日本の大学の研究競争力は大幅に低下、投入される公的研究資金や従事者の減少などが理由 202
ストーリー by hylom
諦めるか頑張るか 部門より
諦めるか頑張るか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
3月19日に行われた応用物理学会春期学術講演会で、「日本の大学の研究競争力はなぜ弱くなったのか?」と題された講演が行われたという(「ある医療系大学長のつぼやき」ブログ)。
これによると、日本の論文数は2005年ごろまでは世界2位だったが、その後停滞し現在では米・中・英・独に続く世界5位に。さらに「高注目度論文数」においては世界12位になっているという。人口当たり論文数は世界37位、対世界相対インパクトでは34位などといったデータもあり、日本の研究における国際競争力は大幅に低下しているという。「世界と戦える分野の数が限られている」「多様な新しい分野の拡大についていけてない」などといったデータも示されている。
また、このような状況になった理由として高等教育機関に投入される公的研究資金額や人口当たり博士課程修了者数、研究従事者数などの停滞などが挙げられている。
なお、中国の大学院では器具の清掃や溶媒の精製などを学生ではなく専門の作業員がやっており、機材についてもすでに日本よりも大幅に充実しているという話も話題になったようだ(Togetterまとめ)。
ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:4, すばらしい洞察)
量を増やしたから質が落ちたという言い訳、今まで散々と言っておきながら
質が落ちたのは研究職につく人の数が少ないからだとぉ!?
すげぇ、教える側の俺たちは悪くないんだって意思が丸見えだー
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:3, すばらしい洞察)
それも学生は増やしたのに、教員は増やさなかったのが問題なんでしょ。
そしたら、当然質は落ちるよね。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
高くない [eonet.jp]という話もあるようです。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
いわゆる研究職についてる人だけが従事者ということではないわけです。
中国だけでなくアメリカなどでも教授や准教授などファカルティーメンバー以外の人員を大学でかなりたくさん雇っています。
大学院生にも十分な給料が支払われており、彼らはプロ意識を持って研究に取り組んでいます。
その一方で日本の大学院生はいろいろな意味でお子様ですからね。
日本ではファカルティーメンバーが事務処理までやらされてる始末。
しかもそれだけやってれば十分仕事してると勘違いしている教授がまたたくさんいるものだから困った物。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
ハーバードじゃ学費が年に800万とか聞くしな
質の高いもんにはそれなりの対価が必要
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
ハーバードは、年収480万円未満なら授業料はゼロだそうで
http://toyokeizai.net/articles/-/11862?page=5 [toyokeizai.net]
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
年収480万以下では留学させるところから困難だな。。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
貧乏人に優しい大学という言い方は良くないな。
「優秀な貧乏人に優しい大学」ですよね。
# そして日本には優秀な金持ちか 優秀じゃ無い貧乏人 が大量にー
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:2)
世襲が地盤や金を握ってればよそから参入しにくくなるだろ
大問題だ
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:2)
まあまずは世襲の制限でいいだろう
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
米国の政治は、「少々馬鹿が混じっていても大丈夫な民主主義」というリアリズムなんす。
ガチな三権分立で、大統領があれこれやりたいと言っても議会が承認しなければ通らないよう、制度が故意にそうやってる。
大統領には議会解散権もない。逆に、議会は大統領不信任もできない。
議会が予算案を否決しても、専決処分する権限なんて与えない、容赦なく政府閉鎖になる。
オバマ氏も選挙期間は色々な夢を語っていたけれど、議会を通った政策は一部。
民主主義がナチス化しないよう設計されてる。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
ブッシュは世襲だがクリントンは世襲とはいえないんじゃないかなー
世襲の何が怖いってそれが長期化し固定化されちゃうことなんだよ。
まぁ失敗することも折り込み済みなのが民主主義なのだろうけど。失敗して経験しないと有権者は賢くはならない。それともこれ以上賢くなんてなりはしないと見なして一部の指導者層だけで国家運営する道を選ぶのだろうか?
勝ち取った民主主義じゃないからね。そうして一度道を外れてもシカタナイネ。
民主主義を語るにはあまりにも我々は経験が少なすぎるよ。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
タレント議員とかよりよっぽど選挙能力と政治能力の相関は高いだろ
選挙能力が高いということはそれだけの組織を動員する力があるってことだから
それが全ての政治能力とはいわないが、選挙に確実に勝つ力を持つイコール
議員としてずっと居続けることが出来る、というのもまた政治能力の一つなんだよな。
ただ、それだけじゃダメってのは判るけど。
判断力・実行力ももちろん必要なんだけど、その場に居続ける存在ってのは途轍もなく
強力な存在だよ。次の選挙に落ちそうだって人に何かと頼み事はしないでしょ?
