トランスフォーマー型ロボットの実車版開発中
実際に人が乗れて走行でき、変形して人型にもなる「ロボット」 J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)が2017年中の完成を目指して開発されているそうだ(Engadget、プレスリリース)。開発主体は、アスラテック、三精テクノロジーズ、BRAVE ROBOTICSの3社が共同で設立した「ジェイダイト・ライド有限責任事業組合(LLP)」。将来的にはアミューズメントパーク向けに量産化することも視野に入れているという。2002年の第1回「ROBO-ONE」に開発者の石田賢司氏が参加したのが発端で(WIRED)、2014年にBRAVE ROBOTICSが設立され、「神器建造ジェイダイト」プロジェクトとなり、今般遊戯機械も手掛ける三精テクノロジーズが参加した。今までスケールモデルが作られているが、現在開発中のものはビークルモードで二人乗り、最高速度60km/h、1.8(W)×3.9(D)×1.4(H)m、重量が900kg。ロボットモードで3.8(W)×2.5(D)×3.7(H)m 、歩行最高速度5km/h、車輪最高速度が30km/h。なお、タカラトミーのサポートは得ており(Engadget)、J-deite RIDEのメカデザインには、大河原邦男氏が協力している。また11月14日から米オーランドで開催されるアトラクション関連トレードショーで全長約1.5mのJ-deite RIDEのプロトタイプが出展される予定。