アカウント名:
パスワード:
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
リン/レン? (スコア:0)
Re:リン/レン? (スコア:1, 参考になる)
Re:リン/レン? (スコア:4, 興味深い)
薬局で売られているベンジンと、化学界で用いられているベンゼンは全く違います
ただ、ドイツ語では、いわゆるベンゼンをベンジンと発音します
(日本人にはそう聞こえるという方が正しいか?)
恐らく、導入当時ドイツではベンゼンを指していたのが
有機溶媒をベンゼンと言うのかと日本人が誤解して、ドイツ語発音の
件の薬品が、ベンジンと呼ぶように至ったと想像します
化学の分野では、伝統的にはドイツ語(発音)が用いられておりますが
近代では、英語発音が奨励されているので、
現在、色々な場面で結構混乱をきたしてます
ナフタレンの件は分かりませんが、ドイツ語発音てことは無いですか?
ちなみに、独・英チャンポンによる混乱例として
メスフラスコ英語圏では通用しませんし
ピペットは、パイペットという発音の方が英語圏の方には通じます
30代以上?の方は、酸塩基濃度pHをペーハーと発音しますが
現在では、ピーエィチとの表現が一般的です
特にややこしいのが、C-C 1重結合の接尾語は-ane
C=C 2重結合の接尾語は-ene
三重結合は-yne
通常の日本人はそれぞれ、アン、エン、インと発音しますが
米国人に言わせると、エン、イン、アンの方がしっくりくると言ってました
その結果、自分が想像している化合物と、米国人が考える全く違うのですよ、、、、
シクロペンタジエンという化合物を米国人に説明したら
それは、サイクロペンタダイインと発音すると強く主張されたことがあります
今でも、化学界ではこのような混乱が散見されます
まだまだ、続くでしょうけどね、、、、、、、
Re: (スコア:0)
混乱のないように決定しようとすると、どうしても、
機械的な命名規則に頼らざるを得ません。
アルファベット表記の命名規則は、IUPACというところが
作っていますが、日本語表記は、IUPAC名をほぼローマ字
読みでカタカナに直したものになっています。
英語の読み方とは確かに違いますが、名前は混乱が生じない
ことが最優先で、英語と日本語で発音が近いということは
それほど重要ではないと思うので、これでいいと思います。