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逆にラジエータも昼間の太陽光による温度上昇をどう解消するかってとこが問題になりますけどね. 普通に物を日向にさらしておくだけで, 空気や雲による遮蔽が無い分表面温度は100℃を超えますし, ラジエータとして使う以上, 通常の宇宙構造物と違って反射材で覆うわけにもいきませんし.
中緯度から高緯度にかけてならラジエータパネルを極方向に傾けて設置することで直射日光を避けることができますが, この場合も加熱された地面からの二次輻射を避けるため, あるいは地面の加熱自体を避けるため反射板を設置する必要があるでしょう.
一方, 夜は夜で氷点下100℃を割り込みますから, ラジエータを動作させる熱流体を維持するだけで一苦労. おそらくは昼夜別で熱媒の種類や流路を複数系統切り替えないとダメなんじゃないかと.
そのまま月面への中継ポイントとしても使えるし。
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
せっかくの宇宙なのに (スコア:0)
いかにもバカらしくね?
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:1)
ベルト状にぐるっと月を一周させれば、常に半分は発電可能なのですから(月食中を除く)。
せっかくなのですからドドーンと大規模なものを作る事を提案すればいいのになんてせせこましい…。
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
太平洋や大西洋を横断する通信ケーブル敷設よりはずっと楽だろう。
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:1)
その一方で、ケーブルを一周敷設するコストと、太陽光発電機を一周敷設して廻るコストに大きな差が出るとは思えません。
.
太陽光発電設備を敷設するには、発電装置とケーブルを月で作る必要があります。メンテナンス物資を全て地球から輸送するのは単純に考えてもコスト的に割高ですが、緊急時用の予備部品類が大量に必要になる事を考えるとさらに効率が悪い事になります。月で生産できれば必要になってから輸送完了までのターンアラウンドタイムを大幅に減らすことが出来ます。これは別に月に限った話ではありません。フロンティア開発においては現地調達は基本です。
月において自律生産できると言う事は、乱暴な話、『地球から見ればいくら作ってもコストは一緒』なわけです。ならばけちけちするのは発想とコストの無駄です。ブートストラップ分は小さく、低コストでなくてはいけませんが、それを過ぎた後の拡大再生産の部分に関しては、地球上よりもはるかに自由度が高いのですから。
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
極に太陽電池基地を作ればいいんじゃね?
Re: (スコア:0)
充電池では規模が大きくなり過ぎるでしょうから、核分裂エネルギーの利用ってのは今の技術レベルでは現実的な策ではないかと。
極地方なら太陽電池で常に発電出来る可能性もありますが。
Re: (スコア:0)
月は地球にほぼ同じ面を向けていて、約一ヶ月で地球を一周する。
つまり月の一日は地球のほぼ一ヶ月。「正午」はいいけれど、
「夕方」や「夜」の間も安定した電力供給が必要なんだけどね。
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:2, 興味深い)
逆にラジエータも昼間の太陽光による温度上昇をどう解消するかってとこが問題になりますけどね. 普通に物を日向にさらしておくだけで, 空気や雲による遮蔽が無い分表面温度は100℃を超えますし, ラジエータとして使う以上, 通常の宇宙構造物と違って反射材で覆うわけにもいきませんし.
中緯度から高緯度にかけてならラジエータパネルを極方向に傾けて設置することで直射日光を避けることができますが, この場合も加熱された地面からの二次輻射を避けるため, あるいは地面の加熱自体を避けるため反射板を設置する必要があるでしょう.
一方, 夜は夜で氷点下100℃を割り込みますから, ラジエータを動作させる熱流体を維持するだけで一苦労. おそらくは昼夜別で熱媒の種類や流路を複数系統切り替えないとダメなんじゃないかと.
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:2, 参考になる)
太陽側は磨き上げて放射率(=吸収率)をできるだけ下げるのでしょう。そして、反対側は真っ黒にして放射率を1に近づけるのでしょう。
(コンセプトイメージ [nasa.gov]では、放熱板の太陽側はピカピカで月面が写りこんでいます。)
極地に基地を作るのであれば、放熱板が太陽に向かって(太陽に背いて)1か月に1回転するのかもしれません。コンセプトイメージの荒いモデリングのCGではその辺までは読みとれませんが。
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:1)
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そこら辺の技術は、衛星の放熱版で蓄積済みです。
あと、昼間でも影をつくれば夜の温度と大差なくなります。
|昼夜別で熱媒の種類や流路を複数系統切り替えないとダメなんじゃないかと
|
冷却後の温度が数百℃なら外部の温度変化には影響されないでしょう。
(例えばヘリウムを使ったガス冷却なら最初から問題がない)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:1)
確か月の極付近には、起伏の関係でほぼ1年中太陽光を受けられる奇跡の場所があると聞いたような気が。
//Sinraptor
Re: (スコア:0)
馬鹿でかい太陽電池パネルを垂直に立てるおつもりで?
不可能とは言わないけど、剛性を上げなきゃならんわ
アクチュエータは必要だわでかなりコスト高になりますよ。
#地球より小さいとは言え、重力があるのが痛いわな。
Re: (スコア:0)
風がなくて重力が小さいので、さしたる動力も強度も必要ないと思います。
# 問題はクレーター。数百メートル以上の絶壁も少なくないはず...
Re: (スコア:0)
その方が安定性は格段に良いと思うぞ。
衛星電話の衛星みたく沢山配置すれば変動にも対応しやすくなるし。
Re: (スコア:0)
ジャンプの得意なウサギ型ロボに発電ユニットを乗せてだな……
#地球がカピタン・スズーキに襲われても安心だ!
Re: (スコア:0)
建物も利用すればいいだろう
もしかして昔のSFに出てくるような平べったいドーム状の建造物しか建たないと思ってる?
Re: (スコア:0)
太陽エネルギーに頼っていては、そこにしか基地を作れないじゃん。
Re:せっかくの宇宙なのに (スコア:2, 参考になる)
>太陽エネルギーに頼っていては、そこにしか基地を作れないじゃん。
いや、そこに作る予定ではないの?
NASA、2024年までに月の極に有人基地建設へ [srad.jp]
Re: (スコア:0)
>いや、そこに作る予定ではないの?
>NASA、2024年までに月の極に有人基地建設へ
極に建設するのは、まさしく、太陽エネルギーが年中得られるのがそこしかないから、という理由ですよね。
今回の原子力発電システムには、その足かせを外すことができるという存在意義があるわけです。
Re: (スコア:0)
エネルギープラントと基地は隣接してなくても良いと思うぞ。
#実用になる距離は実験してみないと分からんが、地球上よりは実現可能だろう。
Re: (スコア:0)
今回の技術は、バックアップ用とか、夜側での活動用という意味が大きいように思われます。
Re: (スコア:0)
素人なんで良く分からないけど、有線とどっちがマシなんだろう。
#伝送効率は有線の方が良いんだよね?
##有線する場合は、電柱使わず地下埋設で願いたい。
Re: (スコア:0)
そこまでしてまで太陽電池にこだわる必要もないと思うけど。
素直に原子力発電システムを使おうよ。
Re: (スコア:0)
そのまま月面への中継ポイントとしても使えるし。
Re: (スコア:0)