>メチル化する部位に関する記述が不明瞭で、どうにも突然変異のように思えます。
メチル化に限らないんですが、周辺状況に応じて遺伝子自体がいろいろと修飾されたり、DNAをコンパクトに巻き取っておくためのタンパク質であるヒストンが修飾されたり(これによりDNAのどこが巻き付くかなどが変わる)することが最近になってよくわかってきました。これは、同じ遺伝子であっても環境に応じて(=必要性に応じて)遺伝子の発現のしやすさを変え、必要性の高いものをたくさん作ったり、不必要な部分の発現を抑えたり、といった制御になっているのだと考えられています。配列そのものをいじってしまうと致命的な影響が出やすいので、もっとマイルドに制御するための機構なのでしょう。
ただ、このあたりのメカニズムはまだ明らかになり始めたばかりですので、わからないことも多々あります。どの程度までのエピジェネティックな変化が遺伝するのか?(細胞分裂の際に継承されるものとされないものがある)とか、書き込みのメカニズム(何がトリガーとなり、どのようにして特定の部位に書き込むのか?)などの詳細は不明なままで、今後の研究が必要です。
物事のやり方は一つではない -- Perlな人
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>メチル化する部位に関する記述が不明瞭で、どうにも突然変異のように思えます。
メチル化に限らないんですが、周辺状況に応じて遺伝子自体がいろいろと修飾されたり、DNAをコンパクトに巻き取っておくためのタンパク質であるヒストンが修飾されたり(これによりDNAのどこが巻き付くかなどが変わる)することが最近になってよくわかってきました。
これは、同じ遺伝子であっても環境に応じて(=必要性に応じて)遺伝子の発現のしやすさを変え、必要性の高いものをたくさん作ったり、不必要な部分の発現を抑えたり、といった制御になっているのだと考えられています。
配列そのものをいじってしまうと致命的な影響が出やすいので、もっとマイルドに制御するための機構なのでしょう。
ただ、このあたりのメカニズムはまだ明らかになり始めたばかりですので、わからないことも多々あります。
どの程度までのエピジェネティックな変化が遺伝するのか?(細胞分裂の際に継承されるものとされないものがある)とか、書き込みのメカニズム(何がトリガーとなり、どのようにして特定の部位に書き込むのか?)などの詳細は不明なままで、今後の研究が必要です。