気象庁は「防災のため」意図的に不正確な台風情報を流している 108
ストーリー by reo
縦割り行政は国民の要望 部門より
縦割り行政は国民の要望 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
ITmedia News に「天気予報は誰のもの? 気象庁VS.ウェザーニューズ バトルの行く末」 (ソースは産経新聞) という記事が掲載されている。以前 /.J でも話題になった、民間の気象情報会社ウェザーニューズ社と気象庁が、それぞれ異なる台風情報を出した事件を検証している記事だが、ここで興味深い記述があった。
実は、気象庁がシングルボイスを盾に、意図的に事実と異なる情報を流していることも、今回の講習会の席上で明らかになった。
それは、台風の勢力が衰えた後、温帯低気圧に変わる際のタイミングだ。
ある気象予報士から「台風が温帯低気圧に変わるタイミングが遅いのではないか」と問われた気象庁側は、「防災上の観点から温帯低気圧を台風としているケースもある」と説明。
さらに「正しい情報で正しい知識を持っていた方が、将来的に防災につながるのではないか」という問いかけには「われわれも本当はそういう形でみなさんに理解して頂き、なおかつ防災上も問題ないということが望ましいと考えている」と話した。
気象庁は防災のため、台風が温帯低気圧に変わったにも関わらず、それを「台風」として情報を出すことがあるらしい。個人的には事実を伝えるのが気象庁の役割であり、防災については気象庁が出る幕ではないと思うのだが……。
台風かどうかの最終判断は人間が下している (スコア:5, 参考になる)
それは台風の勢力の判定に慎重さを期しているからではないでしょうか。
気象庁 | 台風とは [jma.go.jp]によれば、『低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット,風力8)以上のもの』と定義されていますが、次第に勢力が弱まり最大風速が34ノットをきると、タレコミにあるように呼称が温帯低気圧もしくは熱帯低気圧に変わるそうです。判断のポイントは最大風速が34ノット以上か未満かです。
実はこの部分の判断が難しいことを「デジタル台風:台風(熱帯低気圧)の定義とその一生」 [nii.ac.jp]が伝えています。
それで日本の気象庁の発表が台風だったとしても、在日米軍の予報では低気圧に変わったと判断する場合がありえます。そして気象庁の判断は遅いのではないかと批判が起こるわけです。
なお衰弱期に入った台風 [jma.go.jp]は勢力を失って低気圧に変わりますが、それでも台風に近い強い風が広範囲に吹いているので、低気圧が消失するまで油断できないそうです。
それで防災上の観点から慎重さを期すかそれとも最新データに基づいて速報を出すか、という気象庁とウェザーニューズのスタンスの違いにしか見えませんけど。
なおウェザーニューズが何と言おうと「北西太平洋地域では、日本の気象庁の判断が国際的には公式のものとなっています」(デジタル台風)だそうです。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:台風かどうかの最終判断は人間が下している (スコア:1, すばらしい洞察)
まぁ、なんかあったらあったでふるぼっこにされちゃうからね。
慎重すぎるぐらいになってもしょうがないよね。
Re:台風かどうかの最終判断は人間が下している (スコア:2, 参考になる)
10年前ぐらい前に、フルボッコにされてます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%84%E5%80%89%E5%B7%9D%E6%B0%B4%E9%9... [wikipedia.org]
そんな事件がありましたな (スコア:1)
事件後に気象庁での呼び方が変わったようですが、再三の撤収の呼びかけにも応じず雨足が強くなっても拒否したんだから、フルボッコという表現もおかしい気がしますが、状況の説明が正確に伝わらなかった一部の人が大騒ぎしたのでしょうかね。
「事件前日13日の20時ごろから1時間当たり10mmを越える大雨が断続的に降り続いていた」、こんな状況も一行の判断を狂わせたのかもしれませんが、泥酔したってことは、子どもだけのキャンプじゃあるまいし・・・