当選回数を重ねるってそれだけで人脈やチカラが集まってくるってことで。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
>テレビによく出てる人でも「そんな見識しかなくてよくテレビで偉そうに語れるな」としか思えない教授もいるし。
まともな研究者がテレビに出るわけないじゃん。
つか、テレビ見て何かを思うような階級はそもそも研究に無縁でしょ。
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
そりゃノーベル賞もらったというイベントに対しての取材や番組なら
テレビに出てるでしょうよ。
コメンテーターの一員として毎週テレビに出てるような人を言ってるんですよー
あと自ら広告塔や金儲けマシーンになって研究費を稼いでる人かもしれないよ (゚∀゚) !
Re:ポスドク問題が騒がれて久しい (スコア:1)
まともな研究者ってのがなんなのか判りませんが、研究費を自ら稼がなくては
ならない、まして一番貴重なリソースである時間を消費してまで、というのは
不幸、と言えるんじゃないかなー
大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:2)
「大学の専門学校化」とか言われてるくらいなら、ドイツみたいに高等教育と職業教育を分けるべきではないのだろうか
少なくとも能力ではなく、学歴が最重要視される日本には大きな違和感がある
Re:大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:3, すばらしい洞察)
今の子は、遊び場なんて思ってないよ。
やることがわからないから、行くことになった場所か、
中身もわからず、見通しも立てず、「しっかり勉強する」とだけ思っている人が行くところ。
まともに遊べれば、まだ救いはあるんだけどね。
Re:大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:1)
> その制度の上に咲いた徒花が、左翼教組。
左翼教組の衰退と論文数の現象は相関していそうですね。
Re:大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:1)
明らかに長年政権を維持してる自民党の結果責任だけど、必死に責任転嫁してるだけ
Re:大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:1)
もしかして : 高等教育 イコール 高等学校(高校) と思っている
# 高等学校は「後期中等教育」を行うところです。
Re:大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:1)
それでも国全体としての産業の競争力と研究力はかなり相関が高いように見えるけどな。
大学や大学院で学んだことは本当に就職先で役に立ってないのか?
役に立たないという方が誤解ではないのか?
そこはちゃんと調べる必要があるだろう。
Re:大学を社会に出るまでの最後の遊び場だと思っている人たち (スコア:1)
>研究職にでもつかないかぎり、勉強しても就職先ではほとんど役に立たないことばかりだからな。
まともにリベラルアーツ教育やってないとそうなる。
東大京大阪大くらいしかしらないけど、その3校はそれなりに力をいれてるから、卒業後も役にたつよ。
金が無い (スコア:2, 参考になる)
21世紀入ったあたりから、変な名前の学部学科が増えていった。
あれは結局のところ団塊世代の教員らのポスト増やすためじゃないかと思ってる。
どちらにしろ増えすぎだ学生に対して教育関係予算が割合で増えたわけではないので、
全体的に質が薄くなっていった。
あとは先生に求められる内容も多くなった。
記事にある事務はもちろんん、出席少ない学生のケアだとか、
昨今騒がれている大学が第3者であるはずの刑事事件の被疑者に対する対応だとか
もう社会人のはずで大学関係ないだろって事や
成績よければ好きな研究でも遊びでもさせときゃいいんじゃないのと
思うような事まで責任範囲に含めていってるんだから
作業量が増えていく一方じゃないだろうか。
どちらにしろ金がたらんのが問題ではある。
Re:金が無い (スコア:3)
> 21世紀入ったあたりから、変な名前の学部学科が増えていった。
ですね。これが、新設私学のFランだったら、まだ笑い話で済むのですが、少し前にちょっとしゃべった学生さん(私のバイクこかして、レバーを折った。まあ、カウルは前から傷ついていたので、レバーを買いにいかせて放免してあげた)が旧帝(私の出身)の有名理系学部なんだけど「総合なんたら学科」
