栽培は日本だけ。洋梨のラ・フランスは原産国では一世紀以上前に絶滅 72
ストーリー by nagazou
日本はそういうものがわりとある 部門より
日本はそういうものがわりとある 部門より
1800年代に発見されたフランス原産の洋梨「ラ・フランス」は、フランスという名前が付いていても、そのフランスではすでに絶滅しているのだそうだ。ウェザーニュースの記事によると、フランスでも短期間、栽培されていたものの病気にかかりやすいことや実を付ける期間が1か月ほど長く、栽培に手間がかかることから1900年代初頭に絶滅したとしている。現在栽培しているのは日本だけで、その約8割が山形県で栽培されているとのこと(ウェザーニュース)。
つまりは「用無し」だったと (スコア:5, おもしろおかしい)
って誰も言わんのか。
Re:つまりは「用無し」だったと (スコア:1)
そういえば。
放課後ティータイムの曲のうちの一つで「前途洋洋だし」という部分を
「前頭葉用無し」に空耳したことを思い出した。
#思いっきりオフトピ
Re: (スコア:0)
「前頭葉用無し」ってロボトミー・・・
Re: (スコア:0)
ロボット実
Triomphe de Vienne (スコア:5, 興味深い)
「ラ・フランス」という名前からして日本で開発された品種で日本人が勝手に名前を付けたものだと思ってたけど、フランス原産だったのか。毎年何億円ものロイヤリティをフランスに払っているのか、大変だなあ(棒)
本当に日本だけで栽培されてるのか調べてみた。農林水産省 [maff.go.jp]によると「ラ・フランスは、「1864年、フランスのクロード・ブランシュ氏が発見」した品種」とある。梨の品種を500以上も網羅した本 [fruitforum.net]を検索しても当然ながら「ラ・フランス」という名の品種はないが、「1864年にジャン・コローが発見、1874年にクロード・ブランシュによって広められた」Triomphe de Vienne [google.co.jp]という品種が元の名だと思われる:
Triomphe de Vienne E D
France: raised 1864 by gardener Jean Collaud; introduced 1874 by Claude Blanchet, nurseryman of Vienne, Isere. Widely distributed.
日本語版ウイキペディア [wikipedia.org]では根拠もなく元の品種名はClaude Blanchet [google.co.jp]と書かれているが、そちらは1883年登場とある。大きさ、形、色などの説明もTriomphe de Vienneはラ・フランスに似ているのに対しClaude Blanchetはかなり違う。特にラ・フランスの特徴である錆色の斑点(russet)について、Triomphe de Vienneは「多い」とあるがClaude Blanchetは「無い」とあるのが決定的。
広く栽培されてるとされるTriomphe de Vienneに対してClaude Blanchetは廃れたと書かれているので、ラ・フランスが原産国で絶滅しているという説はこのクロード・ブランシュが関わった二つの品種を混同していると考えられる。
しきい値 1: ふつう匿名は読まない
匿名補正 -1
名前が悪い (スコア:3, 興味深い)
原産国のフランスでは「Claude Blanchet」という名前。
これがフランスでも「La France」だったらフランス人は意地でも栽培しただろう
Re: (スコア:0)
実はカボチャ命名法だったのか。
Re: (スコア:0)
ニッポニア・ニッポン…
#意地を見せて海外から輸入した感じ?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そしてイギリスやアメリカではSatsumaというのは温州みかんのことを指す
Re:名前が悪い (スコア:1)
そして、「温州みかん」の「温州」は中国の地名(今の浙江省)で、柑橘類の名産地なんだけど、
実は温州みかんの原産地は鹿児島県長島 [nagashima.lg.jp]。
ルーツは、同じく浙江省の黄岩区辺り(温州よりちょっと北)から持ってこられた柑橘類が江戸時代ごろに変異したものらしい。
なので温州は無関係。
ケーキの洋梨 (スコア:1)
洋梨って生でも食べるけど、個人的にはケーキに入っていたり、乗っかっていたりするの食べる方が圧倒的に多い。
