パスワードを忘れた? アカウント作成
13783 story

太陽観測衛星「ひので」、観測スタート 7

ストーリー by mhatta
The-World-Is-Waiting-For-The-Sunrise 部門より

galaxiast 曰く、

2006年9月23日にM-Vロケット7号機で打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」(Solar-B)による太陽観測が開始され、3種類の望遠鏡によって撮影された太陽のファーストライト画像が公開されています。(打ち上げ時の/.記事

「ひので」には、可視光・紫外線・X線を観測するための3種類の観測機器が搭載されており、太陽コロナの加熱やガス放出など太陽表面の活動の原動力となっている磁気エネルギーの振る舞いをこれまでにない精度で測定できるとのこと。リリースされた画像を見ても、太陽表面の非常に細かな様子が撮影できていることがわかります。

太陽観測衛星として大成功を収めた先代の「ようこう」を超えるような活躍に期待大ですね。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by KumanekoPunch (32325) on 2006年10月31日 21時42分 (#1049239) 日記
    本日のひので [nao.ac.jp]って…

    こんなサービス [canada-travel.jp]じゃなかったのね。
  • 画像だけ欲しい (スコア:3, 参考になる)

    by KENN (3839) on 2006年11月01日 0時29分 (#1049349) 日記

    ということで、PDFデータから画像だけ取り出してみました。タネは壁紙に使えそうなXRT [nao.ac.jp]のデータ。

    1. xpdf [foolabs.com]に含まれるpdfimagesというコマンドを使って、ローカルに保存したPDFデータから画像だけを抜き出します。
      pdfimages xrt_press.pdf xrt
      手元のxpdf 3.01に含まれるpdfimagesだと、xrt-000.ppmからxrt014.ppmの計15枚のPPMフォーマットの画像ファイルが作成されます。
    2. 1枚目(xrt-000.ppm)から12枚目(xrt-011.ppm)までは、PDFファイルの各ページに含まれる太陽が、それぞれ2048x512ピクセルずつ4分割された画像になっています(残りは3ページ目の解説で使われている、一部を拡大した画像)。これをImageMagick [imagemagick.org]に含まれるconvertコマンドを使って4つずつ連結します。
      convert xrt-000.ppm xrt-001.ppm xrt-002.ppm xrt-003.ppm -append xrt-1.jpg
      convert xrt-004.ppm xrt-005.ppm xrt-006.ppm xrt-007.ppm -append xrt-2.jpg
      convert xrt-008.ppm xrt-009.ppm xrt-010.ppm xrt-011.ppm -append xrt-3.jpg
    これで、2048x2048サイズのJPEG画像が手に入ります。

    # GIMPとかを使わないのは、単なる趣味の問題です。

  • by KAMUI (3084) on 2006年10月31日 22時25分 (#1049271) 日記
    GSView でもちゃんと見れたけど・・・今後は JPEG とか PNG での提供もお願いします。
    • by KENN (3839) on 2006年10月31日 22時57分 (#1049300) 日記

      ま、元ネタのPowerPointデータのみで公開されるよりはマシかと。

      定常運用に入ったら、DARTS [isas.jaxa.jp]でデータ取れるようになるんじゃないですかね。リンク先にあるAnonymous ftpサイトにアクセスすると、"solarb"というディレクトリが作成されているようですし。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2006年11月01日 0時37分 (#1049357)
    pdgとかありえないんだけど。
  • by Anonymous Coward on 2006年11月01日 16時56分 (#1049779)
    現地10月25日に上がりましたね。こちらは、ゴルフカートほどの大きさの双子衛星で「STEREO」と呼ばれており、長楕円軌道の遠地点で月スイングバイを使ったりしながら、地球の軌道上に先行させたAと地球に遅れてついてくるBとで観測するようです。(軌道の動画はこちらのページから [nasa.gov])

    このミッションは、2機で太陽を3D立体映像として捉えることで、コロナ質量放出 (CME) の運動やメカニズムの解明、CMEが太陽圏にどのように伝わっていくかを描写すること、などを目的にしています。また宇宙天気にも役立つことが期待されています。

    打ち上げプレスリリース [nasa.gov]
    NASA STEREO portal [nasa.gov]
    ゴダード宇宙センター STEREO Web Site [nasa.gov]
typodupeerror

※ただしPHPを除く -- あるAdmin

読み込み中...