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「ミトコンドリアが新鮮でないと排除する」というのなら、ES細胞で免疫拒絶が起きなかった現象は説明できないのでは。
>腫瘍免疫とか、自分の細胞をやっつけることじゃないの。
腫瘍に対する免疫反応は、腫瘍に特異的な(正常細胞ではほとんど、もしくはまったく発現しない)分子を標的とした免疫反応です。ですのでそういう特異的な抗原を持たなければ、異常に増殖しようが本体に悪影響を与えようが免疫系からはほぼ攻撃されません。今回の話は、増殖だとかそういう話は関係無しに、iPS化した際の処理によってヒト細胞に元々あった遺伝子の一部が異常発現して免疫反応を誘発していた、というものです。変というかなんというか、今まではそれほど検討されずに「まあほぼ本人の細胞と一緒だから免疫系は刺激しないんじゃないの?」と言われていたものが、「実際にはそうじゃないから今後研究とか実用とかする際には気をつけなよ?」という指摘ですね。
免疫細胞からの攻撃である自然免疫による壊死なのか、細胞死(アポトーシス)へと誘導される腫瘍免疫なのかはまだ不明ですよね。
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何処が変なの? (スコア:2)
遺伝子つながりでいうと筑波のグループがミトコンドリア変異と拒絶の話をしている(html [tsukuba.ac.jp]・pdf [tsukuba.ac.jp])世代が重なると変異が蓄積するのが老化・加齢ともいえるが、ミトコンドリアが新鮮でないと排除するのも、合目的性があるのでなかろうか。
Re: (スコア:0)
「ミトコンドリアが新鮮でないと排除する」というのなら、ES細胞で免疫拒絶が
起きなかった現象は説明できないのでは。
Re: (スコア:0)
>腫瘍免疫とか、自分の細胞をやっつけることじゃないの。
腫瘍に対する免疫反応は、腫瘍に特異的な(正常細胞ではほとんど、もしくはまったく発現しない)分子を標的とした免疫反応です。ですのでそういう特異的な抗原を持たなければ、異常に増殖しようが本体に悪影響を与えようが免疫系からはほぼ攻撃されません。
今回の話は、増殖だとかそういう話は関係無しに、iPS化した際の処理によってヒト細胞に元々あった遺伝子の一部が異常発現して免疫反応を誘発していた、というものです。
変というかなんというか、今まではそれほど検討されずに「まあほぼ本人の細胞と一緒だから免疫系は刺激しないんじゃないの?」と言われていたものが、「実際にはそうじゃないから今後研究とか実用とかする際には気をつけなよ?」という指摘ですね。
免疫細胞の攻撃とは分かってないのでは。 (スコア:0)
免疫細胞からの攻撃である自然免疫による壊死なのか、
細胞死(アポトーシス)へと誘導される腫瘍免疫なのか
はまだ不明ですよね。