「星の産湯」に観測史上最も若い惑星を発見 10
ストーリー by mhatta
こんにちは赤ちゃん 部門より
こんにちは赤ちゃん 部門より
oddmake 曰く、
New Scientist Space記事より。マックス・プランク研究所の研究者らからなるチームが、原始惑星系円盤中にある惑星を赤外線観測により発見したとのこと。 惑星の年齢は推定100万歳程度、これまでで最も若い惑星となる。 発見されたのは木星の10倍程の質量がある惑星で、TW Hydrae associationと呼ばれる同じような年齢の恒星10個程から成る群落内の一恒星である年齢800万〜1000万年のK7Ve型恒星の周囲を、0.04AU(600000km)の軌道、3.56日の周期で周回しているという。惑星は、恒星の誕生初期の、原始惑星系円盤からの塵やガスの供給を受けて形成されるというのが定説にはなっていたが、実際にそのような形成時期にある惑星を観測したことはこれまで無く、その点で従来の惑星形成についての議論を補強する発見として意義あるものとなっている。 この発見は1月3日付けNature vol.451のp29にも掲載された。
外の円盤も気になる (スコア:1)
NewScientistのページを見ると、惑星の公転軌道の外側にはまだ原始惑星系円盤が回っていそうです(年齢100万歳なら当然ともいえますが)。ということは、この惑星の重力が外側の円盤にどういう影響を与えているのか、というのも興味深いところ。先にこういう大きな惑星が生まれちゃうと、そのあとにはどういう惑星系が作られていくんでしょうね?
でかっ (スコア:0)
そしてはやっ
そしてちかっ
やっぱり最初に観測にひっかかるのはこういう天体なんですね、
Re:でかっ (スコア:2, 参考になる)
Re:でかっ (スコア:1)
もっと長い時間がかかるものだとばかり思っていました。
Re: (スコア:0)
>年齢800万〜1000万年のK7Ve型恒星の周囲を
恒星が出来てから少なくとも700万年ということになりますが、それでも随分はやいと思います。
むしろ原始太陽系で恒星と同時期に連星のように形成されて、
しかし恒星に質量を奪われて矮星にもなれなかった成れの果て、
というシナリオの方がありそうな気がします。
Re: (スコア:0)
10 million years old (1000万才)
ってなってるよ?
では、形成され過程を観測しますか (スコア:0)
ものはかんがえよう(Re:では、形成され過程を観測しますか) (スコア:1)
後は彼らに得た情報をどう料理するか任せりゃいい。人間の世が後数百万年続こうが、後世の人間が我々の意図と同じようにこれから得るであろう情報を捉えてるか怪しいんだし。
ま、その前に殆どの多細胞生物が絶滅する危険の方が高いですけど。
Re: (スコア:0)
実際は,宇宙をくまなく観測して,いろいろな形成段階の惑星を探すことにより,惑星の形成過程を推測するのでしょうね.
観測機器の性能が良くなって,遠い惑星の様子までわかるようになった訳です.
Re: (スコア:0)
いいえ、その星系に向かって観測しながら出発するのです。
すると、到着するまでに現在までの形成過程が全て見える訳です。