アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
※ただしPHPを除く -- あるAdmin
雲の量は人間活動で変動する (スコア:2, 参考になる)
そしたら、雲量が減ったらしいんですよね。
飛行機が飛行しない→雲の核となる物質が減る→雲が減る
という理屈らしい。
当然、同じような理屈は大気汚染物質でも起きてるはずです。
雲量が増えればアルベドが増える。あるいは保温効果が増える。
温暖化or寒冷化?
効果がどう出るかはよくわからないですが、人間活動は気象にけっこう影響与えるんだなぁ、と思ったことです。
Re: (スコア:3, 参考になる)
>
> という理屈らしい。
> 当然、同じような理屈は大気汚染物質でも起きてるはずです。
飛行機の排気ガスと大気汚染物質の効果が同じとは限りませんよ。
エアロゾルなどの雲の凝結核となるものは、この論文のように十分に水蒸気がある所であれば凝結核が多い分だけ雲粒がたくさん成長できます。
しかし水蒸気が少ない場合には、凝結核同士で水蒸気を奪い合い小さな粒径の雲しかできないため、雨粒になで成長できず降水が減ります。
また直接凝結核になるだけでなく、汚染物質の日射などの放射に対する影響もあるため、一筋縄には行きません。
IPCC第4次報告でもエアロゾルの大気への影響はまだ不確定な要素が多いと指摘されていて、研究も盛んに続けられていますし。
Re: (スコア:1)
放射に対する影響も、日射を遮って温度低下すれば、やっぱり降り易いのでは?
the.ACount
Re:雲の量は人間活動で変動する (スコア:1)
水蒸気が非常に少ない場合はそうですね。
コメントを書いた時点では、この発表で対象にしている低緯度で気温が高く水蒸気が多い場合に対して、中高緯度のような比較的気温が低く水蒸気量が少ないという意味で書いてました。
> 放射に対する影響も、日射を遮って温度低下すれば、やっぱり降り易いのでは?
エアロゾルが反射率が高いものであればそうですよね。
でも、反射率が低く放射を吸収するような場合には、逆に大気は温められますね。
Re:雲の量は人間活動で変動する (スコア:1)
吸収した熱のうち、宇宙空間に再放射される部分が多くなったりすると、やっぱり気温低下では?
the.ACount
Re:雲の量は人間活動で変動する (スコア:1)
ブラックカーボン(すす)などは吸収した放射によって大気を温めることが知られています。
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/cdrom/report2005/html/4_0.htm [kishou.go.jp]