Working with HARPS observations of 376 Sun-like stars, astronomers have now also much improved the estimate of how likely it is that a star like the Sun is host to low-mass planets (as opposed to gaseous giants). They find that about 40% of such stars have at least one planet less massive than Saturn.
そのうちもっといっぱい見つかりますよ (スコア:0)
子供の頃から、地球は奇跡の星、太陽系は奇跡、などの文言に触れる度に違和感があった。
なぜそんな唯我独尊の考えが出るんだろう・・って。
二重連星などを除き、ほとんどの恒星に複数の惑星や地球型惑星が見つかる日は近いと思う。
Re: (スコア:1)
二重連星などを除き、ほとんどの恒星に複数の惑星や地球型惑星が見つかる日は近いと思う。
ほとんどってのはちょっといいすぎ。
今回のプレスリリースより:
Working with HARPS observations of 376 Sun-like stars, astronomers have now also much improved the estimate of how likely it is that a star like the Sun is host to low-mass planets (as opposed to gaseous giants). They find that about 40% of such stars have at least one planet less massive than Saturn.
意訳:「太陽型恒星を376個調べたら40%には土星より質量のちいさい惑星が見
Re: (スコア:0)
惑星が小さいほど見つけにくわけで、残り60%にないと決まったわけではないのでは?
そのうち惑星の定義で揉めるんでしょうね。
Re:そのうちもっといっぱい見つかりますよ (スコア:2, 興味深い)
現在の技術ではかなり低軌道を回るかなり大きな(主星との相対質量が大きい)惑星しか観測する手段がないですからねぇ。
これでもHARPSのおかげで観測可能範囲はまだ広くなった方で、一昔前は超低軌道の超巨大惑星しか観測できなくて系外惑星超ヤバイとか言われてました。
傾向的には恒星であれ惑星であれ小さな星の方が圧倒的に多いはずということを考えると、もっと観測技術が向上すればもっと小さな惑星も見つかる可能性は高いでしょう。
# 現在の技術では我らが太陽系にあるような軌道・サイズの惑星は観測不能
惑星の定義については、太陽系では水星~海王星までを惑星、冥王星は準惑星、もっと小さいのは小惑星とされていますが、小さなものもあくまで「ナントカ planet」ですので、広義には全部まとめて惑星、狭義には前者の惑星、ですね。冥王星で揉めた前者の惑星はあくまで「我らが太陽系の惑星」の定義の話です。
まあ揉めるようなら恒星と主系列星のように別の用語が出来るかもしれません。
ただ広義の惑星の定義に関しても曖昧で、とりあえず重水素の核融合を起こしておらず惑星の衛星でもないという定義が暫定的に使われることが多い(恒星と褐色矮星の間と、褐色矮星と大型ガス惑星の間で線引き)ですが、どこの恒星系にも属していない浮遊惑星はどーすんねんという別の問題もあったり。そもそも褐色矮星の地位も曖昧だったり。