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2sと2pのズレって、静電ポテンシャルが逆二乗則からズレてるって事かな?真空偏極でズレるだけでなく、陽子の大きさでズレるってのもあるんか。
>真空偏極でズレるだけでなく、陽子の大きさでズレるってのもあるんか。
そりゃもちろん効いてきます。そもそもラムシフトの精密な計算は数十以上の高次項の足し合わせであり、単一の起源のものではありません。今回の例で行けば、ミュオン、プロトン、仮想光子、仮想電子-陽電子対などとの間の相互作用(それも多重の相互作用である高次項も含む)の寄与がありますから、プロトンの電荷分布(rp)を含む項もいくつか(本当に高次項を考えるならそれこそ無限に)存在します。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
流し読み (スコア:5, 参考になる)
(理論的に計算した値とつきあわせることで,理論の正しさなどが検証できる)
ラムシフト(低次の近似ではエネルギーの等しくなる2sと2pの準位が量子電磁力学(Quantum ElectroDynamics:QED)的な補正項により微妙にエネルギーがずれる現象)には陽子の大きさ(的なもの)に依存する項があるから,ラムシフトを正確に測定することで大きさ(的なもの)の情報を得ることが出来る.
通常の水素原子に比べ,ミューオン水素(水素原子の電子の代わりに,ミューオン(電子の世代違いで,質量が200倍ほど
Re:流し読み (スコア:1)
2sと2pのズレって、静電ポテンシャルが逆二乗則からズレてるって事かな?
真空偏極でズレるだけでなく、陽子の大きさでズレるってのもあるんか。
the.ACount
Re: (スコア:0)
>真空偏極でズレるだけでなく、陽子の大きさでズレるってのもあるんか。
そりゃもちろん効いてきます。
そもそもラムシフトの精密な計算は数十以上の高次項の足し合わせであり、単一の起源のものではありません。
今回の例で行けば、ミュオン、プロトン、仮想光子、仮想電子-陽電子対などとの間の相互作用(それも多重の相互作用である高次項も含む)の寄与がありますから、プロトンの電荷分布(rp)を含む項もいくつか(本当に高次項を考えるならそれこそ無限に)存在します。