったことありますか?
                パラメータをいじると、周期的な変動になったり、あるところで均衡して止まったりします。

                この場合、均衡して止まらずに、周期的な変動になると考える根拠は何でしょうか?
        • by Anonymous Coward
          その時、一方の極である北極には氷がないんですよね?
        • by Anonymous Coward
          > そのくらいまで温くなれば、海水の蒸散量も膨大になって、
          > 極に大量に雪が降りますから、行って来いでとんとんです。

          地球はすでにこの100年で0.6℃ほど温暖化してるんですが、その
          「海水の蒸散量」の効果はすでに働いているのでしょうか?

          働いているとしたら、なぜ温暖化が進んでいるのでしょうか?
          もし働いているとしたら、たぶん、もしこの効果がなければもっと
          温暖化するところが0.6℃程度の温暖化で済んでいる、といったこと
          なのかもしれません。
          ところで、これから先100年で数℃上昇と言われていますが、それは
          当然「海水の蒸散量」の効果も考慮した値のはずで(そうでないと、
          • by Anonymous Coward
            >ところで、これから先100年で数℃上昇と言われていますが、それは
            >当然「海水の蒸散量」の効果も考慮した値のはずで

            いや、水蒸気はよくわからんということで要素としてほとんど見てません。
            だから、あの予測は限りなくアレゲなのです。
        • by Anonymous Coward
          > 海水の蒸散量も膨大になって

          で、異常気象の始まりですよ。
        • by Anonymous Coward
          蒸発量が急激に増えると、すぐ雨になります。
          すなわち沿岸近くでほとんど雨になって降ってしまうので、
          内陸部まで水分がいきません。
          すると内陸部では砂漠化が進みます。

          グリーンランドの永久凍土が溶けても海面上昇には関係ない
          といった似非科学本の第二弾を出して金を儲けてる学者が
          いるけど、自分が儲けるだけなら構わないが、嘘情報を広めて
          被害を増やすのはやめれよな。

    • by Anonymous Coward
      南極の氷は問題なんだけどね。水面が上昇するから。
    • by Anonymous Coward
      ・海洋資源の争奪戦が始る。
      ・極地の生態系が乱れる
      ・海流の流れが変わる

      まぁあまり良い事はなさそうだ。
    • by Anonymous Coward
      わくわくしてきた
    • by Anonymous Coward
      北極は温暖化の影響がもっとも早く、もっとも大きく出る、っていうのは
      80~90年代の簡単な数値シミュレーションでも報告されていて、
      それがゆえに北極の変化というのは「地球温暖化」の示標としてみなされる。

      示標ってのはあれ、三葉虫の化石が出ればこの地層は古生代、とかそういう判別に用いるもの
      (厳密には三葉虫は「示準化石」だが)厳密なメーターではないけれども、状態を測定する代わりになるもの。
      炭鉱のインコみたいなもんだ。自分らよりも弱いインコが死ぬ段階でその環境から逃げ出すことで、自分らの安全を確保する。
      まぁ地球から逃げる術はないんだが。

      地球環境系で北極が話題
      • by Anonymous Coward
        カナリアだろ?
        悲鳴も上げないだろ?
        有毒ガスの検知器替わりに利用するだけで、示標とは意味が違うだろ?

        つーか、
        >北極の氷が解けたから海水位上昇云々とは考えてないから。
        >たぶん聞きたいことはそれじゃないだろ。
        誰と話してるんだ?誤爆?
        • by Anonymous Coward
          こういう人が増えてきたのも2007年の特徴ですかね。
          • by Anonymous Coward
            まぁ、冬休みですから
  • by Anonymous Coward on 2008年01月05日 13時00分 (#1275583)
    統計をとったわけではありませんが、「温暖化の何がいけないのヨ?」的意見が2~3年にくらべても一段と増えてきている気がしますね…。

    こういう話題が出るたびにすかさずバタバタっと書き込みがあることから見ると、ある意味でこの問題に強い拘りをもっておられる方々なのだろうとは思うのですが、そこまでの拘りをもって温暖化論議に水を差さんとするその熱意というのが、私にはさっぱりわからなくて、逆に興味をひかれます。
    察するに、そういう論議というのはプロ市民的でありせせら笑うべきものだ、みたいなある種のポリシーなんでしょうか。あとそれに釣りも多少混ざっているとか、そこらへんなんでしょうかね?

    以下まったく「もし仮に」の話ですが、
    もしこの先気候変動がさらに激しくなって、自分の勤める会社が大打撃を受けたり、米を緊急輸入するために日本が外国に頭を下げなくちゃならない、とか、いろいろと大変な事態になったときに、彼らはどんな言動をとるのか。その点にもすごく興味があります。
    それでも一貫して姿勢を変えないのだとすれば、それはそれである意味一目置いてしまうかもしれませんね…。
typodupeerror

目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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