この前行きつけの地元のケーキ屋で店主と話していて、和梨は水分多くてケーキに使いにくいから、ケーキには洋梨を使うことが多いってところから始まってうんちくを色々聞いたけど、煮詰めたり、砂糖漬けにしたりと、色んな使い方があるもんだね。
よく考えと、生の洋梨の味って全然思い出せないくらい加工してケーキに使った物の味しか覚えていない。
Re: (スコア:0)
うらやましいな。
フルーツは毎日食べるけど、日常でケーキを食べることはほぼ無かった。
稀にコース料理の最後に小さいのをいただくとか、出先でよばれるくらい。
ラ・フランスは年に2・3回食べる程度。
Wikipediaでは (スコア:0)
絶滅とは書いてなくて、フランスなどヨーロッパ諸国では生産量ふぁ少ないとあるが、どっちが正しいのだろう
Re: (スコア:0)
日本でしか栽培してないってあり得ない気がするんだよなぁ。そんなに需要無い果物と思えない。
Re: (スコア:0)
特定品種の話だから需要はあまり関係ない。
Re: (スコア:0)
ラ・フランスが絶滅しただけで、ほかの洋ナシは存在するのでは?
フランスの洋ナシ(ウィリアムス)の果実がそのまま入ったリキュールとかあるしね。
Re: (スコア:0)
人知れず実をつけてるかも知れんな。耕作放棄地とかで。
https://magazinesummit.jp/lifetrend/1109272161117 [magazinesummit.jp]
【絶滅】地球上からいなくなった動物とやっぱり生きてた動物たち
Re: (スコア:0)
眠いのかな?
Re: (スコア:0)
絶滅にも色々あり野生種がいなくなった時点で絶滅となる区分もあります。
魔改造されてるんじゃないかなぁ (スコア:0)
「病気にかかりやすい」「栽培に手間がかかる」ものを
商業作物として原種のまま栽培続けるってあんまり無い気がします。
原型とどめてるのかなぁ。
Re: (スコア:0)
気候や栽培地の地形による向き不向きもあるからそこは何とも言えない。
原産国では新品種に淘汰されても日本で作り続けられるというのは普通にあり得るんじゃないの!
Re: (スコア:0)
20世紀梨の不人気ぶりをディスらないで><
ル レクチエ (スコア:0)
まれにスーパーでも見かける品種ですが
こちらもフランスでは栽培が少なくなっているとか
栽培は大変なようだし
Re: (スコア:0)
洋梨=ラ フランスだと思ってた。
洋梨(西洋梨)の一品種だったんだね。
Re: (スコア:0)
> 大変なようだし
鼻が詰まってるとダジャレも言えないな
おいしくないと思われているのでは? (スコア:0)
手間がかかり価格が上がると欲しがる人はいなかった。
フランスではそんな位置にあった果物だったんじゃないかな。
自分があまり美味しいと思わないからそう感じるのかも。
Re: (スコア:0)
父親の出身が山形なもんで、いまだにうちの実家に毎年ラフランスを送ってくるけど、
個人的には好きではないんで、ほとんど食べたことない。
#実家にあまり帰らんせいもあるけど
和梨のシャキシャキした感じは好きだけど、洋梨のふにゃっとした感がいまいち・・・・
Re:おいしくないと思われているのでは? (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ラ・フランスは二十世紀梨よりは白桃に近いよね。
Re: (スコア:0)
(#4140466)のACですが。
桃は好きなんだけどなぁ・・・
Re:おいしくないと思われているのでは? (スコア:1)
桃は柔らかくても繊維がありますね。
ひょっとしなくても (スコア:0)
フランス人はその辺おおざっぱなの?牡蠣も滅ぼしかけて日本の真牡蠣に変わっちゃってるし・・・
Re:ひょっとしなくても (スコア:2)
Wikipedia情報だけど、発見されたのが1864年(日本だとあと4〜5年で明治時代)だそうなので、そもそも、歴史もそんなに無くてマイナーな品種のまま廃れていった可能性も……。
Re: (スコア:0)
キリスト教的価値観によるものじゃないかな。
世界は人間のためにある。基本、征服して略奪する対象。
Re: (スコア:0)
せっせと栽培している作物もたくさんあるのに、一部の品種が廃れた理由にそれを持ち出すのはお前の頭の中でしか成立しない。
Re: (スコア:0)
「牡蠣も滅ぼしかけて」の下りに対する返しとしては適切じゃね?
