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よしじゃあ地名とか国名に因む元素は何があるか調べてみようと思ったら、意外に多くて困った。
凡例:元素番号 元素記号(読み方):解説 32 Ge(ゲルマニウム) [wikipedia.org]:ドイツの古名ゲルマニアにちなむ。 39 Y(イットリウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのイッテルビーにちなむ。 64 Eu(ユーロピウム) [wikipedia.org]:ヨーロッパにちなんでつけられる。 65 Tb(テルビウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのイッテルビーにちなむ。 67 Ho(ホルミウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのストックホルムのラテン語名Holmiaに由来。 68 Er(エルビウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのイッテルビーにちなむ。 70 Yb(イッテルビウム) [wikipedia.org]:イッテルビーにちなむ。 84 Po(ポロニウム) [wikipedia.org]:キュリー夫妻が発見。祖国ポーランドにちなむ。 87 Fr(フランシウム) [wikipedia.org]:発見者ペレーの生まれた国フランスにちなむ。 95 Am(アメリシウム) [wikipedia.org]:アメリカ大陸にちなむ。 97 Bk(バークリウム) [wikipedia.org]:カリフォルニア大学バークレー校で発見。名前もこれにちなむ。 98 Cf(カリホルニウム) [wikipedia.org]:カリフォルニアにちなむ。 105 Db(ドブニウム) [wikipedia.org]:ロシアのドブナにちなむ。 110 Ds(ダームスタチウム) [wikipedia.org]:ドイツのダルムシュタット市にちなむ。 113 Unt(ウンウントリウム;仮称) [wikipedia.org]:理研で発見される。ジャポニウムかリケニウムになる可能性がある。 (スラドの記事 [srad.jp])
スウェーデンのイッテルビーという町にちなむのがやたらありますが、 ここの採石場から4つの元素が発見され、その4つはイッテルビーから名前をとっています。
人の名前にちなむのは、キュリー夫妻にちなむキュリウム(96番元素)が代表的ですが、 超ウラン元素では歴史上の偉人にちなんだ名前をつけるのは普通のことで、 元素番号 元素記号:名前 (偉人名)として記していくと、 99Es:アインスタイニウム(アインシュタイン)、100Fm:フェルニウム(フェルミ)、 101Md:メンデレビウム(メンデレーエフ)、102Nd:ノーベリウム(ノーベル)、 103Lr:ローレンシウム(ローレンス)、106Sg:シーボーギウム(シーボーグ)、 107Bh:ボーリウム(ボーア)、 108Rf:ラザホージウム(ラザフォード)、109Mt:マイトネリウム(マイトナー)、 111Rg:レントゲニウム(レントゲン)、112Cn:コペルニシウム(コペルニクス) がありました。
92番より大きな超ウラン元素は安定的に自然界には存在せず、原子炉か加速器を使って生成するので、 92番より大きな名前は、第2次世界大戦以降の各国の科学力、 政治力を反映していると思ってもいいかも知れない。 結論としては113番が日本になりそうだし、まあアメリカでもよくね?
21 Sc(スカンジウム) [wikipedia.org]:スカンジナビアにちなむが抜けてませんか?
星の名前が由来だと2 Heヘリウム:ギリシャ語で太陽34 Seセレン:月の女神にちなむ52 Teテルル:ラテン語で地球58 Ceセリウム:準惑星セレスが由来92 Uウラン:天王星に由来93 Npネプツニウム:海王星に由来94 Puプルトニウム:冥王星に由来
普通に知りませんでした。その調子で追加してもらいたいです。 ここまで集計すると、国名、地名にちなむのは、 スウェーデン6, アメリカ3, ドイツ2, ロシア1, フランス1, ポーランド1,(ヨーロッパ1)ってことかな。 つまり元素名で言ったらスウェーデン無双ということですか。ノーベル賞配るのは伊達ではありませんな。 それで人名まで加算すると、若干話が難しくなるが、 スウェーデン7, アメリカ6, ドイツ4, ポーランド2, ロシア2, フランス1, イギリス1, デンマーク1, オーストリア1, (ヨーロッパ1)という感じかな。
(人物と国名の対応)アインシュタイン:ドイツ、フェルミ:アメリカ、メンデレーエフ:ロシア、ノーベル:スウェーデン、 ローレンス:アメリカ、シーボーグ:アメリカ、ボーア:デンマーク、ラザフォード:イギリス、 マイトナー:オーストリア、レントゲン:ドイツ、コペルニクス:ポーランド
ルテニウム:Ruthenia(東欧あたりの地域名)由来。
銅:キプロス由来。だから銅化合物とか銅合金はキュプロなんちゃらとかになる。
ガリウム:ガリア(現フランスあたり)由来とも言われる。
マグネシウム:ギリシャのマグネシア地方でとれた鉱石であるマグネシア(酸化マグネシウム)由来。
マンガン:同じくマグネシア地方由来(現地でとれるいくつかの鉱石が同じような名前で呼ばれていた)。歴史の過程で音が変化しmanganeseに変わったと言われる。
色由来炭素(黒鉛):鉛のように字が書ける事からバナジウム:色々な色を示すのでルビジウム:ラテン語の赤色イリジウム:化合物から虹の女神イリスが由来
重さ由来バリウム:ギリシャ語で重いタングステン:北欧の言語で重い石鉛:言わずもがな・・・
臭い由来臭素:ギリシャ語で悪臭オスミウム:ギリシャ語で臭い
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