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
ユーザはお天気屋だから、脳天気じゃやってられないんだね。
一難去ってまた一難 (スコア:0)
親分が暴れた後もやばいのね・・・台風一家おそろしいス
Re:台風かどうかの最終判断は人間が下している (スコア:1, おもしろおかしい)
家に帰るまでが遠足ですみたいな
分類も逆に昔よりもっと細かくして
「ごくごく小さくて超弱い台風○号は...」とか
Re:台風かどうかの最終判断は人間が下している (スコア:1, 興味深い)
>「台風は温帯低気圧に変わりました」という表現は、実は台風の強弱の変化を
>指す場合ではなく、台風の構造の変化を指す場合に使う表現です。
と、なってますから、ある程度勢力が強い状態でも温帯低気圧に変わることがあるんではないでしょうか。
Re:台風かどうかの最終判断は人間が下している (スコア:1, 参考になる)
Re: (スコア:0)
「マスコミは気象庁の防災情報に一元化」で十分でしょう。
Re: (スコア:0)
> なおウェザーニューズが何と言おうと「北西太平洋地域では、日本の気象庁の判断が国際的には公式のものとなっています」(デジタル台風)だそうです。
なら客観的っぽい定義もどきをもてあそぶのやめて、最初から素直に「気象庁が台風と言ったものが台風である」とでも定義しろよ。それなら誰も文句のつけようがないだろ。
Re:定義を見直せばよいのでは? (スコア:2)
台風の定義を見直すのではなくて、強風を伴い被害が予想されるような温帯低気圧を指す新しい呼称を制定すればいいのですよ。
台風から変わった温帯低気圧以外にいわゆる爆弾低気圧なんかも含めて。
で、台風に準じた防災態勢 (報道、進路予想、対策マニュアルなど) を取ればいい。
そうすれば、防災の観点から温帯低気圧に変わった後も台風と呼び続ける必要はなくなる。
Re:定義を見直せばよいのでは? (スコア:1)
この場合、准とか矮とかの字を使うのは台風よりも弱いという印象を与えて好ましくない。
台風から温帯低気圧に変わった後にさらに発達することも多いから。
元のコメント [srad.jp]は、最初から温帯低気圧として発生したものも対象で、台風から変わった温帯低気圧に限定しないところがキモ。
なんか違和感 (スコア:5, すばらしい洞察)
>個人的には事実を伝えるのが気象庁の役割であり、防災については気象庁が出る幕ではないと思うのだが……。
各種警報・注意報を出してるのは気象庁だと思いましたが、注意報は防災ではないのでしょうか?
津波等の予報や情報も出してるし、気象庁の役割は当然防災の側面も大きいと思うのですが。
Re:なんか違和感 (スコア:4, すばらしい洞察)
お役所的に数値だけ見て判断するのがウエザーニュース
見ている人への便利を計るために危険度を含めて判断するのが気象庁
といった感じですね。
お役所と民間の役割が見事に反転している。
#外野から見ると「ウェザーニュース必死だな」という感想しかない
Re:なんか違和感 (スコア:3, 参考になる)
Wikipediaの気象業務法によると、
>気象業務法(きしょうぎょうむほう、1952年6月2日法律第165号)とは、気象業務に関する基本的制度を定めることによつて、気象業務の健全な発達を図り、もつて災害の予防、交通の安全の確保、産業の興隆等公共の福祉の増進に寄与するとともに、気象業務に関する国際的協力を行うことを目的とする法律である。
と、災害の予防が明記されてるようです。
Re:なんか違和感 (スコア:3, 興味深い)
「注意報を出す」のも、自治体・消防署など関係機関に伝達して初めて「出した」ことになります。
あちこち fax したあと、全部電話して確認したりしてました。(向こうの用紙が切れてたらダメなので。)
Re:なんか違和感 (スコア:2, すばらしい洞察)
違和感ありに同感です。
気象庁が事実だけ伝えて誰がうれしいのかねぇ。まずアメダスのデータは事実としていいだろうが、そこから推定される「現在の台風の位置」自体が事実というより「1次データからの推定」でしょうし。
まぁここまでは事実としても、将来の予測である「台風の予想進路」は完全にアウトでしょ。