何やるの?って聞いたら、とにかくハッキリしない(私が分からないのではないと思う)。基本何系(材料とか電気とか)さえハッキリしない。
彼ら自身、院に進んで何かやる気もなく(3年後半)就職するつもりらしかった。
なんか、ちょっと情けなかった。まあ、私自身レベルの高い学生ではなかったから、エラいことは言えないが。
Re:金が無い (スコア:1)
正直、サイコロで決めてもいいと思うけどね
こういう記事でこのスラドで (スコア:2)
こんなに大学側叩く奴が出てくるんだから、日本も衰退するわけだよw
独法化と育英会終了による当然の結末なんじゃないの? (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:独法化と育英会終了による当然の結末なんじゃないの? (スコア:1)
「増税すれば消費が落ち込む」と反対論があるけど、でも「将来の事をちゃんと考えて貯蓄」しても結果は同じなんすよね。
オッサンたちはバブルを経験したせいで、どうも金銭感覚がおかしくなってる。
みんな将来の事を考えずに、これまで派手に浪費しすぎだった
Re:独法化と育英会終了による当然の結末なんじゃないの? (スコア:1)
>オッサンたちはバブルを経験したせいで、
さらにその前のオッサン達(団塊の世代というやつ)は、好き放題してるだけでも世の中は右肩上がりで成長してたんだよ。
物価が低くて人口が急拡大する時代ってのはそういうもの。
少し前の中国やインドみたいな感じ。
自分たちの世代のために社会を最適化して、その後の時代のことなんて考ていない。
それを甘えだ何だと批判してもしょうがない、というか過ぎ去った過去を批判してもしょうがないんだよ。
若い世代はしっかり声をあげて社会の主導権を握る努力をしたほうがいい。
このままじゃ最後の最後までジジババ達に搾り取られて捨てられるぞ。
Re:独法化と育英会終了による当然の結末なんじゃないの? (スコア:2)
非常事態宣言から徴兵制で戦場送りって未来も近づいてきたしな
Re:STAP細胞を叩いておいていまさら何を (スコア:1)
ンマッ! こんなに研究費をムダにして!税金の無駄ザマス !
って仕分けされちゃわないようにちゃんと政治に首つっこんで金をぶんどる先生がいないとね。
いくらきれい事いっても金がないんは首が無いんといっしょや。
Re:STAP細胞を叩いておいていまさら何を (スコア:1)
まず第一に、Nature論文はその成果云々以前に一つの論文として誤り・ごまかし・捏造まじしりで何ら信用に足るものではなかった。
(仮にSTAP細胞と呼ばれるものが実在するとしても、論文は何もそれについて語る証拠にならない)
記述されている手法により再試を試みた者は世界に複数居たが、唯一バカンティ教授のみが成功したと述べただけで(注:結果の提示はされていない)、信頼できる成功例は未だに一つも発表されていない。
それに加え、「これが証拠だ」と言っていたものについても、「勘違いだった」「ES細胞由来だった」等の調査結果があがった。
現時点で、「小保方氏がSTAP細胞もしくはSTAP現象と呼ばれるものを発見した」と言える証拠は何一つないのです。
「小保方氏は無能もしくは純朴なだけで、真犯人に担がれてああなった」という可能性は否定するものではありませんが、
現時点で「STAP細胞はあったに違いない。そのうち見つかる」と言えるだけの材料はどこにもありません。
前者と後者は全く別の問題です。
「あれだけの発見が潰されたのは、実は存在しているのになかったことにしたい奴らが居るはずだ」という非論理的な感情論で無理矢理繋げる以外、何も補強証拠がないのです。
Re:STAP細胞を叩いておいていまさら何を (スコア:2)
>STAPって初めから胡散臭さ満点
おーっ、すごく同感! たしかに異常な報道で気持ち悪かったな。
the.ACount
Re:曲学阿世の徒 (スコア:1)
虚業というと語弊があるけど、生産や技術開発をする人達よりも金を動かして金を儲けるだけの人達が敬われ社会を支配する国に見えてしまう。
Re:曲学阿世の徒 (スコア:1)
いくら優れた技術があっても金がなくて量産できなかったら世の中に広まることは無い。いくらすぐれた研究も金がなかったら続かない。
少なくとも今は金が全てを動かす生物で言えば血液のような役割。それを専門に携わってる人々を忌み嫌うのは感情的に理解はできるが、少なくとも私も(きっと)貴方も金融は自分の道じゃないよなと思って選択しなかっただけの事。
それだけ強力なのが金なのに、その金がそこまで強力だとは認識せずにいた自分の否を認めると同時に、この金融の世界を選択しなかった自分もまた善しとして認めようじゃないか
Re:曲学阿世の徒 (スコア:1)