他にも沢山あるけどね (スコア:5, 参考になる)
よしじゃあ地名とか国名に因む元素は何があるか調べてみようと思ったら、意外に多くて困った。
凡例:元素番号 元素記号(読み方):解説
32 Ge(ゲルマニウム) [wikipedia.org]:ドイツの古名ゲルマニアにちなむ。
39 Y(イットリウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのイッテルビーにちなむ。
64 Eu(ユーロピウム) [wikipedia.org]:ヨーロッパにちなんでつけられる。
65 Tb(テルビウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのイッテルビーにちなむ。
67 Ho(ホルミウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのストックホルムのラテン語名Holmiaに由来。
68 Er(エルビウム) [wikipedia.org]:スウェーデンのイッテルビーにちなむ。
70 Yb(イッテルビウム) [wikipedia.org]:イッテルビーにちなむ。
84 Po(ポロニウム) [wikipedia.org]:キュリー夫妻が発見。祖国ポーランドにちなむ。
87 Fr(フランシウム) [wikipedia.org]:発見者ペレーの生まれた国フランスにちなむ。
95 Am(アメリシウム) [wikipedia.org]:アメリカ大陸にちなむ。
97 Bk(バークリウム) [wikipedia.org]:カリフォルニア大学バークレー校で発見。名前もこれにちなむ。
98 Cf(カリホルニウム) [wikipedia.org]:カリフォルニアにちなむ。
105 Db(ドブニウム) [wikipedia.org]:ロシアのドブナにちなむ。
110 Ds(ダームスタチウム) [wikipedia.org]:ドイツのダルムシュタット市にちなむ。
113 Unt(ウンウントリウム;仮称) [wikipedia.org]:理研で発見される。ジャポニウムかリケニウムになる可能性がある。 (スラドの記事 [srad.jp])
スウェーデンのイッテルビーという町にちなむのがやたらありますが、 ここの採石場から4つの元素が発見され、その4つはイッテルビーから名前をとっています。
人の名前にちなむのは、キュリー夫妻にちなむキュリウム(96番元素)が代表的ですが、 超ウラン元素では歴史上の偉人にちなんだ名前をつけるのは普通のことで、 元素番号 元素記号:名前 (偉人名)として記していくと、 99Es:アインスタイニウム(アインシュタイン)、100Fm:フェルニウム(フェルミ)、 101Md:メンデレビウム(メンデレーエフ)、102Nd:ノーベリウム(ノーベル)、 103Lr:ローレンシウム(ローレンス)、106Sg:シーボーギウム(シーボーグ)、 107Bh:ボーリウム(ボーア)、 108Rf:ラザホージウム(ラザフォード)、109Mt:マイトネリウム(マイトナー)、 111Rg:レントゲニウム(レントゲン)、112Cn:コペルニシウム(コペルニクス) がありました。
92番より大きな超ウラン元素は安定的に自然界には存在せず、原子炉か加速器を使って生成するので、 92番より大きな名前は、第2次世界大戦以降の各国の科学力、 政治力を反映していると思ってもいいかも知れない。 結論としては113番が日本になりそうだし、まあアメリカでもよくね?
Re:他にも沢山あるけどね (スコア:4, 参考になる)
21 Sc(スカンジウム) [wikipedia.org]:スカンジナビアにちなむ
が抜けてませんか?
星の名前が由来だと
2 Heヘリウム:ギリシャ語で太陽
34 Seセレン:月の女神にちなむ
52 Teテルル:ラテン語で地球
58 Ceセリウム:準惑星セレスが由来
92 Uウラン:天王星に由来
93 Npネプツニウム:海王星に由来
94 Puプルトニウム:冥王星に由来
Re:他にも沢山あるけどね (スコア:2)
普通に知りませんでした。その調子で追加してもらいたいです。 ここまで集計すると、国名、地名にちなむのは、 スウェーデン6, アメリカ3, ドイツ2, ロシア1, フランス1, ポーランド1,(ヨーロッパ1)ってことかな。 つまり元素名で言ったらスウェーデン無双ということですか。ノーベル賞配るのは伊達ではありませんな。 それで人名まで加算すると、若干話が難しくなるが、 スウェーデン7, アメリカ6, ドイツ4, ポーランド2, ロシア2, フランス1, イギリス1, デンマーク1, オーストリア1, (ヨーロッパ1)という感じかな。
(人物と国名の対応)アインシュタイン:ドイツ、フェルミ:アメリカ、メンデレーエフ:ロシア、ノーベル:スウェーデン、 ローレンス:アメリカ、シーボーグ:アメリカ、ボーア:デンマーク、ラザフォード:イギリス、 マイトナー:オーストリア、レントゲン:ドイツ、コペルニクス:ポーランド
Re: (スコア:0)
ルテニウム:Ruthenia(東欧あたりの地域名)由来。
銅:キプロス由来。だから銅化合物とか銅合金はキュプロなんちゃらとかになる。
ガリウム:ガリア(現フランスあたり)由来とも言われる。
マグネシウム:ギリシャのマグネシア地方でとれた鉱石であるマグネシア(酸化マグネシウム)由来。
マンガン:同じくマグネシア地方由来(現地でとれるいくつかの鉱石が同じような名前で呼ばれていた)。歴史の過程で音が変化しmanganeseに変わったと言われる。
Re:他にも沢山あるけどね (スコア:1)
色由来
炭素(黒鉛):鉛のように字が書ける事から
バナジウム:色々な色を示すので
ルビジウム:ラテン語の赤色
イリジウム:化合物から虹の女神イリスが由来
重さ由来
バリウム:ギリシャ語で重い
タングステン:北欧の言語で重い石
鉛:言わずもがな・・・
臭い由来
臭素:ギリシャ語で悪臭
オスミウム:ギリシャ語で臭い