梨の栽培品種の一つと牡蠣を同列に語るのが間違い。
もっと言えば栽培品種の一つが生産終了しただけの話に
絶滅なんて煽りを付けたこのストーリーが間違い。
Re: (スコア:0)
キリスト教国の多くで似たような例が確認できるなら適切かもな。
Re: (スコア:0)
それと一部の品種が廃れたことがどう結びつくのかまったく理解できない。
Re: (スコア:0)
今では栽培されなくなった品種なんてどこにでもあって、フランスだけが特殊なわけではないのをわかってないでしょ。
しかもフランスは欧州最大の農業国で就労者数などで見ても間違いなく主要産業。
「農耕もしてる」なんてレベルで見てる時点で物を知らなすぎ。
Re: (スコア:0)
日本でも多くの品種が滅んでる可能性があるけどね
滅んだものは記憶にも無くなって話題になることも少ないから知らないだけで
たまに何十年前の種が発見されて栽培成功したとかニュースになった黒豆とか
原木が田舎に残ってて見つかったカキとか
戦後野菜不足になった時に栽培が難しいものは無くなった可能性があるかと
そう言えばピーマンはなぜか残ってるな
既に戦後の食糧難でもないのにピーマン作り続ける必要もないんじゃないかなw
(品種改良で大量生産出来るように作ったのがピーマン)
食した事は無いが (スコア:0)
遥か昔小学校の通学路脇の民家の庭に見上げる位の、庭木として植してあった。
餓鬼間では取っても旨くないが、定番だった。
あれは所っとして瓢箪だったか?
Re:食した事は無いが (スコア:1)
Re: (スコア:0)
摘果とか世話してあげないと美味しくならないのかも
Re: (スコア:0)
追熟が要るって
小学生は知らないだろうな
Re: (スコア:0)
日本の多くの人は梨というものに「シャクシャク」とした歯触りを求めるものなのだと思う。
洋梨は香りもいいし甘みも強いのに、歯触りが弱い、というかふにゃふにゃ。
だからおいしくないと感じてしまうのでしょう。
洋梨は菓子で使ってこそ活きる。
一方、和梨は菓子で使ってもいまひとつ特徴が出にくい。
Re:食した事は無いが (スコア:1)
英語圏の国々ではリンゴなんかも生で食べるのはeating apple、パイなどの料理に使うのはcooking appleと分かれていて、果物を何でも生で食べる感覚なのは日本人くらいでは?
洋なしは基本的に料理用でラ・フランスは珍しく、生食に向いているものだと思っています。
Re:食した事は無いが (スコア:1)
生が好きな日本人でも流石に栗を生で食うやつはおらんやろ
もともと生で全く食えないものを除くと
杏子も生より加工品で見かける方が多い気がする。
黒酸塊の生って見たことがない。
柿は加工品の方が美味いと思うけど、生食用の富有柿とかが幅きかせてるなぁ。
日本は最終漂着地? (スコア:0)
漢字の読み方や古い書物、陶芸品などなど、色々なものが伝わってきたものの、現地では消滅し結局日本にだけ残されていくという、世界の文化博物館のような状態なのでしょうか。博物館にしては保存状態がよくない(?)のが問題かもしれないけど。
Re: (スコア:0)
動態保存という点では、なかなかがんばってるとも思います。