っていうか「事実を伝えるのが気象庁の役割」なんていうのは気象庁に天気予報するなってことになるぞ。
それと、せめてタレコミ子も意見を言うなら
> 防災については気象庁が出る幕ではないと思うのだが……。
とぼかさずに「防災については気象庁でなく○○が責任を負うべしと思う」と表明しろよと言いたい。議論にならないよ。
Re:なんか違和感 (スコア:1)
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re:なんか違和感 (スコア:2, すばらしい洞察)
同感。防災面での注意喚起が気象庁の役目ではないのなら、地震や噴火のときの記者会見も不要ですな。
# あれも気象庁だよ。
正しい情報 (スコア:2, 参考になる)
小型でも弱くても台風じゃなくなっても熱帯低気圧は怖いということを
全員が知ることが理想だ、とかつい考えてしまいます。
もちろん現実の防災こそが大事なので、理想を言っても仕方ないですが。
まあ、嘘はよくない(逆に油断を誘う原因にもなる)ので、
台風の定義を変えるなど、思い切った方策を考えてもいいかもしれません。
推定無罪ならぬ推定台風 (スコア:1)
もう随分と昔の話になりますが、台風の予想進路の中心点も無くなりましたね。
気象というのはそのくらい誤差を含んでいるものなのだから、
「台風でないことが確定しない限り台風と推定する」のは全然OKだと思います。
日本人は台風を甘く見すぎ (スコア:2, 興味深い)
なんで毎年毎年死亡フラグを立てる人が後を立たないんだろうか。台風来る前に対策できないものなのか?
#台風通過中に見に行ったところで何もできんと思うんだがなぁ
Re:日本人は台風を甘く見すぎ (スコア:5, 興味深い)
私も昔はそう思っていたんですが、昔は「誰かが俺の田んぼを直してくれるわけじゃない」「おらが村の堤防はおらが守る」という精神で、そのために死んだとしても、それはそれ、でしたから、責められる謂れはなかったようなんですね。
また、実際に台風対策をしたことがあるならわかるかもしれませんが、台風が来てもいないのに土嚢を積んでも、田んぼには害にしかならないわけです。これじゃ守っても意味が無い。
そうした考え方の是非はともかく、むしろ、そうした精神と若い人達の考え方に差が出て、それを調整できないでいることこそ、不幸だと思う今日この頃。
Re:日本人は台風を甘く見すぎ (スコア:1)
雨が漏ったから直すとか、土嚢積むとか、沖に逃げるなんてのは、所謂対処療法。
どこの瓦が飛ぶとか、どこの用水路が決壊するとか、どの船が走錨するだとか、事前に分かったら苦労しないだろ。
だから、問題が起きてないか、台風通過中にこそ見に行かないといけない。
問題に気づかない方が致命的な結果になりかねん。
人間一人のリスクより、そういったリスクの方が大きいから、見に行くんだよ。
Re:日本人は台風を甘く見すぎ (スコア:1, 興味深い)
#ハンス少年の話はフィクションであり、実在の人物、団体とは関係ありません。
Re:日本人は台風を甘く見すぎ (スコア:1, 参考になる)
参考までに、
津波は沖合であればあるほど安全です。
逆に陸地、特に湾であったり入り江であったりに近いほど危険です。
これが、津(港の意味)波と言われる所以です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E6%B3%A2#.E8.AA.9E.E6.BA.90 [wikipedia.org]
あと、まんがサイエンスが非常にわかりやすい。
Re:日本人は台風を甘く見すぎ (スコア:1)
「お前らは事実を出せ。俺は頭いいから自分で判断する」 (スコア:2, 興味深い)
ネットのヘビーユーザ、ブロガーといったあたりにはそういうおかしな思想の人が多いですね。
僕はバカなので、生活に著しい不都合が生じない程度であれば、右だろうが左だろうが、
事実に多少の推測が混じってようが「どーでもいい」んですけど。
Re:「お前らは事実を出せ。俺は頭いいから自分で判断する」 (スコア:2, おもしろおかしい)
意図的に間違ったステータスを返すことありますよね。
そば屋の出前「今出るところです」
Re:「お前らは指示を出せ。俺は頭悪いからお前を信用する」 (スコア:1)
