全日空機、定員より多い乗客を乗せ離陸しかける

あるAnonymous Coward 曰く、

朝日新聞の記事によると、国土交通省は、全日空機が定員より1人多く客を誤って搭乗させて離陸しようとした事態があったと発表したそうだ。

9月30日の福岡発羽田行きで、父親と一緒に搭乗予定だった息子が、誤って父親の航空券のバーコードを予約発券サイトからダウンロードしてしまい、そのままスマートフォンに表示して保安検査場や搭乗口を通過しようとしたそうだ。当然、エラーとなったが、担当者は、エラーの原因がバーコードを読み取り機に複数回かざしたためだと考えて、息子を通過させてしまったらしい。当然、システム上は息子が「未搭乗」になるため、全日空はキャンセル待ちの客1名を搭乗させ、結果的に定員より1人多く搭乗してしまった。飛行機が駐機場を離れてから、乗務員が立っている客がいる事に気付いて事態が発覚し、飛行機は駐機場に戻ったそうだ。