金を動かす人が金を増やすだけに注力するのが正義になっちゃってて、研究開発や産業に力を注いでないように見えるのが辛い・・・
なんというか経済社会を動かしていそうな上層の方に「徳」みたいなものが見えない気がする。
ナニソレ旨いの?ってなりそうだけどやっぱり中庸が肝心要であって欲しい。
Re:曲学阿世の徒 (スコア:1)
やっぱ「究所」は重要ですね。
Re:曲学阿世の徒 (スコア:1)
>学者の世界だって現場で実験を行うものよりも学者を指揮して研究を進めるもののほうが敬われるが。
少なくとも数学には当てはまらないな……
Re:曲学阿世の徒 (スコア:1)
Re:今までの方が… (スコア:1)
中国は大東亜戦争の後にできた国なので昔なんてありません。
Re:今までの方が… (スコア:1)
江戸時代は世界中が戦争してる間平和に暮らしていたおかげで、初等教育に関してはぶっちぎりトップでした。
ただし西洋の体系化された学問が導入されていなかったため(あの当時は学問と宗教がセットだったので、入れるわけにはいかなかった)、比較対象にならなかっただけです。
ずっと中国の方が文化レベルが高かったのなら遣唐使が廃止された説明がつきません。
あの時点でもう無理して人送るだけの価値はない、と判断される程度の差だったと理解するべきでしょう。
今の歴史の教科書は所詮明治政府が作ったものが元になっていて、明治政府は江戸幕府を否定しないと存在できないのですから、そういう記述になるのです。
Re:今までの方が… (スコア:1)
>江戸時代は世界中が戦争してる間平和に暮らしていたおかげで、初等教育に関してはぶっちぎりトップでした。
そんな最近の話はしてないんじゃないか?
殷や秦の時代には文句無しで日本にあったクニより文化レベルは上でしょう。
Re:今までの方が… (スコア:1)
>何百年おきかで、主導的な国が西洋と東洋で入れ替わる
それ、ヒッタイト、エジプト、ペルシャ、トルコは西洋と東洋のどっちに入ってるの?
Re:だって社会が大学生に求めているものが違う(オフトピ) (スコア:1)
そこで極東裁判しかもA級戦犯とかに言及するのは筋違いだね!
A級B級C級ってランクじゃないってもちろん知ってるよね (゚∀゚) !
Re:だって社会が大学生に求めているものが違う (スコア:1)
それからブランド力のある企業(自社)に就職できるのだから、高給など求めないように」とまで言っていて、
「10年後にパナソニックが大成したら、日本も終わりだな」と思っていた。
本当に外国人に置き換えるべきなのは、一般社員よりも経営陣の方みたいだったけど、日本企業も外国人経営者には簡単に高給を払うみたい。
Re:**は食わねど高楊枝 (スコア:1)
ガイアの夜明けで、
「最近の若者は安定や収入よりやりがいを求めている」
といった旨の特集を組んだところ、見事に炎上しましたよね。
まあ経済界の思惑はそういうことなんでしょう。
https://twitter.com/gaia_no_yoake/status/712220154176753668 [twitter.com]
一人以外は全員敗者
それでもあきらめるより熱くなれ
Re:溶媒の精製@中国? (スコア:2, 参考になる)
togetterを斜め読みくらいすると分かるのですが、
さすがに自分でやった方がいい場合は自分でちゃんとやる、でもそうでもないものは(学生のもちまわり当番などではなく)用意されたものを使う、というお話。
ダバダバ使うヘキサンやら何やらをデカい蒸留器にはめてふつふつ蒸留するお仕事、とかの「その場の誰がやったっていいような作業」を、『全て』学生や研究者にやらせる『べき』なのか、と。
予算がなくてやれない大学がある、というのは仕方ない。
日本の上位の大学でもそんな感じなの?って所に問題がある(…本当に今でもそうなのかは知らないけど)
#自分の知ってるとある大学のン十年前だと、有機溶媒は自分で自分の分を蒸留してたし、廃液はポリタンクに入れて台車で廃棄場所に運んでいたし、使用後シリカゲルを土掘って埋めてたりしたんだが(当時適法だったんだろうか…)、さすがに今はマシになっているだろうな。
Re:そもそも大学って何をするところ? (スコア:1)
福井県立高志高等学校か。
Re:別にいいじゃん (スコア:1)
「優秀な人は海外に出て行くのが当然」というのが何故か、という話です。
それは本来「当然」ではありません。
「優秀な人は、その能力を活かせるところに行く」のが「本来」のありようで、
「日本が、『能力を活かせないところ』になった」という異常事態で「じゃあ、海外に」となったわけです。
日本は本来なら「優秀な外国人が憧れて留学に来る」国でした。
しかし、今は研究に予算が来ないので「日本にいても仕方がない」となってしまったわけです。