Activity from August 15 at Sakurajima volcano is thought to be caused by a dike intrusion at depths of a few kilometers directly under Minami-dake (South Summit). This dike intrusion is different from magma movements associated with recent eruptive activity at Minami-dake and Showa crater. The current intrusion will likely not lead directly to a large eruption.
避難対応は鹿児島市の 判断 (スコア:2)
http://srad.jp/comments.pl?sid=665277&cid=2868740 [srad.jp]
レベル4は避難準備対応だから、どうして桜島内に避難先が設けられたのか不思議だったが、鹿児島市の判断だったようだ。
そして先週開催された噴火予知連絡会の拡大幹事会の検討結果を受け、鹿児島市は避難準備対応に戻したということ。
以上
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
その間、消防署職員も京大の研究所で火山監視やっていたのか (スコア:1)
【桜島関連】鹿児島市消防局職員による火山活動監視 | 桜島火山観測所 [kyoto-u.ac.jp]
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
レベル4は避難準備対応だから、どうして桜島内に避難先が設けられたのか不思議だったが、鹿児島市の判断だったようだ。
市の考えは分かりませんが、
(1)桜島と大隅半島が陸続き。
(2)避難用の港と桜島フェリーがあり、定期的に避難訓練をしている。
(3)島外避難は住民の負担が大きい。
(4)観測体制が充実している。
などの事情・背景があると思います。
だからと言って鹿児島市民が桜島をなめている訳ではなく、避難が難しい重症の病人など、島外避難をした人もいます。
15日のマグマがすべて噴き出てくる心配はなくなったゆえの判断 (スコア:3, 参考になる)
桜島ミュージアムの理事長さんによる、15日当時の説明だとこうですね。
【解説】もっと詳しく桜島の状況を知りたい方へ [sakurajima.gr.jp]
でまあ気象庁の会見では観測データからマグマの貫入は大正噴火レベルではないと判断し、「1986年の噴石が飛んできた噴火」 [srad.jp]を想定。桜島のあちこちに退避壕があるので、すぐ避難準備の警戒レベル4にしたのを、安全を考慮して鹿児島市が火口から4km以上離れている地域への避難に切り替えた(つまり島内)。
17日に明らかにされた「噴火の規模とマグマ貫入量の比較」 [kyoto-u.ac.jp]によると、
仮にマグマが全部出てきたとしても、桜島の山頂噴火としては大きいが、1946年の昭和噴火(中規模のマグマ噴火)にはとうてい及ばない量。ちなみに昭和噴火の溶岩は「東北方向の流れは4月5日に黒神海岸に、南方向の流れは5月21日に有村海岸に達した」と、今回の避難区域に相当するエリアと重なる(桜島 有史以降の火山活動 [jma.go.jp])。この時点で最悪を見越せば、溶岩は出てこなくても火砕流が襲うことを想定できた。
【桜島観測報告】2015年8月15日マグマ貫入イベントについて [kyoto-u.ac.jp](8月23日)
8月15日のマグマ貫入は、1968年以来となるA型地震(マグマが貫入した際に周囲の岩盤に働く応力が急激に変化して断層がずれる地震)の増加が顕著にみられたという点で特異なものだった。この地震の震源は「南岳山頂および昭和火口の周辺直下の深さ1〜4kmに」集中。マグマの貫入による急激な地殻変動は16日正午には停滞し、今は「15日より前の状態と比べると依然として膨張が維持されており,浅部に貫入したマグマがその場所に留まっていることを意味します」。そして貫入したマグマの上端は「その上端は海抜下約0.6kmで昭和火口のやや東に位置すると推定」されるとのこと。
Summary of press briefing by Prof. Masato Iguchi at Sakurajima Observatory on August 22 at 16:00 to 17:00. [kyoto-u.ac.jp]
今回のマグマの貫入は、南岳と昭和火口での最近の噴火活動に関連したマグマの動きとは異なります。現在の侵入はおそらく大噴火に直接つながることはないと考えられることから、マグマが全量出てくるような噴火は起きないだろうと判断したってことじゃないですかね。