集団に複数の情報がもたらされてばらばらに判断されたら危ないと思うんだ。
# まぁ単一の情報が誤ってたらみんなで沈むわけだが。
# もしかして正しい選択肢を選んだやつだけが生き残るロジック?
Re:「お前らは指示を出せ。俺は頭悪いからお前を信用する」 (スコア:1)
いや、そう考える事も必要だと思うよ。車にエンジンやアクセルが必要なみたいに。
でも、
「自分で考えた事が、どうして、妥当だと言えるのか?」
って視点を欠いて、んな考えだけ持つなら、ブレーキの壊れたダンプカー並に危険だよ。
「9.11はアメリカの自作自演だった!!」
なんて与太を信じてるヒト達も、大概、あんたと似たような事をおっしゃいます。
その事の意味を、良く考えてみな。
台風という事実はない (スコア:1)
『個人的には事実を伝えるのが』、あなたの役目ですと、指摘しておきたい。
防災体制は、対象が台風かどうかで異なるので、
気象庁が関与する割合は大いにあるでしょう。
事実というのは、そこに在るわけではなく、
誰かが認識し、評価して作られるものです。
タレコミというのは (スコア:2, 興味深い)
>スレ主の最後の一行は、個人的感想らしいですが、
>『個人的には事実を伝えるのが』、あなたの役目ですと、指摘しておきたい。
タレコミのガイドライン [srad.jp]には「時事ネタは早めのタレコミが嬉しいのですが、より詳しい情報が載っていたり、すばらしい洞察が書かれていると、採用されやすいのです」とあります。タレコミに事実だけでなく個人的感想が含まれていても問題はないんですよ。もし問題があれば採用の時点で削除されるべきですが、最近はタレコミの主旨を変えないで採用するのが普通なのでねぇ。
# Oliverさんにタレコミをばっさり削られた昔が懐かしい(別IDだけどね)
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
台風という呼称 (スコア:1)
台風って言ってあげないと
子供は強風の中学校に行かなければなりませんし、
企業も防災体制を発動することができません。
どういう呼称かによって、他の場所でどういう動きをするかが決められている以上、
防災の観点から呼称を操作することはやむを得ないでしょう。
今回は気象庁の方に肩を持ちます (スコア:1, すばらしい洞察)
災害が出る可能性がありながら事実をそのまま伝えたら、今度は「これだからお役所仕事は……」という言葉が出てくるんだと思うけどなー。
柔軟な対応をしていいと思います。
面倒だから (スコア:1)
また台風に戻る可能性があるうちは、台風でいいよ。
the.ACount
うそかまことか (スコア:1)
●家庭用お天気予報時計故障のナゾ [coara.or.jp]
今もあんまり組織かわってないし
カテゴライズが大雑把かつ種類と危険度を混同しているのが原因 (スコア:1)
純粋に危険度に応じて、甲分類、乙分類、丙分類、丁分類あたりにでも分けて、台風という呼び名を正式にはしない事にする。
「乙分類の熱帯低気圧」みたいに。
すると危険度と種類を分離できて何に対しても危険度でカテゴライズできるようになる。
# たとえば前線が閉塞しつつあるとかだと「前線は明朝、甲分類へと(ry」とか。
進路予報も? (スコア:0)
そのタイミングが遅いと誰か困るの? (スコア:0)
正確な情報を流しても大丈夫でしょう.予報では温帯低気圧と言ってるけど
この規模は台風とさほど変わらないから気を付けよう...という判断を私の家族はできるだろうか.
それを期待できないから今の対応なんですよね.
ただし,上記の判断が難しいということを気象庁が周知できてないんだから,自業自得とも言える?
Re:そのタイミングが遅いと誰か困るの? (スコア:1)
>台風と温帯低気圧の区別
それを周知するのは、気象庁よりもまず先に各教育機関では?
もちろん、気象庁も活動した方がいいのは確かだけれど、手っ取り早い手段は存在していない。
現在でもNHKなどで台風シーズンの天気予報の時間にそういう話がされていることがよくあるけど、
多くの人は聞き流しているでしょ?
