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2016年5月26日のサイエンス記事一覧(全2件)
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宇宙

インドが再使用可能な宇宙船試験機打ち上げに成功、米国では謎の宇宙機「X-37B」の打ち上げが行われる 33

ストーリー by hylom
世界で進む宇宙開発 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

インド、米国、中国で宇宙開発関連の話題がまとめてあった。インドでは23日、インド版のスペースシャトルを初めて試験的に打ち上げることに成功した。打ち上げられたのは早ければ10年後の実用化を目指している機体よりも小さい、全長6メートル余りの無人の試験機。上空6万5000メートルに到達したあとインド洋の沖合に着水したという。機体を再利用することで人工衛星の打ち上げコストを従来の10分の1に抑えられるとしている(NHKTHE TIMES INDIA)。

米国では謎の多い宇宙機として知られる「X-37B」が話題に上った。2015年5月20日に3回目の打ち上げが行われたが、先日、同機の宇宙滞在期間が1年を超えたことが伝えられた。公式に認められている実験は、軌道上で電気推進式の新型スラスターのテスト、そしてMETISとして知られる試料材料の宇宙環境での露出試験だという。そのほかの積み荷については相変わらず非公開となっている(SPACEFLIGHT NOW)。

中国では新型宇宙ステーションの設計に関連する内容が公開された。同国では2011年にすでに打ち上げ済みのコアモジュール「天宮1号」が打ち上げ済み。無人宇宙実験室「天宮2号」の打ち上げが9月に決まった。同国では今年から有人スペースラボの飛行ミッションが本館化するとされ、10月には有人宇宙船「神舟11号」を打ち上げ、天宮2号とドッキング実験を行うという。宇宙ステーションは2018~2022年に完成を予定している。ハッブル宇宙望遠鏡よりも300倍の観測精度を持つ宇宙望遠鏡が打ち上げられる予定(Spaceflight InsiderChina Radio InternationalSlashdot)。

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サイエンス

佐賀県など、養殖フグの肝を全頭検査した上で食用にすることは認めるべきと主張 122

ストーリー by hylom
まあ需要はありそうですが 部門より

毒性があるといわれているフグの肝を客に提供したとして大阪府のフグ料理店が摘発された(朝日新聞)。フグを飲食店で提供するには原則として資格が必要になり(資格を持った調理師が処理した部位のみを調理して提供するケースであれば資格無しで許される場合もあり)、またフグの肉および皮、精巣(白子)以外の提供は食品衛生法違反となる。しかし、最近では佐賀県や一部の養殖業者がフグの肝を食用として供することを認めるよう主張しているそうだ(朝日新聞)。

佐賀県および養殖業者の主張は「特定の餌で養殖したフグの肝には毒性がない」というもの。ただし、ふぐ毒の研究を行っている長崎大の荒川教授によると、「養殖フグなら無毒とは言い切れない」という。そのため、肝の全頭検査を行い、毒が検出されなかったもののみを食用とするという。

いっぽう、フグ料理店らの団体の「全国ふぐ連盟」は「絶対の安全はない」として解禁を反対しているという。

なお、毒性があるフグの卵巣をぬか漬けにしたものが河豚の卵巣の糠漬けとして販売されているが、こちらは出荷前に毒性検査が行われ、毒素が消失したことを確認した後に出荷されているそうだ。

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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級

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