# スラドも含め「大規模噴火」と煽っていたくせにどう大規模なのか、分かりやすく説明したメディアってありましたかね?
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re:15日のマグマがすべて噴き出てくる心配はなくなったゆえの判断 (スコア:3, 参考になる)
あ、一個書き忘れた。
ではなぜ気象庁はレベル4から下げないのか。ここからは具体的な発表がないので想像になりますが、AC [science.srad.jp]さんも書かれている昭和火口のふたの存在。
# 2869086 [srad.jp]で書きましたが、昭和火口の底は1995年頃から深くなったため、噴石が遠くに飛びにくくなっていました。しかし8月15日夜に公開された毎日新聞の写真 [mainichi.jp]をみると、火口縁から見える高さまで火山弾などで埋め尽くされています(5月後半の動画では火口底が見えていたので、最近の噴火で詰まったと考えられる)。それでちょっと勢いのある噴火が起きれば、火口を埋め尽くす噴石が下まで飛んでくる可能性があるゆえに、レベル4を維持しているのかなと。
今起きているごく小規模の噴火では、火口の中央に溶岩が上がって色が変わるくらい [twitter.com]ですが。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
27日から観光規制の大部分が解除される見通し (スコア:1)
噴火警戒レベル4はどうなることやら。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
レベル5に上がらないことを祈る
--
スルーしてください。
レベル5はないよ (スコア:1)
15日のマグマ貫入量では大きな山頂噴火なのでレベル5はないって話が出ていたな。
https://twitter.com/HayakawaYukio/status/635222531327324160 [twitter.com]
https://twitter.com/tigers_1964/status/632511026311774210 [twitter.com]
うまく見つけられなかったが、この辺。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
【予告】9月1日にレベル3にするかも by 気象庁 (スコア:1)
桜島警戒レベル引き下げへ 9月1日にも気象庁 [47news.jp]
だって。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
9月1日にレベル3にしたよ by 気象庁 (スコア:1)
火山名 桜島 火山の状況に関する解説情報 第105号 [jma.go.jp]
「以前の火山活動に戻っている」と判断するのに2週間もかけるんだもんな。
8月28日に火山噴火予知連絡会拡大幹事会資料 [jma.go.jp]が公開されたが、8月15日の震源域データをみると、10:30までは「比較的狭い領域に集中しており、主として2km以浅」だったが、その後の24時間は「深さ2~3kmを中心に浅部及び深さ5km付近まで」広がり、むしろマグマは深くなっていったと。「膨張している」とは言われたが、そもそもマグマが上がる気配はなかったんじゃないか。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
くしゃみで言うと (スコア:0)
へへへへ...フゥ<今ここ> ヘーックション
ってトムとジェリー(古)みたいなパターンじゃなきゃいいけど。
Re:くしゃみで言うと (スコア:1)
鹿児島在住の者です。
その可能性は高いと思います。
桜島は今年すでに700回近く噴火していますが、
噴火警報レベルあげ以降、かえって静かになってるんですよね。
これは山体膨張で、かえって火道が狭くなっているんじゃないかと。
(火口がふさがっているという説もある)
そうするとエネルギーは溜まる一方なので、時間がかかればかかるほど次回の噴火が巨大化することが予想されます。
のでとってもビクついています。噴くなら早く噴いてくれという感じです。
(それ以前に今夜は台風ですが)
災害慣れ (スコア:0)
鹿児島県人は火山と風水害では避難をためらわない
悲しいけど自然には勝てないのよね
科学不信の碑 (スコア:1)
1914年1月の大爆発(桜島が本土と地続きになった爆発)の際、
前兆におびえた住民が気象台に問い合わせたら「大丈夫」と言われ、
避難が遅れて被害が拡大したという事例があります。
桜島爆発記念碑 [wikipedia.org]の一つには
とあって、「科学不信の碑」と呼ばれてるくらいですから。
#祖父が書いたこの爆発の記録を持っている。
火山のマグマの可視化 (スコア:0)
最近は素粒子を使ってマグマ(火山全体の様子)のレントゲン写真のような状態で
見ることが出来るらしいですね
装置が大掛かりなので、すべての火山に設置する訳にもいかないでしょうが
新国立競技場に莫大な費用を投じるなら、危険な火山の監視にもっと費用を拠出すべきだと思います
雲仙普賢岳や御嶽山の事を思うと、後々、どれほどの税金が使われてしまったかを考えるべきでしょう
プレートの縁にある日本列島は火山という観光資源に恵まれていますが噴火と地震のリスクを抱えています
せっかくの技術なのだから住民が安心できるように利用してもらいたいと思います
リスク回避は、しいては税金の節約にもなるのだから
Re:火山のマグマの可視化 (スコア:1)
その方法は、宇宙を飛び交う高エネルギーの粒子由来のミューオンを使う物ですね。
粒子はかなり密度が低いので、数週間~数ヶ月間にわたって測定し続け、だんだん解像度が上がっていくという気長な測定です。
ですので、1日オーダーでの変化は観測できず、避難の役には立たないと思います。
数ヶ月後に噴火するリスクがあるかどうかは分かるでしょうが、それなら今の技術の方がもっと精度が高いです。
Re: (スコア:0)
リスク回避するなら、最初から離れたとこに住んじゃいかんのかな…
Re: (スコア:0)
自然災害のリスクがあるところに住むなというなら、日本列島に住めるところなんてあるんですかね。
Re: (スコア:0)
東京なんか直下型地震の頻発地点なんだが?
そういういろいろを考えると地層処分もなぁと思う
Re: (スコア:0)
出たよ、無理やり関係ないことを金額だけで絡めて批判すアホ。