どういう区別なのかを理解していない人たちには、「区別が難しいという話」もなかなか想像できないし、
「予報では(中略)...という判断」も出来ない。
だからこのタレコミの記事みたいな主張をして気象庁批判に持っていこうとする。
小学校~高校までの理科系授業の時間に、毎年1時間ずつ組み込んだらいいかもしれません。
義務教育9年、高校まで入れたら12年間、毎年教わっていれば大人になっても覚えていることでしょう。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:宛気象庁 (スコア:1)
アバウトな運用を続けるしかないのではないかと。
#取り合えず、「温帯低気圧」をもっと凶悪そうな名称にする辺りから。
「ゲリラ(豪雨)の巣窟」的な。
Re:宛気象庁 (スコア:2, おもしろおかしい)
ドウシテオレハ、ココニイルンダ!
Re:天下り団体が儲けてる件 (スコア:4, 参考になる)
そもそも気象庁のページ [jma.go.jp]に掲載される台風情報等が新聞各社等よりかなり遅い件はだれか突っ込んで欲しい。
気象情報も、災害情報も、地震情報も遅いです、早く情報を欲しかったら金をよこせという事です。
しかも名目は情報料ではなく配信手数料、当然、有料情報を配信する天下り団体を儲けさせるための仕組みです。
えっと、新聞記事を出すような組織に関わったことがあると自然に知ることになるんだが、
台風情報もそうかはちょっと分からないが、こういう事例は記者クラブのせいであって官公庁のせいじゃない。
記者クラブ経由でマスコミに情報が載る前に、別ルートで情報が出ることを記者クラブ加盟各社がすごく嫌う。
(「一番に無知な一般人に知らせるのは僕じゃなきゃやだ!」)
そういうのを知ってれば「天下り」で官をけなすなんて流行に乗る前に、既存マスコミの記者クラブ制度をけなすのが先、ってわかるもんなんだが。
Re:天下り団体が儲けてる件 (スコア:3, 参考になる)
気象業務支援センターがクソなのは内部の人間はみんな知っていますが、配信手数料はシステムの構築・運用費用を頭割りしたものになっています。配信で儲けていることはありません。これらのお金を気象庁が直接受け取る仕組みがないので(もらったとしても全部国庫に入ってしまう)、一旦外郭団体が受ける形になります。
全部税金でやれって言う人は「受益者負担」派を叩きつぶしてからおいで下さい。こっちは言われた通りにやるだけです。
# ちなみに気象庁の天下り先なんてほとんどありません。
Re:天下り団体が儲けてる件 (スコア:2)
報道機関向けに配信できる仕組みがあって、コストを分担していることは分かりました。報道などに使うデータを安定して配信する仕組みでしょうから、それはそれで有益でしょう。
でも、サービスレベルは多少低くても良いので、XMLなどの再利用しやすい形で誰でもアクセスできるような仕組みも提供するべきだと思います。直接は役に立ちませんが、そのうちいろいろなサービス・ソフト・製品が出てくるので誰でも簡単に気象情報にアクセスできるようになります。これに税金を使うのは公益にも適っていると思います。(同じようなサービスとしては、時刻合わせのための標準電波がありますね。)
HIRATA Yasuyuki
Re:便乗質問(温帯低気圧、熱帯低気圧、台風の定義について) (スコア:2, 参考になる)
暖気団と寒気団の境目に位置して、温暖前線と寒冷前線を伴うのが温帯低気圧 [wikipedia.org]で
熱帯低気圧 [wikipedia.org]は暖気団の中に位置して前線を伴いません。
台風がそのまま暖気団内で弱くなったら熱帯低気圧ですが、
寒気団に突っ込んで前線を作っちゃったら、温帯低気圧になるってことでしょう。
Re:便乗質問(温帯低気圧、熱帯低気圧、台風の定義について) (スコア:1)
ここは熱帯:熱帯低気圧;
ここは温帯:温帯低気圧;
end;
じゃないの?(Delphi構文)
最初に発生した「熱帯低気圧」の名称は、「台風」に成長した段階で消去されるんでしょう。
Re:フェイルセーフなのでは? (スコア:1)
地方自治体や町内会などにおいて「台風」と「温帯低気圧」とでは対策のマニュアルによって行動が違っていて、
「温帯低気圧」という発表になったために各人の意識や組織としての対応のレベルが下がり、
必要な人員が集まらなかったり、実際に必要な対策に許可を取るのが困難になったり、
「台風」として対策していたなら防げていたはずの災害が発生してしまったりする。
という話ではないでしょうか?
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。